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映画・ミュウツーの逆襲EVOLUTIONがつまらないし面白くない!アニメと3DCG版の違いについても

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アニメ映画「ミュウツーの逆襲」が2019年7月に3DCGでフルリメイクされました。

ポケットモンスターのアニメ映画の第1作目として根強い人気を誇る作品のフルリメイクということで注目が集まりました。

今回は、映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」がつまらないし面白くないといった感想をツイッター上の意見とともに紹介します。

また、1998年のアニメ版と2019年の3DCG版の違いについても紹介します。

映画「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」のあらすじは?

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」は遺伝子操作によって強制的に生み出されたミュウツーが、同じくコピーとして作られた仲間の消滅などの経験をし、存在意義と自分本位な人間たちへの憎しみと悲しみと怒りに葛藤する感動作・・・。

のはずでしたが、ミュウツーの悲しみや憎しみの理由が全てカットされているため、ただのキチガイポケモンの暴走にしか見えない作品になってしまいました。

 

主人公・サトシたちは1通の招待状を渡され、優秀なトレーナーたちを招待しているとのことから、ポケモン城へと向かいます。

他にもポケモン城へと招待されていたトレーナーたちと合流したサトシたちでしたが、強大な力を持ったポケモン・ミュウツーが人間たちへと逆襲のはじまりでした。

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」ではアニメ版と違い、テーマがミュウツーの怒りや悲しみという点ではなく、コピーとオリジナルの違いやどちらが勝り劣っているのか?ということが主軸になっています。

映画「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」評価・感想|つまらないし面白くない理由

では、映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」がつまらないし面白くないといった評価や感想の理由をツイッター上の声とともに紹介していきます。

何がEVOLUTIONなのか意味不明でつまらない

何のためのリメイクだったのか?が理解できないという声は多くありました。

タイトルに「EVOLUTION」と書かれているだけあって、作品として何か「進化」している点があるのかと期待して見にいくとロクなことになりません。

何も進化していません。

製作者は「ほら、3DCGになったでしょ?進化じゃん」とかぬかすんでしょうか?

アニメ版の劣化でつまらないし面白くない

1998年のアニメ版が原点であり至高だとキャッチコピーで謳っている通り、3DCGでフルリメイクした本作はまさに「原点には劣った」ことを見事に証明してくれています。

1998年のアニメ版を知っており感動して涙したファンにとっては、ただの劣化版でしかありません。

アイツーのシーンをカットしたつまらない駄作

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の実質的な主人公であるミュウツーの行動の動機となる部分が全部カットされているため、安っぽい作品になってしまっています。

また、アイツーがいたからこそラストの戦闘でミュウツーが納得をして手を引くことができる理由付けになります。

雰囲気だけで「感動する感じなので手を引いた」ようにしか見えない改悪の仕方でつまらない駄作になってしまいました。

1998年のアニメ版を知らなければこれで良いのだと思います。

CGの人間が気持ち悪いしつまらない

3DCGに関しては賛否あり、人によっては3DCGのリアルな質感を好む人もいますが、アニメ版と違いぎこちない動きになってしまっていたり、アニメだからこその良さを中途半端にリアルに寄せたことで気持ち悪さが出てしまっていると感じる声もあります。

「風といっしょに」の中川翔子がいらないしつまらない

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の一番の感動ポイントは小林幸子の「風といっしょに」です。

なぜか中川翔子とのコラボバージョンに差し替えられており、目立たないまでも、何のためにいっしょに歌っているのか?と思ってしまいます。

フルリメイクならこのあたりもアニメ版と同じで良かったという声があります。

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」が懐かしくて面白いし感動すると感じるのはこんな人

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」を、ポケットモンスターのアニメを今まで見てきたファンの多くは批判的な意見を抱いていますが、中には懐かしくて面白かった、感動したという声もあるのでいくつか消化しいます。

3DCGもすごいし全部懐かしくて面白い

1998年のアニメ版を見ており、その後、大人になっていきポケットモンスターから距離を置いていた人にとっては、ほどよく昔の記憶も薄れていると思います。

そうした「昔はポケモンが好きだった」大人たちには映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」のカットされ具合や、3DCGを駆使したフルリメイクが懐かしさと新しさを上手く融合させた作品で面白いと感じることができるようです。

大人になると意味がわかって面白いし感動する

1998年のアニメ版を小学生低学年ぐらいで観ており、あまり記憶に残っていなかったり、何が感動するのかを理解できなかったファンにとっては大人になった今の自分だと伝わるものがあるようです。

背景や戦闘がきれいで見やすくて面白いし楽しめる

3DCG化されており、立体的でリアルな描画のおかげで分かりやすくはっきりくっきりとした映像を楽しむことができます。

移動や戦いの動作なども全てを「こうなっているのか!」と納得しながら観ることができるため、面白いし楽しいと感じるようです。

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」のアニメ版と3DCG版の違いと個人的な感想

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の1998年のアニメ版と2019年の3DCG版の違いについてざっくりとまとめてみましょう。

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」アニメ版と3DCG版の違いは?

