映画「ミックス。」には今をときめく現役卓球選手が6人も出演しています。
今回は水谷選手や石川選手をはじめとした6人の卓球選手の出演シーンについての解説とその演技の評価をご紹介します。
映画「ミックス。」に出演した現役卓球選手6人は誰か?
映画「ミックス。」には合計6人の現役卓球選手が出演しています。
本人役として出演した選手もいれば、劇中のキャラクターとして出演した選手もいます。
映画「ミックス。」に出演した現役卓球選手は以下の通りです。
水谷隼 | 2016年リオデジャネイロオリンピック 男子団体戦銀メダル 男子シングルス銅メダル |
石川佳純 | 2016年リオデジャネイロオリンピック 女子団体戦 銅メダル |
吉村真晴 | 2016年リオデジャネイロオリンピック 男子団体戦 銀メダル |
浜本由惟 | 2015年全日本卓球選手権 女子ジュニアの部 優勝 |
木造勇人 | 2016年全日本卓球選手権 男子ジュニアの部 優勝 |
伊藤美誠 | 2016年リオデジャネイロオリンピック 女子団体戦 銅メダル |
公開当時の年齢で最年長は水谷隼選手の27歳、最年少は伊藤美誠選手の16歳という現役卓球選手の若手が出演しています。
日本卓球協会の「これを機にもっと日本の卓球プレイヤーを増やして盛り上げたい!」という本作へかける思いをビシバシと感じますね・・・。
映画「ミックス。」はそのタイトルが表す通りに卓球の男女混合ダブルスというプレイ形式を指しています。
本作が公開されたのは2017年10月21日、なんとその約4ヶ月前に本作にも出演した吉村真晴&石川佳純ペアが世界卓球選手権のミックスで優勝しています。
このことから優勝したから映画にも出演したように語られることもありますが、すでに作品は完成しており、まるで本作の公開を祝うかのように出演した選手が実際にミックスで優勝するというミラクルを起こしてくれました。
続いてはそれぞれの選手の役や出演シーンについて見ていきましょう。
水谷隼選手&石川佳純選手の役と出演シーン
水谷隼選手と石川佳純選手の2人は本人役として出演しています。
出演シーンは物語の後半。
多満子(新垣結衣)がかつての恋人であり実業団のスター卓球選手である江島(瀬戸康史)と復縁をし、江島の出場する大会へ向けての壮行会として開かれたパーティの招待客として出演します。
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— 映画『ミックス。』10/20地上波初放送❣️ (@mix_pingpong) 2017年10月13日
江島(瀬戸康史)から多満子(新垣結衣)のことを紹介され、それに応対するというシーンで水谷隼選手はセリフが3つ、石川佳純選手は2つ与えられています。
本人役であり、卓球界のスター選手たちが壮行会として集っているというシーンでもあったので、全く水谷隼選手と石川佳純選手の演技に違和感はありませんでした。
むしろ江島(瀬戸康史)が馴れ馴れしく2人と絡む様子に「いいのか?スター選手にそんな態度で?!」と焦ってしまうぐらいの堂々とした佇まいでした。
映画ミックスの水谷隼選手&石川佳純選手の演技に注目(^^)#水谷隼#映画ミックス pic.twitter.com/k0JFyOSaBR
— aki (@xyz_aki) 2017年10月9日
吉村真晴選手&浜本由惟選手の役と出演シーン
吉村真晴選手は横浜学園大学の徳島竜司(右シェーク裏裏・ドライブ攻撃型)として。
浜本由惟選手は横浜学園大学の松田萌絵(右シェーク裏裏・ドライブ攻撃型)という役を与えられています。
2人の出演シーンは物語の序盤です。
多満子(新垣結衣)たちが所属するフラワー卓球クラブが初の大会に出場した際、吉岡弥生(広末涼子)と佐々木優馬(佐野勇斗)のペアと第1回戦目に対戦するミックスペアとして出演します。
フラワー卓球クラブ存続のために試合で結果を残して有名になり所属を増やそうという意気込みで挑んだ初戦の相手として登場する吉村真晴選手&浜本由惟選手。
「回転をかけて確実に返せば自滅する可能性大」なんていう調子に乗った分析をされますが、見事なプレイを見せつけてくれます。
残念ながらセリフはありませんが、吉村真晴選手のサーブショットが2回見られます。
木造勇人選手&伊藤美誠選手の役と出演シーン
木造勇人選手は相模原第一高校の東聖哉(左シェーク裏裏・ドライブ攻撃型)として。
伊藤美誠選手は同じく相模原第一高校の田所いろは(右シェーク裏表・前陣速攻型)という役を与えられています。
2人の出演シーンは物語の後半です。
初めての大会出場から1年の特訓の末、紆余曲折もありながらついに2度目の大会に挑むフラワー卓球クラブ。
その落合元信(遠藤憲一)と落合美佳(田中美佐子)のペアと対戦するミックスペアとして出演します。
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— 映画『ミックス。』10/20地上波初放送❣️ (@mix_pingpong) 2017年10月14日
木造勇人選手&伊藤美誠選手もセリフが与えられていません。
この後の多満子(新垣結衣)とハギ(瑛太)の再起に向けての回想シーンでもあるので、吉岡弥生(広末涼子)によるナレーションベースで映像もフラワー卓球クラブの面々ばかりで、木造勇人選手&伊藤美誠選手の試合風景を見ることができません・・・。
水谷隼選手&石川佳純選手らの演技の評価は?
ご紹介したとおり、水谷隼選手と石川佳純選手の2人しかセリフを与えられていません。
2人の演技に対するネットの評価はあまりなされておらず、どちらかと言えば「どこに出演していたの?」という声の方が多く見られました。
2人とも本人役としての出演だったので、演技力や評価とは少し違うかもしれません。
ミックスめちゃめちゃ面白かったしガッキー可愛すぎて汗出たのはもちろんやけど、ほんまの卓球選手も出演してて石川佳純ちゃんまで驚きの可愛いさで手震える、、、酒や酒、酒持ってこい!! pic.twitter.com/bGfu5nMfBg
— さかな@ピクトロジカ (@sakana_pic) 2018年5月12日
石川佳純選手に関しては新垣結衣と並ぶ写真などに対して可愛いという声が多く寄せられていました。
まとめ
水谷隼選手と石川佳純選手は本人役ということでしたが、役を与えられた残りの4人の出演シーンには映画「ミックス。」のストーリーともリンクする要素が垣間見られます。
多満子(新垣結衣)とハギ(瑛太)のミックスペアは初の大会では2人とも右で打っており、その後ハギがサウスポーだということが発覚してミックスペアとしての相性の良さに気づいていくという変化があります。
序盤に出演した吉村真晴選手&浜本由惟選手のペアも2人とも右です。
そして後半に出演した木造勇人選手&伊藤美誠選手のペアは、木造勇人選手が左持ちで伊藤美誠選手が右持ちです。
これは見事に多満子(新垣結衣)とハギ(瑛太)のペアと持ち手が一致します。
これがどこまで作品とリンクさせる意図があったのかは分かりませんが、序盤と終盤に対戦相手のミックスペアとして選手を配置したことから、何かの意図は含まれているのではないかと言えます。
ますます本作の作り込みの深さとその愛情がわかります。
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