映画「スパイダーマン:ホームカミング(2017)」はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)としてリブートされた新しいスパイダーマンシリーズです。
スパイダーマン単体の世界ではなく、マーベルコミックのヒーローが出てくる世界観、原作コミックに最も近いピーター・パーカー(トム・ホランド)に注目が集まりました。
今回は映画「スパイダーマン:ホームカミング」の冒頭で残骸の撤去をしている場面のウルトロンやチタウリとは何か?
また残骸やリズの父バルチャーたちが作り出した武器の性能について紹介します。
映画「スパイダーマン:ホームカミング」冒頭のウルトロンやチタウリとは何?
映画「スパイダーマン:ホームカミング」の冒頭で描かれている撤去されたウルトロンやチタウリとは何でしょうか?
冒頭のウルトロンやチタウリとは何?
映画「スパイダーマン:ホームカミング」の冒頭で描かれているニューヨークの街が壊滅し、瓦礫が散乱している状況の原因は映画「アベンジャーズ(2012)」と「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)」での戦いに由来します。
チタウリは映画「アベンジャーズ(2012)」に登場する悪役・ヴィランの宇宙人で、アベンジャーズシリーズのラスボスであるサノスの従属関係にあります。
人間などのような有機生命体と機械とが混ざったような存在です。
言語能力はなく戦闘能力も低いですが地球外の技術をもっており、独自の武器や兵器を使って闘います。
アベンジャーズたちとの戦闘では数的有利を活かした戦いで苦戦をしいらされました。
リヴァイアサンという巨大な蛇のような空中を泳ぐ生物を飼っており、体内にチタウリたちが入って移送することもできます。
ウルトロンとは人工知能でロボットの姿をしていますが、インターネット上の情報自体が存在の本質といえます。
そのため、滅ぼすためにはインターネットを遮断し、ウルトロンに関するデータが保存されているパソコン類をすべて破壊する必要があります。
始まりはアイアンマンらによって「平和をもたらす」ことを氏名として生み出されますが、その思考の結果、アベンジャーズを壊滅させて人類が滅亡すれば戦争も破壊も全て起こらないという結論に至ってしまい、アベンジャーズと対立することになり、最終的には消滅させられてしまいます。
アベンジャーズたちとの戦闘に当たってウルトロンは残されていたチタウリの技術を利用して新しい兵器を創造していました。
映画「アベンジャーズ」のあらすじは?
|
|
細かいストーリーを理解しようとするには、マーベル・シネマティック・ユニバースの全シリーズを鑑賞する必要がありますので、かいつまんであらすじを紹介します。
映画「アベンジャーズ(2012)」はアベンジャーズというスーパーヒーローのドリームチームが結成されて、地球の脅威に立ち向かう流れを描いた作品です。
物語の始まりはロキという悪役キャラクターが宇宙をさまよっているときにチタウリという宇宙人の種族と出会い、ロキ自身の地球への恨みもあり、チタウリが地球に侵攻できるように取り計らうことで手を組みます。
その後、ロキの捕縛などをめぐりトラブルが起きますが、最終的にロキは当初の目的通りにチタウリたちが地球に侵略できるワームホールをニューヨークにあるスターク・タワーの上に開きます。
するとチタウリの兵士やリバイアサンらがワームホールを通って地球上に現れて攻撃を開始します。
倒してもすぐにワームホールを通って現れ続けるため、圧倒的な数のチタウリの兵士に歯が立たないアベンジャーズたちでしたが、核ミサイルを用いてワームホールの破壊に成功し、なんとか地球侵略を退けることに成功します。
|
|
映画「スパイダーマン:ホームカミング」冒頭のチタウリの残骸や武器の性能は?
映画「スパイダーマン:ホームカミング」冒頭のチタウリの残骸やリズの父バルチャーたちの武器の性能について見ていきましょう。
冒頭のチタウリの残骸は何か?
映画「スパイダーマン:ホームカミング」の冒頭に出てくるチタウリの残骸は、映画「アベンジャーズ(2012)」でロキがニューヨークのスターク・タワーに開いたワームホールを通ってやってきたチタウリの兵士やリヴァイアサンとの戦闘の残骸です。
ニューヨーク全域に1500トン以上の残骸があるとのニュースが映画「スパイダーマン:ホームカミング」の中でも語られています。
リズの父バルチャーは大口の仕事を得たと思っていました。
しかし、すぐにダメージ・コントロール局が現れて仕事を奪われてしまいます。
ダメージ・コントロール局とは何をする組織?
