ろうそくの火を消すにはどのような方法があるでしょうか?
素手や指でかっこよく消す方法があればやってみたいと思いますか?
今回はろうそくを素手・指で消す方法とコツについて、またやってはいけない火傷する消し方や注意点を紹介します。
ろうそくの消し方の種類は?
ろうそくは私たちの日常に今でもよく登場します。
誕生日のケーキの上に立っているろうそくであったり、仏壇に供えられたろうそくであったり、アロマキャンドルのろうそくもあります。
一般的に行われているろうそくの消し方にはどのような種類があるでしょうか?
息を吹きかけて消す
誕生日ケーキやクリスマスケーキなど、お祝い事のときに立てられているろうそくであれば、息を「フーッ」と吹きかけて消すことがよくあります。
ただしいつでもできる消し方ではなく、仏壇に供えられたろうそくなどでは神聖でないという理由からやってはいけない消し方でもあり、時と場合を選ばなければなりません。
また息を吹きかけるために周囲のものも一緒に飛ばされることもあり得てしまいます。
顔を近づけて吹き消すというのも少し危険ではあります。
手であおいで消す
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手の指を閉じてうちわのようにして上下や左右に動かして風を送って消すやり方です。
息を吹きかける場合に比べて顔に火元が近づかないという点では安全ではあります。
ただし、手で起こせる風はけっして強いものではないので指先をある程度火元に近づける必要があるので、この点は注意が必要です。
火消し用のうちわ(仏扇)まで売られていたりします。
覆いかぶせる道具を使って消す
仏壇の火を消すため専用と言っても過言ではない道具ですが、「火消し(ろうそく消し)」と呼ばれる道具があります。
息を吹きかけるのも手であおいで消すのも作法として神仏に対しては無作法という考え方から生まれた道具です。
ひしゃくのような形をしており、これをろうそくの火に覆いかぶせて空気に触れないように密閉して消すやり方です。
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ろうそくを素手・指で消す方法とコツや注意点は?
では、ろうそくを素手や指で消す方法にはどのようなものがあるのか、そのコツについてみていきましょう。
安全にろうそくを素手・指で消す方法とコツを紹介しますが、100%安全な方法はありません。
実際にやるのではなく、あくまで知識に留めてください。
万が一、この記事に書かれていることを実践して身体に何らかの支障をきたしても責任は一切負えません。
勢いよく上から火が空気に触れないように
火は空気中の酸素を燃やすことによって燃え続けることができています。
素手や指でろうそくを消すときに意識することは火が空気に触れないようにして、燃え続けるための酸素を得られなくしてあげる必要があります。
風を起こして火元を揺らして消すのではなく、密閉することによって空気に触れないようにします。
仕組みはシンプルなので、この画像のように上から手を覆いかぶせることによって消すことが可能です。
ただし、ゆっくりと手を下ろして行くと熱さを感じてしまい、火傷の原因にもなります。
なので勢いよく手を覆いかぶせることがコツです。
湿らしたり濡らしておく
火傷の危険性を少しでも下げる工夫として、手を覆いかぶせるなら手のひらを湿らせたり濡らしておく方法です。
手のひらを燃やす前に湿らせたり濡らした水分が蒸発する一瞬の間、火傷を防いでくれるという効果が期待できます。
ろうそくの火を手でつまむ消し方は火傷するから危険!
勘違いしやすいのは、上から手を覆いかぶせるのは怖いし熱そうだからといって、ろうそくの火の根元を手でつまむようにして消す方法です。
火の根元を手でつまむ消し方は危険
ろうそくの火を手で上から覆いかぶせて消すのは怖いという場合には、ろうそくの火の根元を指先で摘むようにして空気に触れなくさせる方法があります。
手のひらをろうそくの火の上から覆いかぶせるよりは心理的に恐怖心が薄れるというメリットがあります。
ただし心理的にはやりやすいと思うかもしれませんが、実際にはあまり違いはありません。
手でつまむ消し方が火傷するから危険な理由
ろうそくの火の温度の分布は上部よりも下部のほうが温度が低いとされていますが、火傷をしなくなるほどの温度にはなりませんので注意は必要です。
上の画像の通りで100℃〜200℃程度の違いがありますが、決して「火傷しない温度」とはいえません。
心理的に根元の方が安全だと思い込む分だけ油断しやすくなるので、むしろ火傷しやすい危険性が増すので素手・指でろうそくの火を消すのなら、手を火の上から覆いかぶせるようにしましょう。
まとめ
万が一、この記事に書かれていることを実践して身体に何らかの支障をきたしても責任は一切負えません。
・ろうそくの消し方の種類は?
息を吹きかけて消す
手であおいで消す
覆いかぶせる道具を使って消す
・ろうそくを素手・指で消す方法とコツや注意点は?
勢いよく上から火が空気に触れないように
湿らしたり濡らしておく
・火の根元を手でつまむ消し方は危険
手のひらをろうそくの火の上から覆いかぶせるよりは心理的に恐怖心が薄れるというメリットがあります。
ただし心理的にはやりやすいと思うかもしれませんが、実際にはあまり違いはありません。
・手でつまむ消し方が火傷するから危険な理由
心理的に根元の方が安全だと思い込む分だけ油断しやすくなるので、むしろ火傷しやすい危険性が増すので素手・指でろうそくの火を消すのなら、手を火の上から覆いかぶせるようにしましょう。
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