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桜を見る会批判はどうでもいい!何が悪い・なぜ今何が問題かや何のために行われる?

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内閣総理大臣が主催する「桜を見る会」にネットを中心に多くの批判が集まっています。

今回は、桜を見る会の何が悪いのか?

なぜ今になって話題になり何が問題なのか、何のために行われるイベントなのか、どうでもいいという感想を紹介します。

桜を見る会や批判はどうでもいい!

桜を見る会に対して共産党をはじめとした野党や、ネット上の賛同者たちが批判を強めています。

しかし、そうした批判の声が大きくなればなるほど作為的なものを感じ、「どうでもいい」と感じる人も多くいます。

野党が「仕事をしているアピール」を支援者たちが理解できる形で行っているだけのパフォーマンスだという意見も多く見られました。

予算を超えて支出額は5,000万円ほどに膨れ上がっていますが、それでも国会議員2人の年収で総裁できる程度です。

本当の無駄金はもっと他にあるのではないか?という考えを抱いてしまいます。

今回批判を集めているのは2014年の第2次安倍内閣になってから行われている桜を見る会だけです。

それ以前の2009年からの民主党政権時代の桜を見る会の予算や支出額などは公表されていません。

この点もフェアではないように感じられ、「野党として仕事をしている=批判の声を大きくしている」だけではないか?という意見も多いです。

韓国の慰安婦や徴用工訴訟をはじめとしたGSOMIAなどの問題もあるため、国内の5,000万円を連日国会の貴重な審議時間を割いて行うくらいなら、もっと他にすべきことがあるのではないか?時間を割くべきではないか?と思います。

逆に野党としては韓国との関係に関する話題を避ける意図があるのかもしれません。

時を同じくして2019年11月に国民民主党の森ゆうこ議員が委員会で一般人の住所を勝手に公表した上で、自身のツイッターでも拡散していた問題がありました。

その後、公表された本人が申し立てを行った結果、謝罪はされなかったと言います。

あくまで憶測ですが、結局は自陣営にとって都合の悪い話題を隠すために火種を見つけているだけのように感じられるため、与党も野党も税金と時間の無駄をしているだけに見えます。

桜を見る会の何が悪い?

桜を見る会の何が悪いのでしょうか?

桜を見る会とは何か?

「桜を見る会」とは内閣総理大臣が主催する公的な行事の一つです。

1952年から始まり、桜の咲く時期4月ごろに新宿御苑で毎回開催されており、著名人たちが多数出席するイベントです。

桜を見る会が安倍総理大臣の税金私物化だと批判する人の中には、天皇・皇后両陛下が主催する「園遊会」の真似事ではないか?という意見があります。

桜を見る会と園遊会の違いは?

内閣総理大臣が主催する「桜を見る会」と、天皇皇后両陛下が主催する「園遊会」は歴史的にはつながりがあります。

ざっくり言ってしまえば、園遊会として行われていた「観桜会」というイベントを内閣総理大臣が引き継いで実施するようになりました。

つまり真似事なのではなく、園遊会の主催者が天皇皇后両陛下から内閣総理大臣に代わっただけのことです。

 

園遊会では

  • 皇族
  • 内閣総理大臣
  • 国務大臣など
  • 最高裁判所長官など
  • 都道府県知事・首長
  • 芸能人などの著名人
  • メダリストや功労者などその年を代表する人たち

といった人たち約2,000人(配偶者含む)が招待されます。

桜を見る会も基本的には招待客は同じになっており、若干の違いとして指摘されているのが「その他各界の代表者等」という文言です。

 

かつて明治時代に

  • 観菊会(1880年〜1937年)
  • 観桜会(1881年〜1938年)

の2つの宴会が始められました。

外国からの王子やアインシュタインなどの科学者、ヘレン・ケラーだけでなく無名の旅行者も参加することができていました。

その後、外交色が強くなっていくとともに日中戦争が開始されたため、中止することになりました。

あらためて第2次世界大戦後の1953年から

  • 秋の園遊会(1953年〜)
  • 春の園遊会(1965年〜)

が赤坂御苑で開催されるようになりました。

園遊会の開始に合わせて、かつての「観桜会」と「観菊会」はそれぞれ

名称 主催者
桜を見る会(観桜会) 内閣総理大臣
菊を観る会(観菊会) 環境大臣

として、引き継がれることになりました。

桜を見る会の何が悪い?

桜を見る会に熱い批判の声が集まっています。

桜を見る会の何が悪いと言われているかを簡単に説明すると

  • 予算の使いすぎじゃない?
  • 招待客が偏ってない?

この2点です。

予算の使いすぎじゃない?

国会の答弁で2013年以前の予算や支出額などが公表されていないので、あくまで2014年以降の第2次安倍内閣の予算や支出額についてしか分かりません。

2019年5月21日の財務金融委員会の質疑において、

招待人数 予算 支出額
2014年 12,800人 1766万6000円 3005万3000円
2015年 13,600人 1766万6000円 3841万7000円
2016年 13,600人 1766万6000円 4639万1000円
2017年 13,900人 1766万6000円 4725万円
2018年 15,900人 1766万6000円 5229万円
2019年 15,400人 1766万円 5518万円7000円

と述べられました。

招待客数が「桜を見る会」の開催要項では10,000人と定められているにもかかわらず、例年オーバーし続けています。

天皇皇后両陛下が主催する宴会として行われている園遊会は2,000人規模であることを考えれば、明らかに人数が多すぎるように感じられます。

 

また、予算に対して実際の支出額が3倍以上に膨れ上がっていることが指摘されています。

これほど多くの人数を呼ぶ必要性と、支出額が多すぎではないか?という点が指摘されています。

この支出額に対して菅官房長官は「テロ対策の強化や混雑緩和のための措置」だと理由を説明しています。

招待客が偏ってない?