ダメージコントロール局はS.H.I.E.L.D.によって作られた組織です。
S.H.I.E.L.D.はいわばアベンジャーズの前身だと思ってもらえればよいです。
人類が持つべきではない兵器や武器の収集・保存を専門とする組織で、映画「スパイダーマン:ホームカミング」ではトニー・スタークとアメリカ合衆国の政府との連携によって組織は買収され、政府による公的機関となりました。
リズの父バルチャーはニューヨーク市との間で業務を委託されていましたが、アメリカ政府との連携事業であるダメージコントロール局の前では抗議をしてもまったく太刀打ちすることはできませんでした。
そもそも、未知の技術が詰まった兵器や武器の回収を民間企業に委託していたことがそもそもの誤りとも言えます。
リズの父バルチャーの武器の性能は?
リズの父バルチャーの会社は、ダメージコントロール局によって仕事を奪われますが、既に収集していたチタウリの兵器を返却せずに分析して再利用できないか模索しました。
その結果、EVO-スーツという翼などを開発することに成功しました。
また、ダメージコントロール局がチタウリの兵器や武器を収集していることを知っていたため、回収トラックを襲撃してそれらを盗んでいました。
リズの父バルチャーの部下たちはチタウリ、ダークエルフ、S.H.I.E.L.D.、やウルトロン、ヒドラの技術から作られた武器を闇市場で売り捌いていました。
リズの父バルチャーらが所持している武器は次のようなものです。
EXO-スーツ
リズの父バルチャーが使用している飛行を可能にする大きな翼を持ったスーツです。
チタウリの技術を使用して作成され、バルチャーによって使用されることになりました。
ショッカーのガントレット
映画「スパイダーマン:ホームカミング」には2人のショッカーが登場しますが、2人共が共通して使用しているガントレットはクロスボーンズのスーツから捨てられたガントレットを宇宙人の技術を使用して改造しました。
反重力銃
チタウリの技術とウルトロンを組み合わせて設計された武器で、重いものも浮遊させることができ、反重力銃は闇市場で数人に売却されました。
ブラックホールグレネード
ダークエルフが使用する小型の重力磁場を生み出す武器です。
ロンドンに残されたブラックホールグレネードはダメージコントロール局によって回収されますが、バルチャーによって盗まれます。
チタウリ発炎装置
チタウリのエナジーコアを搭載しており、更迭やコンクリートをスライスすることが可能で、闇市場で複数に売却されました。
チタウリの銃
映画「アベンジャーズ(2012)」のニューヨークの戦いにおいて、チタウリの兵士たちが標準装備していた武器です。
チタウリが独自に生成した金属を用いて製造されています。
チタウリの電磁砲
チタウリのエネルギーコアを用いて改造された武器です。
映画「スパイダーマン:ホームカミング」では同じ武器でフェリーが真っ二つにされることになりました。
マターフェイズシフター
チタウリの技術を駆使して改造されたもので、バルチャーがダメージコントロール局の車から武器や兵器を盗み出すときに、バレないで侵入することができたのはこの装置によるものです。
物体を透過させることができます。
まとめ
・冒頭のウルトロンやチタウリとは何?
映画「スパイダーマン:ホームカミング」の冒頭で描かれているニューヨークの街が壊滅し、瓦礫が散乱している状況の原因は映画「アベンジャーズ(2012)」と「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)」での戦いに由来します。
・映画「アベンジャーズ」のあらすじは?
映画「アベンジャーズ(2012)」はアベンジャーズというスーパーヒーローのドリームチームが結成されて、地球の脅威に立ち向かう流れを描いた作品です。
・冒頭のチタウリの残骸は何か?
映画「スパイダーマン:ホームカミング」の冒頭に出てくるチタウリの残骸は、映画「アベンジャーズ(2012)」でロキがニューヨークのスターク・タワーに開いたワームホールを通ってやってきたチタウリの兵士やリヴァイアサンとの戦闘の残骸です。
・ダメージ・コントロール局とは何をする組織?
人類が持つべきではない兵器や武器の収集・保存を専門とする組織で、映画「スパイダーマン:ホームカミング」ではトニー・スタークとアメリカ合衆国の政府との連携によって組織は買収され、政府による公的機関となりました。
・リズの父バルチャーの武器の性能は?
- EXO-スーツ
- ショッカーのガントレット
- 反重力銃
- ブラックホールグレネード
- チタウリ発炎装置
- チタウリの銃
- チタウリの電磁砲
- マターフェイズシフター
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。