トクする雑学

フィジカルとは?意味・使い方・反対語やスポーツ・ラグビー・サッカー・音楽についても

フィジカルという言葉をテレビなどでよく聞きます。

今回は、フィジカルとはどういう意味なのか?

使い方や反対語・対義語にはどのようなものがあるのか、スポーツ・ラグビー・サッカーや音楽で使われる意味に違いはあるのか解説します。




フィジカルとはどういう意味・使い方・反対語?

フィジカルとはどういう意味で、使い方や反対語・対義語はなんでしょうか?

フィジカルとはどういう意味・綴り?:3つの意味

デジタル大辞泉によると、フィジカルとは次の3つの意味を持ちます。

  1. 物質に関するさま。
  2. 物理的。物理学的。
  3. 肉体的。身体的。

英語での綴りはphysicalと書きます。

品詞 意味
physics 名詞 物理
physical 形容動詞 物理的な

 

辞書に載っている言葉だとイメージが掴みにくく、最近テレビなどで見聞きする意味合いは、物理を指して使われていることはほとんどありません。

スポーツの解説などで利用されることが多いことからも、どちらかと言えば、「肉体的な、身体的な」という意味で用いられていることがほとんどです。

 

また、フィジカルの「肉体的な、身体的な」という意味が誇張された形として「肉体関係、性的関係」を表すこともあります。

 

ニュアンスの違いを押さえて、上手く使い分けましょう。

フィジカルに「肉体的な、身体的な」という意味があることから、同じく体を表す言葉のボディを連想するかもしれません。

大辞林第三版によると、ボディには

  1. からだ。身体。特に胴の部分。
  2. 自動車の車体、航空機の機体、船舶の船体などの本体部分。
  3. 服飾で、人台じんだいのこと。
  4. ボクシングで、腹部。

といった意味があります。

ボディにも身体的なニュアンスが含まれていますが、外観・構造として捉えた意味合いが強いようです。

つまり

フィジカル 体を筋肉など、機能に注目した表現
ボディ 体全体や主要パーツそのもの、機能には注目しない表現

といった違いがあると言えます。

フィジカルの使い方・例文は?:間違った使われ方が多い




フィジカルの使い方や例文としては、スポーツニュースなどで使われている例を見ていくとイメージしやすいでしょう。

× フィジカルが強い選手に注目したい
× フィジカル重視の傾向が続いている
× フィジカル勝負に持ち込む
フィジカルトレーニングが必要
フィジカルな力が働いた

上に紹介した5つの例文のうち、よく見聞きするのは「×」をつけた3つの表現でしょう。

厳密には形容動詞であるフィジカルを名詞のように用いているため、間違った使い方です。

これがスポーツニュースなどをテレビで見たときに、意味がよくわからなくなる原因の一つと言えます。

そもそも聞き慣れないカタカナ言葉で、使い方も間違っているため「何を言っているんだ?」と理解できなくなりがちです。

また、スポーツの場合は競技によっても求められる要素は大きく異なるため、「フィジカル」というふわっとした言葉を用いることで実況を曖昧にしていると言えます。

 

ちなみに、上の5つの例文の意味としては次のようになります。

  • フィジカルが強い選手に注目したい
    身長や筋肉量などが優れている選手に注目したい
  • フィジカル重視の傾向が続いている
    →(低身長で技巧派ではなく)高身長や筋肉といった見栄えの良さを重視する傾向が続いている
  • フィジカル勝負に持ち込む
    →(ラグビーなどで)パス回しなどではなく、敵と直接接触した際の突破力勝負に持ち込む
  • フィジカルトレーニングが必要
    筋トレが必要
  • フィジカルな力が働いた
    →物理的な力が働いた(誰かが押した、など)

