映画「鉄コン筋クリート」は2006年に公開されたアニメ映画です。
「ピンポン」などで知られる松本大洋が原作を務めており、「ムタフカズ」や2019年6月に公開される「海獣の子供」の制作をしたSTUDIO 4℃が手がけた作品です。
独特な作画と世界観で多くのファンがいる中、かなり人を選ぶ作品でもあります。
今回は映画「鉄コン筋クリート」の作画・制作を担当したスタジオ4℃ の評判や作品について。
また最新作の「海獣の子供」についてご紹介します。
映画「鉄コン筋クリート」スタジオ4℃の評判は?
スタジオ4℃ (スタジオヨンドシー)とはアニメーション制作の会社です。
4℃の意味としては、水の密度が最も高い温度が4℃であることから「質の高い作品を提供し続ける」という思いを込めて名付けられているそうです。
映画「鉄コン筋クリート」はストーリーについては面白くないという意見も多い中、圧倒的な背景の書き込みやアクションシーンでのカメラワークなどが高く評価されています。
第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、ファンだけでなく広くそのアニメーション制作の質の高さは評価されていると言えます。
2019年6月4日から公開されるスタジオ4℃がアニメーション制作を担当している「海獣の子供」についても
(売れないアニメ映画作るの大好きなSTUDIO 4℃から超絶質アニメ映画「海獣の子供」米津MV効果で売れるぞ) ぽぽぽにゅーす – https://t.co/GocqtsNSRW pic.twitter.com/EcRCl44yda
— ぽぽぽにゅーす! (@popopo39539160) 2019年5月31日
超絶最高…ファルセットがとても良い
アニメーションは鉄コン筋クリートのスタジオ4℃ですよ! https://t.co/cmI6aSyqLq— モナン@絵 (@monan_graphic) 2019年5月27日
といったように、その作画・アニメーションの質の高さに関しては否定的な意見を探すことは大変難しいです。
ただし、作画制作を担当する作品がことごとく大ヒットは記録しないという点はある意味でファンにとって定番になりつつあるようです。
映画「鉄コン筋クリート」スタジオ4℃ の他の作品は?
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スタジオ4℃ は1995年制作の大友克洋監督作「MEMORIES」の作画制作でデビューし、質の高い作画を売りにしてきました。
数多くの作品がある中でも、知名度の高いものをご紹介します。
「リンカーン」オープニングムービー
TBSのダウンタウンらが出演していたバラエティ番組「リンカーン」のオープニングムービーを担当していたのもスタジオ4℃ です。
このキャラクターたちには見覚えがある方も多いのではないでしょうか?
一応、キャラクター設定やストーリーが存在するようで、スーパーヒーローの9人が人質となっている大統領を救うために活躍する・・・のだそうです。
デトロイト・メタル・シティ
松山ケンイチが主演を務めたことでも知られている実写映画もある「デトロイト・メタル・シティ」もアニメの作画制作をしたのはスタジオ4℃ です。
スタジオ4℃ の魅力といえば細かい作り込み描写なので、コメディタッチの「デトロイト・メタル・シティ」ではあまり本領発揮されていないようにも感じられますが、それもまた魅力なのかもしれません。
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スタジオ4℃ 最新作「海獣の子供」の作画は?
そんな作画・アニメーション制作には圧倒的な技術力を評価されているスタジオ4℃ の最新作が「海獣の子供」です。
またしても原作のある作品です。
作画の絵柄は映画「鉄コン筋クリート」のイメージのままでいると驚くほどに違います。
面白いかどうかといえば・・・。予告編からだけでは読み取れませんが、幸いにも久石譲や米津玄師など周辺のクリエイターが広告塔となってくれており、前評判は上々だそうです。
個人的にはSMAPの稲垣吾郎が声優を務めているのが興味深いところではあります。
まとめ
・映画「鉄コン筋クリート」スタジオ4℃の評判は?
映画「鉄コン筋クリート」はストーリーについては面白くないという意見も多い中、圧倒的な背景の書き込みやアクションシーンでのカメラワークなどが高く評価されています。
第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、ファンだけでなく広くそのアニメーション制作の質の高さは評価されていると言えます。
・映画「鉄コン筋クリート」スタジオ4℃ の他の作品は?
「リンカーン」オープニングムービー
デトロイト・メタル・シティ
・スタジオ4℃ 最新作「海獣の子供」の作画は?
原作がある作品なのでそれに合わせており、絵柄は映画「鉄コン筋クリート」とは大きく異なります。
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