映画「ジョーカー」は人気コミック「バットマン」に登場する悪役・ヴィランであるジョーカーが誕生するまでを描いた作品で、2019年に公開されました。
今回は、映画「ジョーカー」がつまらないし面白くないといった評価・感想、
駄作と感じる理由についてツイッター上の意見とともに紹介していきます。
https://taikan-enta.info/joker-full/
映画「ジョーカー」のあらすじは?
映画「ジョーカー」は人気コミック「バットマン」の宿敵である悪役・ヴィランであるジョーカーがいかにして誕生したのかを描いた作品です。
舞台は1,980年代の財政難に苦しむゴッサムシティ。
主人公であるアーサー・フレック(のちのジョーカー)はピエロの大道芸人をして生計を立てていました。
精神疾患を抱える母の介護をしながら、アーサー自身も発作的に笑い出してしまう病気を抱えており、定期的に市の社会福祉プログラムによってカウンセリングを受けながら薬をもらって生活をしていました。
不条理に苦しむこともありましたが、貧しくもたくましく日々を送っていたアーサーでした。
ある日アーサーは大道芸人の派遣会社の同僚から、護身用の銃を借りることになりました。
しかし、小児病棟でのパフォーマンスをしていたアーサーは、身につけていた銃を落としてしまったことで、派遣会社をクビになってしまう。
失意に暮れるアーサーは、帰り道で一人の女性が男たちにつきまとわれている場面に遭遇する。
男たちはゴッサムシティの大企業・ウェイン産業の証券マンたちだった。
アーサーは女性を守ろうとするが暴行され、とっさに男たちを護身用に身につけていた中で撃ち殺してしまう。
事に重大さに恐怖して現場から逃走するアーサーだったが、この銃殺事件は思いもよらぬ方向へとアーサーの人生を変えていくことになる・・・。
映画「ジョーカー」の評価・感想|つまらないし面白くない・駄作と感じる理由
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では、映画「ジョーカー」がつまらないし面白くないといった評価・感想、
駄作と感じる理由をツイッター上の意見とともに紹介していきます。
鬱で具合が悪くなるし面白くないし駄作
ジョーカー見た感想としては……
面白いとは思えない(つまらないっていう意味の面白いじゃない。funnyじゃない)
15禁だけど、精神的ダメージだいぶでかいから下手したら18でもいいレベルな気がした。
しばらく時間置いてからまた見たいけど元気な時に見ないと具合悪くなる— ゆうが大好きなおうるくん (@owl_anchi) October 18, 2019
暴力描写や凄惨なシーンが多いためにR-15指定されることが一般的ですが、映画「ジョーカー」の場合は確かに暴力描写もありますがそういった意味合いではなく規制されています。
鬱々とした展開や、かつてバットマンの映画が公開された際にアメリカで銃乱射事件が発生したことなど、社会的な影響を考慮して幼い子供たちが情報をうまく処理しきれない可能性があるため、規制されています。
これは子供たちに限ったことではなく、救いようのない物語の展開にショックを受ける大人たちも多くいるようです。
ジョーカーである必要がないしつまらない駄作
映画『ジョーカー』、出てくる映画評が死ぬほどつまらないんだよなあ。評価されるメッセージ性は分かるし、映画自体は面白くて映像もカッコいいし、あれをジョーカーでやる意味はないし、ジョーカーの冠外してタイトルを、「闇落ちアーサー」とかにしてたら、それでどういう評判になってたかだよね。
— ナンヤカンヤデ2世@共感性がないツイッタランド(クソツイ専門) (@katakatakata429) October 19, 2019
社会的にめぐまれない人物が鬱屈した感情のはけ口を求めて異常行動や社会に反逆していくという展開です。
現代社会との類似性があるため、ヴェネツィア国際映画祭でも金獅子賞を受賞するほど高く評価されているところがあります。
しかし、バットマンの宿敵である悪役・ヴィランのジョーカーを主人公として描く必要性があったのか?という点では疑問が残ります。
単純に社会不適合者の人生が徐々に狂っていく物語として捉えれば評価できますが、ジョーカーというキャラクターで描く必要性が分かりません。
精神疾患が原因がつまらないし面白くない
ジョーカー、夢オチの方がまだいいな。
やばくてクールなジョーカーなのに、精神疾患が原因でそうなりましたみたいな、そんな安易な手を使わないでくれ、つまらない。
映画丸ごとジョーカーのジョークでしたとかだと最高なのにな。— いちごジュースかけいちご (@ex_____machina) October 21, 2019
バットマンやジョーカーのキャラクターを知っている人たちにとっては、映画「ジョーカー」がいかにしてジョーカーがあのような悪役・ヴィランへと進化していったのかを描いた作品ということで注目されていました。
しかし、蓋を開ければ精神疾患を抱える男が薬をもらえなくなったことをきっかけに道を踏み外しただけに見えます。
