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映画「君の名は」組紐の意味や三葉が渡した理由は?瀧はいつから着けていたかについても

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映画「君の名は。」は2016年に公開された映画で、日本の歴代興行収入ランキングの第4位に食い込み、全世界でも宮崎駿監督作品の「千と千尋の神隠し」を抜いて日本映画の最高成績を記録した作品です。

今回は映画「君の名は。」に登場するキーアイテムの一つ・組紐に込められた意味、

また三葉からもらった組紐をブレスレットとして瀧がいつから身につけていたか?について紹介します。

映画「君の名は。」組紐の意味や三葉が渡した理由は?

映画「君の名は。」に登場する組紐にはどのような意味が込められているのでしょうか?

また三葉が瀧に渡した理由について見ていきましょう。

映画「君の名は。」組紐に込められた意味は?

映画「君の名は。」の舞台・糸守町にある宮水神社では巫女たちが組紐を手作りしているシーンがあります。

劇中では組紐に「時間の流れを表す神具」としての意味が込められています。

三葉のおばあちゃん・一葉によると、

「土地の氏神」のことを「むすび」と呼んでいた歴史があり、

糸をつないで「むすぶ」ことと、

人をつないで「むすぶ」ことや、

時間が流れて「むすばれる」こともすべては神様の手によって行われることなのだそうです。

組紐は映画「君の名は。」のテーマでもある主人公・瀧とヒロイン・三葉の時間を超えた人と人のつながりを象徴する道具と言えます。

映画「君の名は。」三葉が瀧に電車で組紐を渡した理由は?

映画の中盤で瀧への思いに気づいた三葉が、瀧に会いに東京まで行くシーンがあります。

「会えば必ずわかる」という勝算のもとに向かった三葉ですが、ようやく電車の中で会えた瀧は三葉のことを全く相手にしません。

このときの三葉は、3年の時間差を認識していないため、瀧に「知っているのに知らないふりをされた?」というショックを受けます。

次の駅へ到着し人波に流される三葉は髪を結んでいる組紐をほどき、瀧に渡します。

その後、糸守町に帰った三葉が髪をバッサリと切ってしまっていることからも、三葉が瀧に組紐を渡した時に3年の時間差を理解したとは言えません。

直感的に何か「三葉がそこにいた」という証拠を渡したかったこと、そして組紐には「人と人」、「時間と時間」をつなぐという願いが込められていることからも、瀧と三葉のつながりを象徴するものとして組紐を渡しました。

映画「君の名は。」三葉の組紐の文様の意味は?

三葉が髪を結ぶために使っていたオレンジ色の組紐は、中央に赤地に白で火の玉のような模様、その周りには水色、オレンジがあり両端は赤くなっています。

この組紐の文様は糸守町のティアマト彗星・隕石の落下を表したものとなっています。

中央の赤地に白はティアマト彗星・隕石を表し、周辺の水色は糸守湖、オレンジ色と赤色のグラデーションは「かたわれどき(黄昏時)」を表しています。

三葉たちは宮水神社に伝わる伝承を記した書物を「繭五郎の大火」によって消失しているため、これらの文様が何を表すのかは理解していないということになっていますが、御神体のある巨岩の天井に描かれた絵にしてもできる限り後世に伝わりやすいものになっています。

映画「君の名は。」組紐の意味や瀧がいつから着けていたか?

映画「君の名は。」の後半に三葉が瀧と「入れ替わり」が起こらなくなり、恋しい気持ちを抑えきれなくなった三葉は東京まで瀧に会いに向かいます。

そのときにようやく電車の中で出会えた瀧に、身につけていた組紐を渡します。

このときにまだ三葉は2人の「入れ替わり」には3年の時間のずれがあることに気づいていませんでしたが、瀧は三葉から渡された組紐をその後も大切に持っています。

 

中学2年生の瀧の前に現れた三葉から渡された組紐を、映画の前半では瀧は身につけていません。

高校2年生になり、入れ替わりが起こり始めても瀧は身につけておらず、三葉との入れ替わりが起こらなくなり糸守町に三葉を探しに行く時になってはじめて組紐を身につけるようになります。

これは瀧が三葉への気持ちに向き合った証でもあり、3年の時間差が2人の間に存在したこと、入れ替わりが何のために行われていたのかなど、すべてを理解したことを表しています。

まとめ

・映画「君の名は。」組紐に込められた意味は?

組紐は映画「君の名は。」のテーマでもある主人公・瀧とヒロイン・三葉の時間を超えた人と人のつながりを象徴する道具と言えます。

・映画「君の名は。」三葉が瀧に電車で組紐を渡した理由は?

組紐には「人と人」、「時間と時間」をつなぐという願いが込められていることからも、瀧と三葉のつながりを象徴するものとして組紐を渡しました。

・映画「君の名は。」三葉の組紐の文様の意味は?

中央の赤地に白はティアマト彗星・隕石を表し、周辺の水色は糸守湖、オレンジ色と赤色のグラデーションは「かたわれどき(黄昏時)」を表しています。

・映画「君の名は。」組紐の意味や瀧がいつから着けていたか?

高校2年生になり、入れ替わりが起こり始めても瀧は身につけておらず、三葉との入れ替わりが起こらなくなり糸守町に三葉を探しに行く時になってはじめて組紐を身につけるようになります。

 

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シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!