映画「十二人の死にたい子どもたち」は冲方丁原作の小説を映画化した作品です。
今回は、映画「十二人の死にたい子どもたち」がつまらないし面白くないと感じる理由、
駄作といった評価・感想をツイッター上の意見とともに紹介します。
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映画「十二人の死にたい子どもたち」のあらすじ
映画「十二人の死にたい子どもたち」は冲方丁によるサスペンス小説を、堤幸彦監督が映画化した作品です。
新田真剣佑や杉咲花、橋本環奈など多くの若手俳優たちが出演していることで話題にもなりました。
自殺願望があるものの、痛い思いをして死ぬことにはためらいがある12人の少年少女が廃病院の一室に集まる。
12人の目的は集団安楽死だった。
安楽死の目的はさまざまだったが、病室で12人を待っていたのは一体の遺体。
まだ温もりのあるこの遺体は誰なのか、自分たちと同じく安楽死を望んでいた人間であり、13人目の仲間だったのか、それとも何者かによって殺されてしまった姿なのか?
あくまでも12人の目的は安楽死であり、遺体の正体は関係ないと思いつつも、このまま安楽死を実行すればこの13人目の遺体は自分たちが殺したことになってしまい犯人に仕立て上げられてしまう可能性があった。
周囲には犯人のものと思われる痕跡が残されていた。
死ぬことを目的に集まった12人だったが、自分たちの中に殺人犯が紛れ込んでいるかもしれないという事実に疑心暗鬼に陥る・・・。
映画「十二人の死にたい子どもたち」評価・感想|つまらないし面白くないと感じる理由
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では、映画「十二人の死にたい子どもたち」はつまらないし面白くないといった感想、
駄作と感じる理由や評価をツイッター上の声とともに紹介して行きます。
ハッピーエンドでつまらないし面白くない
死にたい十二人の子どもたち
つまらなすぎた!
闇が観たくて見たのに、ハッピーエンドか!
死にたい理由もっと掘り下げて欲しかった、薄っぺらい、軽い。ハズレもあって当たり前よねー
しかしつまらなかった、好きな人ごめんなさい— なおちん (@uzO4GWfODeY5Kqx) March 2, 2019
映画「十二人の死にたい子どもたち」の盛り上げ方やダークな雰囲気、タイトルのインパクトの強さから、かなりの問題作を期待していた人が多くいます。
密室で行われるデスゲーム・サスペンスを見たかった人には、ある意味で最初から底が見えてしまっているエンディングに向けて突っ走っていくだけの作品はつまらない作品でした。
自殺に至る動機も、それを身に纏っているはずの俳優たちの演技も薄っぺらいものです。
予想通りの結末でつまらないし面白くない
十二人の死にたい子どもたち
特に何も知らなくて観に行った
つまらなかった
序盤からおおよその結末が想像出来て、その通りって感じ推理系にしたいのか死について考えさせたいのかもわからん
途中も納得がいかないことが多々あった「未体験リアルタイム型・密着ゲーム」て何やねん#わさモンTV pic.twitter.com/XhWGTuDGD5
— わさモン@フォーリミ新木場 (@wasamon69) February 2, 2019
ラストは無事に安楽死を成し遂げるか、犯人によって無惨に殺されていく展開。
この2つが妥当です。
しかし、厚生労働省とのタイアップで自殺予防の作品でもあるためか、とても生温いお涙頂戴で終わりです。
12人それぞれの自殺をしなければならない理由に感情移入できません。
人数が多すぎることも要因かと思いますが、現実感がないように思えます。
最終的に自殺をしないという結論に至ること自体は構いませんが、初対面の人の言葉で説得されてしまうようなものだったのでしょうか?