ジョーカーのファンである人たちにとっては、「誰でもジョーカーになる可能性がある」というアプローチの仕方をしている点が納得できないようです。
感情移入できないしつまらないし面白くない
今の生活がそこそこ楽しい人は、ジョーカー観てもつまらないと感じると思う
— かずきち (@mohu0518) October 25, 2019
ネット上では賛否両論巻き起こっており、特に批判的・賛同的意見同士の潰し合いにもなっています。
その中で、批判的な意見に対しては「辛いことや悲しい体験をしたことのない人生だと、ジョーカーの魅力は分からない」といった人格否定とも言える切り返しがなされることが多くありました。
感情移入という面では、主人公・アーサーの人生にどこまで寄り添って鑑賞できるのかが大きな分かれ目になっているとも言えます。
中身も薄いし意味不明で駄作でつまらない
映画JOKERみてきた!個人的な感想として「」映画!まじつまらない!
すんげー要約すると
頭おかしい人が人殺しました!なんか知らんけどカリスマっぽくなりましたとさ!中身も薄いし良さが全くわからなかった…#映画#JOKER#面白さが全くわからない— 俺様 (@sositedensetue_) October 21, 2019
エンターテイメント、娯楽という意味ではドキュメンタリー的な要素のある映画「ジョーカー」は全く魅力のない作品だと言えます。
ただ単に頭のおかしい人が、殺人事件を起こして社会の反乱が重なりカリスマとして祭り上げられていったという、おかしな展開を延々と見せつけられるだけです。
ある程度ジョーカーやバットマンに対しての予備知識であったり、作品で描こうとしているのはエンターテイメントではなく、主人公・アーサーの身に降りかかった悲劇だということを理解していなければならないかもしれません。
ストーリーがつまらないし面白くない
そう言えば映画のjokerなんだけど
ホアキンがイケてるだけでストーリーつまらなかった— 苦学生 (@nattou_WTF) October 23, 2019
本当にごめんなさいなんだけど
ジョーカーめっちゃつまらなかった
悲しい…逆に泣ける
何も共感できなかった…逆に私は何— 渡辺 涼子 (@new_ryoko) October 24, 2019
共感することができる人には最高にハマる作品のようです。
しかし、精神異常者の殺人やカリスマを描いた作品でもあるため、面白くないと感じた人にとっては、ただのつまらない作品になっています。
また、ダンスシーンなどミュージカル風の演出を取り入れたり、魅せ方は工夫されていますが、ストーリー自体は分かりきっていたり、ぶつ切りで尋問シーンが挿入されていたりします。
そのため、何を言いたいのかよく分からないしつまらないと感じます。
悲劇が足りなくてつまらないし駄作
映画ジョーカー見たが、個人的にはつまらなかった
つまらないっていう奴は幸せな奴っていう奴いるけど、別に今が幸せと思わないし思考も馬鹿ではない。単純に映画として物足りなさを感じた。ジョーカーになるまでの不幸な出来後のパンチが弱い。もっと地の果てまで落ちてくれないと。#ジョーカー— プラム (@plam_shallows) October 22, 2019
映画「ジョーカー」の中で描かれている主人公・アーサーの不幸な出来事がつらく苦しいと感じる人もいます。
しかし、ジョーカーというある意味で神格化されたキャラクターゆえに、ありきたりすぎる不幸の連続では納得できないという意見もありました。
バットマンの宿敵であり、掴み所のないキャラクターである以上はもっと悲劇の度合いを強めほしいところがあります。
絶望のレベルが全然足りません。
バットマンが出てこないし面白くないしつまらない
バットマンのキャラクターってきぃたからジョーカーってゅぅの観に行ったのにバットマン出てこなかった
鬱とかょくゎかんなぃし…血は出るし…つまらなかった— セミずきん (@9kv8xiyi27) October 17, 2019
ジョーカーはバットマンの宿敵である悪役・ヴィランです。
そのため、ジョーカーが主人公として描かれた作品ならば「バットマンも登場するのではないか?」と期待した人もいたようです。
そうした人にとっては、一切バットマンが登場しないために残念なつまらない作品に感じさせます。
分かりやすいアクションシーンもなく、精神疾患や社会の陰鬱な感じを全面に押し出しているため、バットマンとジョーカーの初めてのバトルシーンが描かれてほしかった人にとってはひどい裏切り行為です。
引き金を引くまでの演出がつまらないし面白くない
このテーマを描く作品には引き金を引かせるまでの緻密な計算、演出によって生まれる衝撃が必要だ。僕にとってJOKERがつまらなかった理由。その一点に尽きる
— 原田匡人//TSONE (@masa_TSONE) October 25, 2019
ジョーカーはバットマンを翻弄する表裏一体とも言える悪役・ヴィランです。
映画「ジョーカー」ではそうしたバットマンとのバトルは描かれず、いかにしてジョーカーというキャラクターが生まれるに至ったのか?
