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ブラックフライデーはいつから始まった?海外と日本の起源やいつまでかについても

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今年もブラックフライデーの時期が近づいてきました。

今回は、ブラックフライデーはいつから始まったのか?

海外や日本での起源、いつからいつまでセールが行われるのかについて紹介します。

ブラックフライデーはいつから始まった・海外や日本の起源は?

ブラックフライデーはいつから始まったのでしょうか?

海外や日本での起源について紹介します。

ブラックフライデーはいつから始まったか:1951年11月

ブラックフライデーは11月の第4木曜日の感謝祭の翌日を指します。

最初にブラックフライデーが祝日として使用されたのは1951年11月と1952年のことで、工場管理とメンテナンスの目的でした。

感謝祭の行われる木曜日、金曜日、土日の週末という4日間を連休にする目的で導入されました。

 

同じ頃にフィラデルフィアやロチェスターの警官たちがブラックフライデーやブラックサタデーという用語を使用し始めました。

また、もともと感謝祭の翌日の木曜日はアメリカにおいてクリスマスの買い物シーズンの始まりとして認識されていました。

街には大量の買い物客が溢れ返ることが日常となっていました。

クリスマスの買い物シーズンの始まりに伴う群衆のトラブルや交通渋滞を表しました。

ブラックフライデーの海外での起源:1869年の大暴落

ブラックフライデーという言葉が最初に記録されたのはショッピングにまつわるものではなく、金融危機にはじまります。

1869年9月24日(金)にアメリカの株式市場で記録的な大暴落が観測されました。

国の金が買い取られて価格が大幅に引き上げられたのち、利益のために売却されたことで株式市場は自由落下していきウォール街の富裕層から農民まで全員が破産してしまいました。

ブラックフライデーは11月の第4木曜日に行われる感謝祭の翌日を指します。

ブラックフライデーの日には多くの小売店で大規模な割引セールが開かれています。

ブラックフライデーの買い物客は割引された商品を買い求めて大金を使っていくため、それまで赤字だった店も感謝祭の翌日に大きな利益を得て黒字になります。

この利益を指して、黒字転換する金曜日ということでブラックフライデーと呼ばれるようになったと言われていますが、根拠がある説ではありません。

 

他には1800年代にアメリカ南部の農園所有者が感謝祭の翌日に、割引価格で奴隷を購入できる日だったという噂があります。

奴隷として売買されていた黒人を、感謝祭の翌日・金曜日に安値で購入できることを指してブラックフライデーだと主張しています。

 

本当のブラックフライデーの起源とされているのは、1950年代にアメリカ・フィラデルフィア市の警察がブラックフライデーという言葉を使い始めたというものです。

感謝祭の翌日は昔からアメリカではクリスマスの買い物シーズンの始まりとして認識されていました。

大混乱が街で発生して毎年フィラデルフィアの警察官たちは土曜日になっても休みを取ることができないだけでなく、溢れかえった群衆や交通整理などに駆り出されて人員が足りないまでになっていました。

騒ぎに乗じて万引きなども発生し、店舗にとっても利益が万引きの被害額で相殺されることもあるほどで大問題となっていました。

そうした悪夢のような金曜日を指して、ブラックフライデーと言われ始めました。

 

1961年までにフィラデルフィアではブラックフライデーという言葉が一般に知れ渡りました。

経営者たちからはブラックフライデーには暴動などのネガティブな現象もひっくるめた意味合いが込められていたため、それを嫌ってビッグフライデーと名付けようとしました。

しかし、経営者たちの目論見は失敗に終わり、ブラックフライデーという名で浸透していきましたがアメリカ全土への普及には時間がかかり、その後も1985年ごろにはまだ全国的には認知されていませんでした。

 

