選挙に行く意味ないし行くだけ無駄？何も変わらないと思う理由や危険性についても

２０１９年７月２１日第２５回参議院議員選挙の投票日を迎え、各政党や支援者が街頭だけでなくネット上、ツイッターなどでも声高に叫び続けています。

今回は選挙に行く意味ないし行くだけ無駄という意見、選挙に行ったところで何も変わらないと思う理由、

また、行かないことで起こりうる危険性についても紹介します。

選挙に行く意味ないし行くだけ無駄？何も変わらないと思う理由

選挙に行く意味ないし行くだけ無駄と感じてしまったり、

投票に行っても何も変わらないと思う理由は何でしょうか？

選挙投票率の低下と無投票の関係は？

毎回選挙になるたびに言われることは、投票率の低下の話です。

高齢者は「投票に行くことが国民の義務」と思っているのに対して、若者は「投票に行く自由」だと思っているために投票率が下がっていっているなどと揶揄されます。

高齢者は変わらず居続けるのだから、若者のせいでこんなに急落するとは考えられません。(下の画像)

引用：総務省

また、選挙に行かなかった人よりも与党・政府(自民党)に投票した人は多いのだからそうした選挙に行かなかった人が選挙に行くことで政治が変わるなどと言われます。(下の画像)

とはいえ、今投票に行っていない人が投票に行ったからといって、自民党以外に入れる保証はないのに何を言っているのでしょうか？

選挙に行く意味ないと思う理由は？

選挙に行く意味がないと思う理由にもいくつかありますが、一番は「所詮自分が行ったところで一票しかない」という点です。

選挙なんて、行く意味も理由もない。
どうせ国民の声なんかじゃなく、組織票で決まるし。

これが国民の声だと思う。 pic.twitter.com/L0WF3P1HhW

— 〜ラムタラ〜 (@ruwMFsP1G89LPn0) 2019年7月8日

自分が選挙に行って投票したとしても一票分の影響しか与えることができないため、日本の人口１億分の１の効果しかないことを考えると、行っても行かなくても影響はゼロに近いと言えます。

行ったところで特に影響を与えることもできないのなら行く時間や労力の分だけ無駄な作業と言えるため、投票に行く意味はないと思えます。

わざわざ必死に新聞やネットの各政党の公約を比較したりしたところで、影響力がゼロに等しい一票に時間をかければかけるほど無駄な作業に時間を費やすことになるため、政治に時間を割いたり投票に行く意味はないと言えます。

また、どれだけ必死に公約を調べて投票したところでどんな仕事ぶりをしてくれているのかも分かりませんし、当選後に聞こえてくる話題といえば失言や不倫スキャンダルなどで、真剣に政治のこと国のことを考えて投票した自分がバカらしく感じさせてくれます。

もちろん、国民として日本の政治に参加すべきだという意見はもっともだと思いますし、理解もしています。

しかし、見返りが得られないかロクな結果にならないことが目に見えている以上、選挙に行く意味はないという結論に至ります。

選挙に行くだけ無駄と思う理由は？

選挙に行くだけ無駄と思う理由は何でしょうか？

一つの意見として、選挙演説はどこも他のところの批判ばかりで気持ち悪いしうわべだけ綺麗な言葉を並べ立てても、結局どこの誰がやっても何も変わらないし行くだけ無駄だと感じてしまいます。

選挙か。
どーせ口だけ、その口からも抽象的な表現しか出てこない。
結局どーすんの？そのキレイな言葉を並べて語ってる世の中に、具体的にどーやって近づけるの？ってとこは誰も明言しない。
だから誰がやっても同じ、変わらない。ってなって、行くだけ無駄だし、どーでもいいわ。ってなるんだわ。

— にょこにょこ (@uramikasa) 2019年7月8日

また突然、選挙と言われても何のための選挙なのかよくわからないですし、比較しようにもよく分からないしめんどくさい。

憲法改正に賛成か反対かと言われたところで、「何のためにどこを変えようと思っているかが大事なんじゃないの？」と思ってしまってもそこまではテレビでも言われないかわりに、原発だとか消費税だとか、内容だけはいっぱい増やされます。

そして、何を優先して考えて投票すればいいのかが分かりません。

自分の利益のために投票していいのか、自分なりに将来の子供たちや日本のことを考えて投票していいのか・・・。

だからといって、政治家が何か自分の生活をよくしてくれるような気持ちは一切起きないし、そんなことは起こらないことも分かっています。

「選挙で国民の義務」みたいに言われても、そんな準備はできていないし誰が当選してもそんなに何も変わってこないでずっと微妙だったじゃない？と思うので、投票に行くだけ無駄だと感じます。