脚本が倉本裕だからつまらないし駄作
『十二人の死にたい子どもたち』 どうしてこんなにつまらないんだろうと思って見てたら最後に納得、倉本裕の脚本だったのね。PPPPの舞台があまりにもつまらなさ過ぎて我慢できずに途中で帰ったことがあるのよね。だらだらとしょうもない話が続くのが特徴なのかな。
高校生多数でいい成績にはなるかな
— いけちん (@ike_chin) January 31, 2019
映画「十二人の死にたい子どもたち」の脚本を倉本裕が担当しています。
1972年生まれである程度キャリアのある方のようですが、過去に倉本裕が脚本を担当した作品がつまらなかったことから、映画「十二人の死にたい子どもたち」がつまらないことも仕方がないと納得する人もいました。
想像と内容が違いすぎて面白くない駄作
十二人の死にたい子どもたち を見た。面白かったんだけど、1周で満足が出来る作品だった。2周目いこう!とはならない。多分、想像と内容が一致しなかった事と思っていたよりも暗く、深い内容が118分間も続いたからだと思う。決して、つまらないとかではなくて、何だろう。呆気ない???が正しいか。
— ☃️❄️🎄湯ッッッッッッッッ🎄❄⛄ (@yuyuyunomi) November 28, 2019
デスゲームやサスペンスものといった想像と、映画「十二人の死にたい子どもたち」の内容が一致していないことでがっかりした人は多くいました。
道徳的な展開でエンターテイメント性に欠けることも影響して、何度も繰り返し見たくなるような魅力を持っていない作品だという声がありました。
自殺志願者が救われない映画で面白くない
十二人の死にたい子どもたち見てきたよ。12人の内の1人がバンギャでなんか悲しくなってしまったよ…チェキを大切そうに持っていた…。つまらない映画だとは思わないけど、少なくとも死にたい人が見て救われる映画ではないと思った🤔 pic.twitter.com/LogdjFcgJh
— いづみーる (@5xxx7th) January 27, 2019
さまざまな背景を持った子どもたちが安楽死のために集まりますが、ステレオタイプ的な部分が多いです。
本当の意味でそれら一人ひとりの個性を生かして、それぞれにとって納得のいく「自殺をしないで生き続ける理由」を答えられていません。
ラストがクソでつまらないし演技も下手
ついに「十二人の死にたい子どもたち」みた
つまらない・・・
つまらない、つまらない、つまらないエンディングは本当にくそ
俳優たちはめっちゃ悪い
でもロケーはすごい。。。がっかり
FUCK this movie. absolute waste of time. i am drunk and angry. pic.twitter.com/TXqVE4kPmN
— Michael 監督 🐅 (@_micster) October 8, 2019
ラストの展開には考えさせられて面白かったという人がいる一方で、多くの場合はがっかりしたり、呆れてしまったりという意見でした。
俳優たちの演技も、脚本に無理があるせいなのか演技力に欠けるのか、その両方なのか分かりませんが、ひどい演技でした。
魅力がないし面白くないしつまらない
十二人の死にたい子どもたちは、どのへんがおもしろいポイントなのかさっぱりわからないくらいつまらなかった!映画館行って寝落ちとかしないんだけど3回もカクッとしてしまった……。本当の本当に、なんだったの??って感想しかない……。
— 初春に金を食み時をえるタカシ (@taQaci_02) February 1, 2019
『十二人の死にたい子どもたち』観た。嫌な予感はしていたものの、年間ワースト級の駄作だった。トリックは稚拙、演出もストーリーも地味、それぞれの心理描写は希薄。とにかく退屈な時間が続き、恐れていた最悪の結末を迎える。結局、この映画は何がやりたかったのだろうか。ひどく中途半端な作品。
— DJあおやま (@fujii_tara) January 27, 2019
物語の起伏も特になく、安楽死をめぐるストーリーかと思えば最後まで探偵ごっこをして終わります。
自分たちの死について深く言及した訳でもなく、脚本ありきのめちゃくちゃな推理で事件を解決しただけなのにハッピーエンドで終わる部分も何もかも納得がいきません。
いったい何を見せられていたのか?何のための映画だったのか分かりません。
ストーリーがめちゃくちゃでつまらない駄作
『十二人の死にたい子どもたち』とてつもなくダメ!似た系統の『キサラギ』が好きな自分でも「辻褄合わせ」だけに始終する話運びに憤慨、それが全く価値観を転換したり驚きを与えてくれないため、「そうですか、それ面白いの?」という感情しか湧かない。映像的にもおかしいところがあって激怒レベル! pic.twitter.com/PsADBNpVpu
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) January 28, 2019
結論から作られている作品なのでしょう。
それ自体は良いとしても、視聴者に感情移入させてくれるだけの作品には仕上がっていません。
私たちが脚本の足りない部分を補いながら、好意的に見ていかないと破綻したストーリーが気になって仕方ありません。
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映画「十二人の死にたい子どもたち」が面白いし楽しめるのはこんな人
映画「十二人の死にたい子どもたち」に対して批判的な意見を紹介してきましたが、好意的なものもあるのでいくつか紹介します。
どのようなタイプの人が映画「十二人の死にたい子どもたち」を面白い・楽しかったと感じられるのでしょうか?
