魚料理は肉以上に手軽で、DHAなど人間にとって大切な栄養が含まれていると言います。
焼き魚など焼くだけだと分かっていても、フライパンや食器に残る独特の臭いが気になって魚料理を避けてしまいます。
今回は、魚料理でフライパンや食器についてしまう魚の臭い取り方法で最も効果があり手軽なものはどれだったか?について実験結果をもとに紹介します!
また、魚を捌いたときや調理・洗い物で手についてしまう魚の匂いの消し方についても色々な方法を試した上でオススメを紹介します。
フライパンや食器の魚の臭いの取り方!
フライパンや食器についた魚の臭いの取り方をいろいろ試してみた結果、それぞれの効果がどれほどあったのか?
また、オススメの方法はどれだったか紹介します。
重曹:大さじ1と水を入れて沸騰
洗剤を使って洗うのも良いですが、魚の油に洗剤のぬめっとした感じが混ざって落ちたのかよく分からなくなったことはありませんか?
泡もいっぱいでている割には、意外と落ち切っていなかったということもあります。
重曹は古典的なやり方だと思われるかもしれませんが、やはり効果はあるようです。
今回は、フライパンに重曹大さじ1を入れ、水を入れて沸騰させました。
・・・さすが重曹です。
全然臭わなくなりました。
ただ、「エコな生活を心がけています!」という家には常備されていますが、そうでない家には無いかもしれません。
掃除用の重曹も大容量で安く売っていますので、上手に使えば洗剤よりも経済的となるでしょう。
牛乳を入れて沸騰させる
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重曹ではなく牛乳をフライパンに入れて沸騰させる方法でも効果があるようです。
調理の際にも牛乳を匂い消しやくさみ消しとして利用することがあるので、フライパンでも同じということですね!
・・・しかし、あまりにもったいなく私にはできませんでした。
牛乳は、素直に飲んだ方がいいです。
塩大さじ3程度を乾煎りしてから洗う
乾煎りでおおよその臭いが取れ、そのあとに通常通り洗剤で洗うと臭いが取れました。
スポンジにも魚料理の後の洗い物では、ギトギトとした汚れが付着することがあるのですが、スポンジに塩をつけて揉みこんでから洗い流すと、こちらの臭いも無くなりました。
安く売られている塩を使うとコスパもよいです。
米のとぎ汁につけ置き
米のとぎ汁は筍のアク抜きに使われることもありますね。
今回は、とぎ汁に1時間程つけてから洗い流してみました。
効果としては他の方法に比べると弱く、少し臭いが残ったように思いました。
浸け置きをしていた時間に比べて、あまり効果が薄い印象です。
お茶の出がらし
お茶の葉っぱには消臭効果があると言われており、古くは「出がらしを乾燥させて畳の上に撒いて掃き掃除をすると良い」といったおばあちゃんの知恵袋もあります。
というわけで、お茶の出がらしをフライパンに入れて水を張り、2~3分沸騰させます。
流す際、排水溝に詰まるのでお茶の葉を取る手間はかかりますが、意外にこちらも臭いがスッキリ取れました。
楽な方法でいえば、重曹と塩がベストだと思います。
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捌いた手の魚の臭いの取り方
捌いたり調理を通して、どうしても魚の臭いが手について取れなくなってしまいます。
そうした際に手についた臭いの取り方でオススメは何か実験しました。
レモン水かお酢を2倍に薄めたもので手を洗う:オススメ
洗ったあとに、手を鼻に近づけて臭いを嗅いでも臭いませんでした。
しかもお手軽です。
掃除でもアルカリ性の汚れを落とすのにも使えるので、安いお酢を常備してもよいでしょう。
塩をこすりつける:効果はあるが染みる
臭いはかなり取れます。
ただ、手に傷口があったら悲惨な痛さに見舞われそうです。
手をチェックしてからにしましょう。
コーヒーを手にこすりつけて水で流す
魚の臭いは取れますが、コーヒーの臭いが手につきます。
コーヒーが好きな方はいいかもしれません。
ザラザラしていて塩のように溶けないため、あまり擦り過ぎると痛くなります。
また、排水溝の網目にコーヒーの粉が入り掃除が面倒でした。
ステンレスに手をこすりつける
シンクのステンレスの部分(蛇口など)に触ると、化学反応により魚の臭いが取れるとか。
試してみると、微妙に臭いが残っていました。
指の間など細かいところの臭いはどうしても残ってしまうようです。
「塩またはお酢、レモン水」が、排水溝にも詰まらず流れるので手軽に臭いを取ることができました。
まとめ
魚の臭い取りは、「塩」「お酢」が手軽で経済的なのでお勧めです。
このどちらかがあれば、調理前のひと手間にも、フライパンを洗う時にも、手についた魚の臭いを取る時にも使えます。
あれこれそろえるよりも、シンプルな物と方法にすることで、手軽かつ経済的に魚料理にチャレンジできることがわかりました。
ちょっとしたひと手間で魚の臭いを取り、敬遠していた魚を積極的に食べて健康な暮らしをしていきましょう。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。