選挙に行っても何も変わらないと思う理由は？

所詮、自分が投票に行ったところで１億分の１にしかならないため、行く意味がないという考えとつながりますが、必死に調べた自分が馬鹿を見るため、選挙に行っても何も変わらないと感じます。

必死に調べて答えを出した一票を投票したところで、何も考えてない顔や雰囲気・イメージで何となく投票するような一票と全く同じ票の価値しか持ちません。

そんな御託を並べるぐらいなら「自分が立候補すれば？」なんて言われたりもしますが参議院なら６０００万円以上かかるとか無理に決まっています。

それにたとえ自分が立候補して万が一にも当選できたとしても巨大政党の前には何の価値もないし、自分が考えて当選させた小さい政党の議員も、巨大政党の前では何か変わるの？というレベルの違いにしかなりません。

その背景には数万人の票があると言われても、「いちいち国会で政治家はその背景の重みを踏まえて議論しあっていないでしょ？」と思うので、どうせ選挙に行っても何も変わらないということになります。

「今のままでいいから選挙に行かない」ことの危険性は？

どうせ選挙に行っても何も変わらないし、恩恵も悪影響もそんなに感じないから今のままでいいし選挙に行かないという考えがあります。

この考え方が危険をはらんでいるということがあるのでしょうか？

政治わからないし選挙に行かない理由は？

特に選挙権が１８歳からに勝手に引き下げられて強制的に選挙権を持たされた若者にとっては、責任を持つのが怖いといった意見や政治のことなんてわからないし、政治が変わることで自分の生活に何か影響があるのかピンとこないという声があります。

今の生活のままで別に何かあるわけでもなく、政治のせいで良くも悪くもならないと感じます。

消費税が上がるとか言われても、今までも自分の知らないところで勝手に変わってきていたわけなので、今更「選挙に行かないと消費税勝手にあげられるよ？」と言われても「だから？」という気持ちにしかなりません。

また、自分一人が投票しなくても何も変わらないと思ってしまうため、選挙に行きません。

そういったことが根底にあり、「わざわざ休みの日に選挙に行く必要性はないしその時間があるなら休んだり遊びに行く」ことになります。

自分には関係ないしやっても意味がないと思っているため期日前投票は関係ありません。

そしてなによりも、今までなんだかんだできているのだから、自分が投票しなくてもこのままなんとなく大丈夫だと思うので選挙に行きません。

今のままでいいから選挙に行かないことの危険性は？

可能性として、「投票に行かなかった人が投票に行っていたら今の政治は違ったかも」などとよく言われます。

言っていることは分かるけれど、「じゃあ誰が、せーのでみんな投票する？」と考えると説得されません。

どうせ何も変わらないし今のままでいいから選挙に行かないことの危険性はあるのかと考えたときに、「今のまま＝選挙に行かない」ではないということです。

大きな変化を望まないから選挙に行かないことで「今のまま」を手に入れられないと言えます。

こっちが望んでいないのに、残念ながら勝手に外国も日本も変化していきます。

「今のまま」という選択肢は最初からなく、「勝手に変えられてしまうなら、強いて選ぶならどの道が自分にとって許せるか？」という価値観で選ぶしかないのかもしれません。

消費税も８％のまま据え置きや憲法もそのまま、などということは不可能なようです。

誰かにとって消費税を上げたり下げたり、憲法を変えたり変えなかったりさせられるなら、せめて自分なりに許せる考え方を持っているかもしれない人に投票するしかないかもしれません。

残念ながら「このまま、今のまま」という選択肢はなく、「今のまま＝選挙に行かない」ではないようです。

まとめ

・選挙投票率の低下と無投票の関係は？

毎回選挙になるたびに言われることは、投票率の低下の話です。

・選挙に行く意味ないと思う理由は？

選挙に行く意味がないと思う理由にもいくつかありますが、一番は「所詮自分が行ったところで一票しかない」という点です。

・選挙に行くだけ無駄と思う理由は？

・選挙に行っても何も変わらないと思う理由は？

・政治わからないし選挙に行かない理由は？

・今のままでいいから選挙に行かないことの危険性は？

残念ながら「このまま、今のまま」という選択肢はなく、「今のまま＝選挙に行かない」ではないようです。

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