令和と平成初台風の共通点や特徴は？平成最後の台風についても

元号が平成から令和に変わり、初めての台風が２０１９年６月末に西日本に上陸して猛威を振るうのではないかと予想されています。

今回はその「令和初台風」は何号でどのような特徴があるのか？

また「平成初台風」との共通点や特徴について、「平成最後の台風」についても紹介します。

「令和初台風」と「平成初台風」の共通点や特徴は？

「令和初台風」に注目が集まっていますが、「平成初台風」とはどのようなものだったのか？

共通点や特徴を見てみましょう。

「令和初台風」と話題になっていますが、まだ熱帯低気圧の扱いであり、２０１９年６月２７日未明に最大風速が１８m以上になり、台風となると予想されています。

２０１９年に誕生した台風は１月に１つ、２月に１つ存在するため、今回の台風は「台風３号」になり、元号が令和に変わってから初めての台風でもあります。

西日本に上陸する見込みとなっており、週末に開催されるG20大阪サミットへの影響が心配されていましたが、進路を東に変えてそのまま上陸せずに太平洋を進んでいき、温帯低気圧になりました。

平成初台風は１９８９年１月１８日に発生した「WINONA(ウィノナ)」という台風です。

フィリピン東部で発生した熱帯低気圧が１月１８日に台風となり、そのまま東へ直進して翌日１月１９日に消滅しました。

最低気圧は１０００hPaでした。

東日本に上陸し、甚大な被害をもたらしたのは１９８９年８月の「台風１３号」です。

１９８９年の日本では６月から台風の上陸が続いており、７月までに台風６号、１１号の２つが九州に上陸、８月には台風１２号が接近、１３号以降にも台風の上陸が続き、１９８９年の台風上陸数は５つで当時の記録としては１位でした。

１９８９年７月３１日１５時に南鳥島付近で発生した台風１３号は北上し、強風域・直径１３９０km、中心気圧９５０hPaの大型台風となり、死者２９人、行方不明２人、負傷者９６人、大雨・土砂崩れなどの被害をもたらしました。

改元の時期が異なることも影響し、令和初台風は６月末に発生しており、平成初台風は１月中ごろと全く異なります。

最低気圧に関しては令和初台風は１００４hPa、平成初台風は１０００hPaなので近いとは言えます。

進路は平成初台風と同じく東に直進していったという点では共通していました。

夏頃は台風が発生しやすい時期でもあるので、今後２０１９年・令和の夏も平成元年と同じく多くの台風が日本に上陸する可能性は高いといえます。

平成の最後、２０１９年の１月から４月の間には２つの台風がやってきました。

台風１号(パブーク)は２０１８年１２月３１日に熱帯低気圧として発生し、１月１日に台風へと変化しました。

１月１日に台風が生まれたのは観測史上初のことでした。

そして平成最後の台風である台風２号(ウーティップ)は２０１９年２月１８日に熱帯低気圧としてマーシャル諸島付近に発生し、２月２０日に台風となり西北西に進みながら発達し、非常に強い勢力となりました。
平成最後の台風である台風２号も、２月の台風としては最も低い中心気圧の９１５hPaを記録しました。

「令和初台風」と「平成初台風」の間にはこれといった共通点は見受けられませんでしたが、平成最後の台風や２０１９年の台風には「観測史上初」という記録的な台風１号、２号がいることがわかります。

・令和初台風は何号で特徴は？

「令和初台風」と話題になっていますが、まだ熱帯低気圧の扱いであり、２０１９年６月２７日未明に最大風速が１８m以上になり、台風３号となると予想されています。

・平成初台風は何号で特徴は？

平成初台風は１９８９年１月１８日に発生した「WINONA(ウィノナ)」という台風です。

・令和初台風と平成初台風の共通点は？

改元の時期が異なることも影響し、令和初台風は６月末に発生しており、平成初台風は１月中ごろと全く異なります。

・平成最後の台風の特徴は？

平成最後の台風である台風２号(ウーティップ)は２０１９年２月１８日に熱帯低気圧としてマーシャル諸島付近に発生し、２月２０日に台風となり西北西に進みながら発達し、非常に強い勢力となりました。

いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。