その動機・きっかけに焦点が置かれています。
その後の展開を知っている人たちに対して映画が作られたといっても過言ではありませんが、映画「ジョーカー」の描き方では不十分だと感じる人もいました。
「これならば確かに狂人ジョーカーが生まれる」と納得しきれません。
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映画「ジョーカー」を面白いし泣ける・感動できるのはこんな人
映画「ジョーカー」には批判的な意見もありますが、ネット上では高評価が多く見られます。
面白いし泣ける、感動できるといった意見をいくつか紹介します。
ジョーカーが最高にカッコいいし面白い
ジョーカー観てきた!自分的に良かったけど賛否両論でる奴。ド派手が好きな人にはつまらないと感じるだろうしずっと真顔で真剣に観る作品だった。救いはない。正直可哀想って感情よりは、終始このジョーカーの心情に共感出来てしまった自分がいるのが危うい。でも煙草加えて歩くジョーカーは最高にCOOL pic.twitter.com/IrDGZITYfm
— ユウ@ゲーム垢 (@Alicerose694) October 19, 2019
共感することができる人には面白い作品です。
また、主人公・アーサーの振る舞いで特に「くわえタバコ」に注目した意見は多くありました。
ホアキン・フェニックスの演じたジョーカーがカッコいいです。
胸糞なのに感動するし面白い
やっと「ジョーカー」鑑賞!
なんにも面白くない…むしろ胸糞なのに画面から目が離せないというスゲー映画でした
— セッキー / Belly Button (@sekky12345) October 18, 2019
ストーリー的には面白味はなく、エンターテイメントというよりはドキュメンタリーでつらい作品です。
しかしなぜか目を離すことができない魅力を持った作品でもあり、引き込まれてしまいます。
ダークナイトのジョーカーとのつながりが感動して泣ける
マジでジョーカーの病院での子供達相手にする仕事シーンが頭に焼き付く_(┐「ε:)_
たった1〜2分なのに心底コメディアンという人を楽しませる仕事が好きというのが伝わってきて、そのシーン以外の全てがそれを否定してきてそら気も狂うわと。こっからダークナイト等のジョーカーに繋がると思うと泣ける pic.twitter.com/spKntJUFBs— 坊や (@akiakiboya) October 5, 2019
どうしてジョーカーというキャラクターが完成したのか、その理由を映画「ジョーカー」で納得することができた人は、さらに今までのバットマンシリーズで描かれてきたジョーカーの活躍と関連させることができます。
今まで以上にジョーカーの描かれ方や行動の理由について噛み締めながら視聴することができるようになるでしょう。
映画「ジョーカー」の個人的な感想
映画「ジョーカー」の個人的な感想についてです。
映画「ジョーカー」を許せない理由:ダークナイトとの関連
映画「ジョーカー」を個人的にはすごく楽しみにしていました。
結論としては、映画「ジョーカー」に対して否定派です。
その理由としては、あくまでジョーカーそのもののファンというより、私はヒース・レジャーが演じたジョーカーが好きだからです。
この点は自分自身でも納得できているので、映画「ジョーカー」を批判する権利が自分にはないと自負しています。
ジョーカーそのものを好きであれば、映画「ジョーカー」も一つのジョーカー像を描いた作品として受け入れるべきでしょう。
しかし私が映画「ジョーカー」を許せない理由は、まるで今までの作品やこれからのバットマン作品に登場するジョーカーがすべて映画「ジョーカー」で描かれた体験をしてきたために生まれたキャラクターであると結論づけられることです。
マーベル・シネマティック・ユニバースではありませんが、「ジョーカーの一つの描き方」としてであれば納得できます。
精神疾患を患い、社会から弾かれた存在であったことなどがきっかけとして、悪のヒーローになってしまったという設定でも構いません。