アニメ版と3DCG版の違いを見ていきましょう。

冒頭のフジ博士の娘のクローン「アイツー」のストーリーがない

ミュウツーが暴走する一番のきっかけになったとも言える「アイツー」やコピーポケモンたちとの交流のシーンがありません。

ここで最後に「アイツー」が教えた言葉が効いてくるからこそ、ラストバトルで涙を流すポケモンたちを見たミュウツーが心変わりをすることの説得力が出てきます。

戦闘シーンの追加と引き伸ばし

1998年のアニメ版に比べ、2019年の3DCG版は上映時間が長くなっています。

しかしフルリメイク版でEVOLUTIONということなので「追加シーンがある」というわけではありません。

戦闘シーンが長くなり、冗長で蛇足な引き伸ばしが終盤にかけて行われているだけです。

BGMの差し替え

バトルシーンでバトルシーン用の曲を使わずに、航海をしているときのBGMとして使用されます。

全体的に暗い雰囲気のBGMが使用されています。

初代ポケモンの要素がほとんどで新ポケモンの要素はあまりない

技名でリーフストームなど、初代ポケモンしか知らない人間には聞き慣れないものもありますが、ストーリーの主軸には関係ないため、初代ポケモンさえ分かっていればついていけなくなるということはありません。

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」個人的な感想

大体の意見はすでに触れられた通りなので、あえて逆張りで行ってみようと思います。

アイツーのシーンが前カットされた理由については、完全版をフルリメイクしようとしたのではないと考えると納得はできます。

 

タイトルの「EVOLUTION」(進化)の意味については、もちろん一つは3DCGの使用が挙げられます。

この他には「時代に合わせて適応した」という捉え方が正しいでしょう。

つまり、今の時代は音楽にしても分かりやすいシンプルなものが求められており、頭を使って考えたり思い出したりする要素は好まれない傾向にあります。

なので冒頭のアイツーのシーンを思い出す展開にするくらいなら、最初から削除して感動的な雰囲気だけでゴリ押ししてしまう方が視聴者にとっても頭を使わないで済む、ということになります。

 

そして「リメイクする必要なかっただろ」という指摘に対しては、「メインテーマが変わったからした意味があった」と言えます。

1998年のアニメ版では2つのテーマがありました。

一つは「愛玩動物の人権的視点」

遺伝子操作されたミュウツーやクローン、コピーポケモンのように使い捨てられていく存在、実験として命を軽んじられる存在はおかしいだろう?ということを問題提起しています。

一つは「許すという成長の形」

悲しみから始まり、怒りと憎しみへと変わっていったミュウツーの心の葛藤がポケモンたちの涙を受けて、成長することができました。

怒りに身を任せて行動するのではなく、涙を見て我に帰り、生物の愚かさ、人間の傲慢さを曇りなき眼で見つめて許すことができました。

なぜならミュウツーは人間などを相手にするような次元にはおらず、能力的にはすでに超越した存在であるため、愚かな人間を愛そう・許そうという意識を持つことができたと言えます。

 

2019年の3DCG版のメインテーマは「オリジナルとコピーは似ていてはいけないのか?」という点です。

作中で描かれている内容というよりは、1998年のアニメ版と2019年の3DCG版が瓜二つなリメイクで「やる意味あんの?」という指摘そのものがメインテーマの議論の一端を担わされているという構図です。

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の中で、オリジナルのポケモンとコピーのポケモンの戦いを憂いた視聴者たちならば、オリジナルとコピー、オリジナル版とリメイクさの優劣や必要性を論じること自体の愚かさ、「存在があればそれで十分じゃないか?」という製作者側の意見にたどり着けます。

 

これは掘り下げすぎな見方ですが、昨今の「生産性」に対する議論に対する意見表明と見ることもできるかもしれません。

ただの劣化版で「感動したいなら1998年のアニメ版を観れば十分だ」という意見は「生産性のない人間は殺してしまえばいい」という意見に通じると言えなくもありません。

その答えとして「生産性だけで人の価値は決まらない」と答えがあるように「リメイク版がただの劣化と言われて排除されるのはおかしいよね」ということを伝えているのかもしれません。

まとめ

・映画「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」のあらすじは?

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」ではアニメ版と違い、テーマがミュウツーの怒りや悲しみという点ではなく、コピーとオリジナルの違いやどちらが勝り劣っているのか?ということが主軸になっています。

・映画「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」評価・感想|つまらないし面白くない理由

  • 何がEVOLUTIONなのか意味不明でつまらない
  • アニメ版の劣化でつまらないし面白くない
  • アイツーのシーンをカットしたつまらない駄作
  • CGの人間が気持ち悪いしつまらない
  • 「風といっしょに」の中川翔子がいらないしつまらない

・映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」が懐かしくて面白いし感動すると感じるのはこんな人

  • 3DCGもすごいし全部懐かしくて面白い
  • 大人になると意味がわかって面白いし感動する
  • 背景や戦闘がきれいで見やすくて面白いし楽しめる

・映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」アニメ版と3DCG版の違いは?

  • 冒頭のフジ博士の娘のクローン「アイツー」のストーリーがない
  • 戦闘シーンの追加と引き伸ばし
  • BGMの差し替え
  • 初代ポケモンの要素がほとんどで新ポケモンの要素はあまりない

・映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」個人的な感想

 

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シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!