高杉真宙好きなら面白いし考えさせられる
『十二人の死にたい子どもたち』観てきました~!
大好きな高杉真宙くんが出てるから観に行ったんだけど
一言では語れないくらい考えさせられる映画でした。
きっとつまらなかったという人もいるだろうけど、私には考えさせられる映画でした。— 杏乃ぷりん。#野いちご (@nyan___mayu) January 28, 2019
終始重たく暗い雰囲気で進んでいくため、考えさせられる部分があって見る価値があったと感じる人もいました。
また、高杉真宙のファンにとっては活躍する高杉真宙の姿が見られるため、見る価値があると言えます。
死にたくてしんどい人は見ると面白い
wowowで『十二人の死にたい子どもたち』という映画を観ました。
私が考えていた内容とは全然違うストーリー展開で、十二人全員の死にたい理由もばらばらで「生と死」が身近にあるのを感じました。人によっては、面白くないって言うかもしれないけど、これは死にたくてしんどい若い人に見てほしい。— とらんぽりん (@StV_May1) November 27, 2019
自殺をしたい人には見る価値がないという人もいれば、死にたくてしんどい人ほど見て欲しいという意見もありました。
人によっては映画「12人の死にたい子どもたち」のキャラクターたちに感情移入をして、自分も救われた気持ちになることができるのかもしれません。
真剣佑や俳優のファンは楽しめる
十二人の死にたい子どもたち観た。
あんま面白くなかったけど出演者良きだったわ笑
まっけんみたいにかっこよく生まれてきたかったって思った😭— 愛翔 (@brackriver1220) January 26, 2019
公開日に早速「十二人の死にたい子どもたち」見てきた🎥💕内容はそんなに面白くなかったけど、竹内愛紗さんの演技がよかった!そして最近の推しのイケボが胸に響いた😍! pic.twitter.com/LNKoA8j8St
— ん★ミ (@uhrk6) January 25, 2019
若手俳優たちが目白押しなので、一人でも自分が応援している俳優が出演しているのであれば、見てみると良いかもしれません。
橋本環奈が可愛いし面白い
十二人の死にたい子どもたち
見てきたー!
橋本環奈ちゃんがとーっても可愛かったです。
内容はえっ、って感じで正直予告で思ってたほどは面白くなかった。
自殺するなってことかな?PINKPINKMONSTERのセラムンフレームで撮ってきたけどピンモンの写り嫌い、、 pic.twitter.com/j8tVKHxHgN
— ˚ʚ✞のあ🐰✟ɞ˚ (@yumekawa731) January 26, 2019
『十二人の死にたい子どもたち』堤幸彦監督って当たりハズレが大きいけど、これは傑作だった。密室劇に駄作はない。出演俳優たちは後々これに出ていたってことが伝説になりそう。橋環と杉咲花の演技が凄い。
— メカキャラメル (@mechacaramel) February 1, 2019
橋本環奈の可愛さは評価されています。
演技力に関しても橋本環奈や杉咲花は、雰囲気もしっかりしていて魅力的だったという意見がありました。
伏線・フラグ回収が気持ちいいし面白い
来週の金ローは十二人の死にたい子どもたち!