1980年代後半になると、小売業者がブラックフライデーを肯定して小売店やお客様へと利益や感謝を還元するイベントへと変革していきました。

その結果、ブラックフライデーの日には赤字が黒字へと変化すると言われるようになり、感謝祭の翌日はアメリカの店舗にとって最終的に利益が上がるようになっていきました。

ブラックフライデーの起源は覆い隠されて、フィラデルフィアの暗い物語は忘れ去られていきました。

今ではアメリカ全土に広く普及しており、人によっては感謝祭の夕食どきには目当ての店へと買い物に向かうほどです。

全米小売業協会によると、1億3580万人のアメリカ人がブラックフライデーの時期に買い物をするとのことです。

ブラックフライデーの日本での起源:2015年のGAP

アメリカでブラックフライデーが全国的に認知されて多くの小売店で取り入れられるようになり、暴動まで起こるほどになりました。

日本では流通大手のイオングループが2016年11月25日から3日間にわたってブラックフライデーと称して割引セールを開始しました。

アメリカのように歴史的なものがあるわけではなく、クリスマスや年末までの間、小売店では売り上げが冷え込む傾向にあることからブラックフライデーと称して11月中にもクリスマスや年末の買い物を引き延ばさせようという目論見で行われ始めました。

他にもノジマが2016年からブラックフライデーを開始しています。

アメリカ企業である衣料品店GAPは2015年から日本でもブラックフライデーの特売を開始していました。

ブラックフライデーはいつからいつまで?

ブラックフライデーはその名の通り、感謝祭の翌日の金曜日、その1日のみを指します。

ただし、ブラックフライデーにまつわるセールが行われる期間として捉えると

アメリカ 感謝祭〜日曜日(4日間)
日本 第4金曜日(店舗による)

といったところです。

アメリカでは感謝祭の行われる11月の第4木曜日が休日であることが多く、そのまま週末の土日までの4日間がセール期間として認識されています。

 

日本の場合はアメリカの文化を踏襲していましたが、2019年にはアマゾンやイオングループなどが本来の11月の第4木曜日の翌日(11月29日)ではなく、1週間前倒しした11月22日をブラックフライデーと設定しました。

日本ではイオングループを中心に拡大しつつある状況なので、小売業界が一丸となってブラックフライデーの期間をいつからいつまでにするかが定められていたり、文化がある訳でもありません。

 

ブラックフライデーは11月の第4木曜日にアメリカで祝われている感謝祭(サンクスギビング・デイ)の翌日の金曜日を指します。

正式に祝日として認定されている訳ではありません。

1952年以来、アメリカでは感謝祭の翌日がクリスマスに向けた買い物シーズンの始まりとみなされてきました。

ブラックフライデーという用語自体は、数十年前まで広く使用されていませんでした。

多くのお店でブラックフライデーには大規模な割引セールが行われ、日付が変わった深夜から開店するお店もあります。

また、ブラックフライデーの前日である感謝祭(サンクスギビング・デイ)の日からセールを開始することもあります。

アメリカ政府が認めた国の祝日ではありませんが、カリフォルニア州などの一部の州では、感謝祭の翌日を州政府職員の祝日として扱われています。

また、小売店ではない一般の会社員や学校では感謝祭と翌日の金曜日(ブラックフライデー)の2日間が休日となり、土日の週末と合わせて4日間の連休になることが一般的です。

連休ができあがることもあり、買い物客が増加することになります。

 

アメリカでクリスマスに向けた買い物シーズンとしての認識ではなく、ブラックフライデーという名称がついて広まったのは2005年と言われています。

ただし、もともとクリスマスに向けた買い物シーズンとして意味を持っていた日でもあるため、断定することができません。

アメリカでは4日間のブラックフライデーを含む連休中に509億ドル(約5兆円)が動きます。

2006年以降、アメリカでは12人の死亡と117人の負傷者を出すほどの大混乱イベントとなっています。

まとめ

・ブラックフライデーはいつから始まったか:1951年11月

最初にブラックフライデーが祝日として使用されたのは1951年11月と1952年のことで、工場管理とメンテナンスの目的でした。

・ブラックフライデーの海外での起源:1869年の大暴落

ブラックフライデーという言葉が最初に記録されたのはショッピングにまつわるものではなく、金融危機にはじまります。

1869年9月24日(金)にアメリカの株式市場で記録的な大暴落が観測されました。

・ブラックフライデーの日本での起源:2015年のGAP

アメリカ企業である衣料品店GAPは2015年から日本でもブラックフライデーの特売を開始していました。

・ブラックフライデーはいつからいつまで?

アメリカでは感謝祭の行われる11月の第4木曜日が休日であることが多く、そのまま週末の土日までの4日間がセール期間として認識されています。

日本ではブラックフライデーの期間をいつからいつまでにするかが定められていたり、文化がある訳でもありません。

 

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シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!