しかし、ネット上の感想でも書いている人がいるように、ダークナイトのジョーカーも映画「ジョーカー」で描かれたバックボーンを持っているかのように捉えられることは納得できません。
ヴェネツィア国際映画祭での金獅子賞受賞も、ジョーカーが社会的弱者の代名詞として利用されている構図を感じるため気に入りません。
確かに多くの国で貧困層は苦しんでいます。
社会への反発を描いた作品だというイメージを受けることも納得できます。
しかし、ジョーカーとはそのような俗世的な次元にある存在ではないはずです。
ブルース・ウェイン(バットマン)を翻弄し続ける、表裏一体とも言えるキャラクターは誰しもがジョーカーになる可能性があるといった価値観の被害者になってはいけない。
また、ダークナイトのジョーカーとの関連があるという解釈をしている人がいますが、ダークナイトのジョーカーは映画「ジョーカー」のジョーカーとは全く異なる人物です。
世界観が異なりますし、ダークナイトのジョーカーは幼稚で稚拙な精神異常者ではありません。
つまらない転落劇で面白くない・ジョーカーらしくない
また、ジョーカーとして人生が転落していく人物を描くにしても、ありきたりすぎて全く魅力がありません。
もっとあり得ないくらいの絶望の連続でなければジョーカーを名乗るべきではありません。
社会から除け者にされる人など決して珍しくなく、精神疾患を抱えている人もそこら中にいますし、ストレスなく生きている人間など見つけることは不可能でしょう。
映画「ジョーカー」で描かれているジョーカーは、私たちが同情することができるレベルの存在です。
そんなのはおかしい。
ジョーカーは私たちの理解の範疇にあるような存在ではありません。
私たちが悲しい、苦しい、つらいと共感する余地があるような体験でジョーカーが生まれてもらっては困ります。
もっと異常者という言葉すらも超越した人物だからこそ、ジョーカーはカリスマでありバットマンを苦しませ続けつつも、どこか心の繋がりのようなものを感じさせる存在として成立します。
個人的には映画「ジョーカー」すらも、ジョーカーが社会を嘲笑うためにしかけた罠でなければ納得できません。
同情して哀れみ、今の社会は権力者や金持ちのために作られていることに反発する人たちが映画「ジョーカー」を利用する構図そのものが、ジョーカーによって描かれたシナリオ、そうであるべきです。
また、映画「ジョーカー」の内容に触れるのであれば一番腑に落ちないのは3人の証券マンを殺したことで主人公・アーサーが注目されたことです。
ゴッサムシティが財政難に陥っており、多くの人が苦しい生活を強いられていたことは理解できます。
富裕層を貧民層のアーサーが殺したことが反逆の象徴として捉えるのはどうなのでしょう?
もちろん重大な殺人事件です。
しかし、ジョーカーが生まれるきっかけとするにはあまりにも不釣り合いです。
ただの精神異常者の物語であれば構いません。
やはり、ジョーカーのための物語ではありません。
まとめ
・映画「ジョーカー」のあらすじは?
映画「ジョーカー」は人気コミック「バットマン」の宿敵である悪役・ヴィランであるジョーカーがいかにして誕生したのかを描いた作品です。
・映画「ジョーカー」の評価・感想|つまらないし面白くない・駄作と感じる理由
- 鬱で具合が悪くなるし面白くないし駄作
- ジョーカーである必要がないしつまらない駄作
- 精神疾患が原因がつまらないし面白くない
- 感情移入できないしつまらないし面白くない
- 中身も薄いし意味不明で駄作でつまらない
- ストーリーがつまらないし面白くない
- 悲劇が足りなくてつまらないし駄作
- バットマンが出てこないし面白くないしつまらない
- 引き金を引くまでの演出がつまらないし面白くない
・映画「ジョーカー」を面白いし泣ける・感動できるのはこんな人
- ジョーカーが最高にカッコいいし面白い
- 胸糞なのに感動するし面白い
- ダークナイトのジョーカーとのつながりが感動して泣ける
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