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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」皆月暁子が丸光園を作った理由は?幽霊姿と最後についても

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「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾原作の人気小説で、世界で累計800万部を超える大ヒット作品の一つです。

舞台での上演もすでに3度行われており、映画化は日本だけでなく中国版も作られたほどの人気作品でもあります。

今回は映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の成海璃子演じる皆月暁子が児童養護施設の丸光園を作った理由はなぜか?

また幽霊の姿で現れる皆月暁子と浪矢雄治の関係や最後についても紹介します。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」皆月暁子が児童養護施設・丸光園を作った理由は?

皆月暁子とはどんな人物で、児童養護施設の丸光園を作った理由はなぜなのでしょうか?

皆月暁子はどんなキャラクター?

成海璃子が演じる皆月暁子は地主の家系に生まれた美しい娘でした。

戦前の日本で1930年代の若い頃には、ナミヤ雑貨店の店主である浪矢雄治が奉公人として務めており恋仲になります。

身分違いの恋を乗り越えて駆け落ちを、皆月暁子の方から唆しますが途中で計画を取りやめて浪矢雄治は関係を解消します。

その後、皆月暁子は生涯独身を貫きつつ、児童養護施設の丸光園を浪矢雄治の故郷である静岡県に設立します。

児童養護施設の丸光園とはどんな場所?

児童養護施設の丸光園は、皆月暁子が設立した施設であると同時に映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に登場するほとんどの人物が在籍していたことのある場所です。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の中でも昭和22年(1947年)に設立されたことが示されており、長い伝統のある児童養護施設です。

浪矢雄治が趣味とする「悩み相談」の手紙を送る事ができる人たちも児童養護施設の丸光園出身の人たちばかりです。

浪矢雄治と皆月暁子は現世では結ばれることはありませんでしたが、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」では皆月暁子の霊が浪矢雄治の前に現れたり、浪矢雄治の手紙が丸光園出身の人たちの悩みを解決して行ったりします。

そのため、児童養護施設の丸光園は浪矢雄治と皆月暁子をつなぐ場所だと言えます。

皆月暁子が児童養護施設の丸光園を作った理由は?

浪矢雄治との身分違いを乗り越えた恋を成就させられなかった皆月暁子は、駆け落ちに失敗したあとに浪矢雄治から手紙をもらいます。

その中には浪矢雄治の皆月暁子に対する愛が記されていました。

その後、浪矢雄治は別の女性と結婚をしてしまいますが、生涯独身を貫き皆月暁子は浪矢雄治への愛をも貫きました。

 

皆月暁子は両親の死後、財産の全てを相続して第2次世界大戦後の日本に多く生まれた孤児たちを支援するために1947年(昭和22年)に児童養護施設・丸光園を創立しました。

児童養護施設の丸光園は浪矢雄治の実家がある静岡県にあります。

児童養護施設を作るという点では上流階級の身分である皆月暁子の社会奉仕の一環としての体裁が保たれていますが、そこには「浪矢雄治に少しでも関わっていたい」という愛情というより念が込められています。

 

屈折した名家の令嬢が生涯独身を貫いたほどなので、児童養護施設の丸光園を作った理由には、浪矢雄治の子ではなくとも子供を育てていたいという思い。

また、浪矢雄治の住む静岡県に立てていることから、願わくばもしかすると浪矢雄治の子供を児童養護施設で育てる事ができるかもしれないという思いも込められています。

幽霊姿の皆月暁子と最後はどうなったのか?

幽霊の姿で浪矢雄治の前に現れた皆月暁子の理由や最後にはどうなってしまったのでしょうか?

皆月暁子が幽霊姿で現れた理由は?

皆月暁子は病弱であったこともあり、1970年ごろに心臓の病気によって亡くなってしまっています。

浪矢雄治は1980年に入院をしており、病院で若い頃の皆月暁子と出会っていますが1980年にはすでに皆月暁子は亡くなっています。

浪矢雄治の見ている幻想というよりは、皆月暁子の念によって幽霊として現れています。

このあたりは現実に即してというよりは、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のもつファンタジーの世界観を反映させた演出です。

浪矢雄治はその後、末期がんで余命が残りわずかだと言われていたこともあり、敦也(山田涼介)の白紙の手紙に答えたあとに亡くなっています。

皆月暁子の幽霊は最後どうなった?

皆月暁子は原作小説では、幽霊として浪矢雄治の前に現れたりはせずに、あくまで浪矢雄治の心の中に住み続けた人物として描かれています。

映画化されるにあたり、皆月暁子の存在を表す方法として幽霊として浪矢雄治の前に現れるという演出がなされました。

原作小説に幽霊として存在しないことから、浪矢雄治の死とともに皆月明子の幽霊も消えていったと考えられます。

皆月暁子と浪矢雄治の関係は?

皆月暁子と浪矢雄治は1930年代に恋に落ちました。

地主の娘と奉公人の身分違いの恋に盛り上がり、皆月暁子は駆け落ちをしようと持ちかけますが、浪矢雄治が最終的には決心がつかずに2人の恋は終わりを告げます。

その後も浪矢雄治を愛し、思い続けた皆月暁子は児童養護施設の丸光園を設立します。

浪矢雄治は別の女性と結婚していましたが、死別されてしまい生きる意味を見失いかけていたときに「悩み相談」を始めることにします。

ただの趣味として始めた悩み相談ですが、浪矢雄治に悩み相談の手紙を送ってくるのはどれも児童養護施設の丸光園の出身者ばかりでした。

すでに皆月暁子は亡くなっていますが、皆月暁子は幽霊として浪矢雄治の生きがいともなる悩み相談の機会を与え、浪矢雄治は結果として皆月暁子の作った児童養護施設の丸光園の出身者の悩みを解決していきます。

丸光園は2人にとっての子供であり、2人はその両親ともいえる立場にあります。

まとめ

・皆月暁子はどんなキャラクター?

皆月暁子は生涯独身を貫きつつ、児童養護施設の丸光園を浪矢雄治の故郷である静岡県に設立します。

・児童養護施設の丸光園とはどんな場所?

児童養護施設の丸光園は、皆月暁子が設立した施設であると同時に映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に登場するほとんどの人物が在籍していたことのある場所です。

・皆月暁子が児童養護施設の丸光園を作った理由は?

児童養護施設の丸光園を作った理由には、浪矢雄治の子ではなくとも子供を育てていたいという思いや、もしかすると浪矢雄治の子供を児童養護施設で育てる事ができるかもしれないという思いも込められています。

・皆月暁子が幽霊姿で現れた理由は?

浪矢雄治の見ている幻想というよりは、皆月暁子の念によって幽霊として現れています。

・皆月暁子の幽霊は最後どうなった?

原作小説に幽霊として存在しないことから、浪矢雄治の死とともに皆月明子の幽霊も消えていったと考えられます。

・皆月暁子と浪矢雄治の関係は?

丸光園は2人にとっての子供であり、2人はその両親ともいえる立場にあります。

 

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シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!