キャストが豪華だし、ストーリー面白いし、フラグ回収気持ちいいし、おすすめ映画👍✨— ななな (@minnn_anm) January 24, 2020
十二人の死にたい子どもたち
2回目!!!
2回目になると、あぁー、なるほど!あーゆう展開になるからこの人ここでこんなことを!って見えるからまた面白いよね!#十二人の死にたい子どもたち pic.twitter.com/RkJtuWIjZL— けんぴ (@kannafanda) March 7, 2019
推理モノとして見ることができていれば、そこかしこに散りばめられた数多くの伏線・フラグが次々と終盤にかけて回収されていくため気持ちよさを感じられるようです。
映画「十二人の死にたい子どもたち」個人的な感想
過激なタイトルや宣伝手法から、バトルロワイアルのような問題作を期待していた部分もありました。
しかし、厚生労働省のタイアップという時点で、むしろ国が奨励するような綺麗事のオンパレードで終わる作品だということは決定していました。
なので失望する反面、ごく当たり前のありきたりなエンディングの軽さにも納得がいきました。
また、自殺志願者がこの作品を見ることで救われる可能性があるのか?という部分については、高校生程度ならあるのかなと思います。
そもそも、本当に自殺をしたい人間の何割が集団安楽死というめんどくさいプロセスを踏みたがるのか?
これは作中でも言われている通り、「痛いのはいやだけど死にたい」という程度の思考が許されている人にできる選択です。
なのである意味では「死にたいわー」と、口癖のように言っているような若者が登場人物であり、その程度の悩みだと言えます。
そういったファッション感覚で自殺を口にしているような人たちにとっては、ちょうどいい作品なのでしょう。
密室のデスゲームを期待してしまっていましたが、集団安楽死をしたがる上に全員一致でなければ行動を決定しないというヌルさからして、そもそも期待していたこと自体が間違いでした。
自殺の目的に関しても、薄っぺらさを感じてしまいましたが、そもそも登場人物たちの重さはその程度であり、自殺予防としての映画の役割も、ファッション感覚で自殺を口にしている程度の人たちであるならば、むしろターゲット層に刺さる作品だと言えます。
つまり、映画「十二人の死にたい子どもたち」は、本当に自殺をしようと覚悟を決めてしまっている人ではなく、ファッション感覚で「自殺したい、死にたい」と言っている自分がカッコいいと思っている人たちが、自殺を口にしたがらなくすることを目的としているのでしょう。
まとめ
・映画「十二人の死にたい子どもたち」のあらすじ
映画「十二人の死にたい子どもたち」は冲方丁によるサスペンス小説を、堤幸彦監督が映画化した作品です。
・映画「十二人の死にたい子どもたち」評価・感想|つまらないし面白くないと感じる理由
- ハッピーエンドでつまらないし面白くない
- 予想通りの結末でつまらないし面白くない
- 脚本が倉本裕だからつまらないし駄作
- 想像と内容が違いすぎて面白くない駄作
- 自殺志願者が救われない映画で面白くない
- ラストがクソでつまらないし演技も下手
- 魅力がないし面白くないしつまらない
- ストーリーがめちゃくちゃでつまらない駄作
・映画「十二人の死にたい子どもたち」が面白いし楽しめるのはこんな人
- 高杉真宙好きなら面白いし考えさせられる
- 死にたくてしんどい人は見ると面白い
- 真剣佑や俳優のファンは楽しめる
- 橋本環奈が可愛いし面白い
- 伏線・フラグ回収が気持ちいいし面白い
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