多すぎる招待客数に関しては、どのような基準で選ばれているのか?どうしてこれだけ人数が膨れ上がるのかが隠されているため、野党から批判が上がっています。

特に安倍総理大臣の出身である山口県の後援会の会員や、山口県議会議員といった人たちが招待されていることが野党から指摘されています。

この点に関して招待者の選定基準として記載されている「その他各界の代表者等」の解釈だと与党は説明しています。

安倍総理大臣によると、「自治会やPTA役員なども各界の代表者であり、それがたまたま後援会員だった」とのことです。

また、自由民主党の若林健太元参議院議員はブログで「大臣政務官として桜を見る会に招待できる枠を5組もらっていた」ことを述べています。

 

2019年4月16日には週刊誌FRIDAYデジタルが、桜を見る会の招待状が売買されている事実を報じました。

天皇皇后両陛下が主催する園遊会とは異なり、桜を見る会は招待状さえあれば誰でも入ることができるというセキュリティ上の欠点を有しています。

 

言い逃れはできるでしょうが、明らかに偏りがあったのも事実です。

今後は改善されていくことを期待します。

そもそも、セキュリティのために支出が増大しているというのであれば、そもそも招待状があれば誰であっても参加できる仕組みをやめるべきな気がします。

桜を見る会がなぜ今何が問題か・何のために行われるか?

桜を見る会がなぜ今になって批判されているのでしょうか?

一体何が問題で何のために行われるイベントなのか見ていきましょう。

桜を見る会がなぜ今何が問題とされたのか?

桜を見る会は毎年4月ごろの花見の季節に内閣総理大臣主催で行われるイベントです。

4月のイベントにもかかわらず、半年以上もたった11月になって批判されているのか?

なぜ今更?という感じがします。

2019年4月16日には週刊誌FRIDAYデジタルが、桜を見る会の招待状が売買されている事実を報じました。

2019年5月13日の時点で、衆議院決算行政監視委員会において日本共産党の宮本徹衆議院議員が桜を見る会の支出額の大幅増に関して指摘をしていました。

そして日が空いた2019年11月8日に参議院予算委員会で日本共産党の田村智子参議院議員が再び支出増について批判をしました。

 

なぜ今になって批判が再開されたかという理由については、来年度の予算委員会が行われているためです。

共産党としては単純に予算と支出のズレをなくすのではなく、批判の声をネットを利用して大きくすることで政府・自民党批判につなげたいという目的があると考えられます。

桜を見る会への招待者の名簿が廃棄されたとのことなので、安倍内閣以前を含めてどれだけの割合で一部の政党や個人のための政治利用が行われてきたのかは分かりません。

歴代の総理大臣たちも、資料が開示されていないだけで政治利用してきた可能性はあります。

少なくとも安倍総理大臣の在任中に行われている桜を見る会で、安倍総理大臣の地元・山口県の人たちの招待者数が目に付くというのは事実でしょう。

桜を見る会は何のために行われる?:功労者の慰労が目的

「桜を見る会(観桜会)」は天皇皇后両陛下が主催していた当時は、イギリス王室の王族たちが社交界デビューする場として行われていました。

また、人々の前に天皇皇后両陛下がお目見えする貴重な機会という目的も持っていました。

 

第2次世界大戦後に再開された「桜を見る会」には明確な目的が何かは明かされていませんが、性質上は天皇皇后両陛下が主催する園遊会と同じと考えられるため、各界の功労者をねぎらう意味合いがあると言えます。

安倍総理大臣も2019年11月8日の予算委員会で桜を見る会の目的を「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」と述べています。

各界の捉え方が広すぎる点が問題と言えます。

まとめ

・桜を見る会や批判はどうでもいい!

桜を見る会をめぐる批判に飽き飽きしている人も多く、実際は野党が十分な働きをしているわけではないことにうんざりしている人もいます。

・桜を見る会とは何か?

「桜を見る会」とは内閣総理大臣が主催する公的な行事の一つです。

・桜を見る会と園遊会の違いは?

園遊会として行われていた「観桜会」というイベントを、戦後に内閣総理大臣が引き継いで実施するようになりました。

・桜を見る会の何が悪い?

  • 予算の使いすぎではないか
  • 招待客が偏っている可能性

・桜を見る会がなぜ今何が問題とされたのか?

なぜ今になって批判が再開されたかという理由については、来年度の予算委員会が行われているためです。

共産党としては単純に予算と支出のズレをなくすのではなく、批判の声をネットを利用して大きくすることで政府・自民党批判につなげたいという目的があると考えられます。

・桜を見る会は何のために行われる?:功労者の慰労が目的

安倍総理大臣は2019年11月8日の予算委員会で桜を見る会の目的を「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」と述べています。

 

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シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!