スポーツニュースの場合は、ざっくり言ってしまえば「テクニックではなく筋力やパワーが大事」というニュアンスで用いられることが多いです。

フィジカルの反対語・対義語は?:メンタルとスピリチュアル

フィジカルの反対語・対義語は2種類あります。

肉体的・精神的の反対語・対義語はメンタル

フィジカル(physical)の反対語・対義語にはメンタル(mental)があります。

フィジカル(physical) メンタル(mental)
身体に関するさま 心に関するさま
肉体的 精神的

引用:Weblio

スポーツの場合では、「フィジカルトレーニングとメンタルトレーニングの両方が大切」といった使われ方をします。

体と心、外面と内面といった二面性として捉えれば、フィジカルの間違った使われ方も含めて理解がしやすくなります。

物理的・物理学的の反対語・対義語はスピリチュアル

フィジカル(physical)にはスポーツニュースなどではほとんど使われない意味として、「物理的・物理学的」というものがあります。

「物理的・物理学的」の反対語・対義語としてはスピリチュアル(spiritual)があります。

フィジカル(physical) スピリチュアル(spiritual)
物理的・物理学的 精神的・霊的・宗教的
科学的 非科学的

引用:デジタル大辞泉

スピリチュアルにも「精神的」という意味は含まれるのですが、physicalが自然科学を指す言葉として使われていることを踏まえると、科学的↔︎非科学的といった捉え方もできます。

フィジカルとはスポーツ・ラグビー・サッカー・音楽でどういう意味?

フィジカルはスポーツ・ラグビー・サッカーや音楽の世界でそれぞれどのような意味を持つのでしょうか?

スポーツでのフィジカルの意味:体のこと全て

フィジカルには大きく

  • 物理的・物理学的
  • 肉体的・身体的

という2つの意味合いがあります。

スポーツの世界では基本的に「肉体的・身体的」という意味で用いられることがほとんどです。

そのため、「フィジカル」という言葉がスポーツニュースで使われて、意味がいまいち分からなかったときには「体、筋肉」といった言葉に置き換えると理解しやすいです。

 

また、最近ではスポーツ実況でも使われることが多く、実況者がフィジカルの意味を理解せずに体に関する万能な単語と勘違いしていることがあります。

そのため、フィジカルにはより広範囲な意味が含まれてしまい

  • 筋肉
  • 体の大きさ・骨格
  • 体幹
  • 持久力
  • スピード・瞬発力
  • 柔軟性 など

ほぼなんでもあり状態になっています。

また、こうした使われ方を踏まえると、フィジカルトレーニングは筋トレのみでなく持久力や柔軟性を高めるトレーニングについても含まれる体づくり全般を指す言葉です。

フィジカルトレーニングに含まれるもの
有酸素運動 心肺機能
無酸素運動 筋トレ
ストレッチ 柔軟性

ラグビーでのフィジカルの意味:体の大きさ・筋肉

テレビでのラグビーの試合中継などで使われる「フィジカル」も、基本的には筋肉に関する話であることがほとんどです。

ラグビーにおいては特に

  • 体の大きさ・骨格
  • 筋肉

の2つを指す場合が多いです。

タックルもあり、試合中に選手同士が接触することが非常に多いため、そうした場面での突破の要はテクニックや状況判断もありますが、選手一人ひとりの体の大きさや筋肉・筋力によるところが大きいということでしょう。

サッカーでのフィジカルの意味:体の大きさ・体幹

サッカーの試合でも監督や選手・実況者たちが「フィジカル」についてコメントすることが多いです。

サッカーではラグビーとは異なり、明らかに直接選手同士が接触することはありません。

ルール上、タックルも躓かせたりもしてはいけません。

つまり単純なパワーというよりは、一度ボールを手にした後にいかに敵選手にボールに触らせないかという点、ボールを支配し続けられる力にあります。

これを踏まえると、サッカーで「フィジカル」という言葉が使われた場合は

  • 体の大きさ・骨格
  • 体幹

の2つを指すことが多いと言えます。

音楽でのフィジカルの意味:音楽CDやDVD

音楽の世界でフィジカルという言葉が使われる時は、「肉体的、身体的」を指すことはほとんどありません。

基本的には「物理的・物理学的」であったり「物質」を指して、フィジカルが使われます。

 

最近の音楽業界では音楽CDやライブDVDなどを購入することと同じように、ダウンロード配信やレンタルが盛んです。

そのため、音楽を物質的に購入する場合と情報・データとして購入した場合との2つに分けることができます。

例えば、「フィジカルリリース」という言葉を用いれば「(ダウンロード販売ではなく)音楽CDの形で販売する」という意味になります。

まとめ

・フィジカルとはどういう意味・綴り?

  1. 物質に関するさま。
  2. 物理的。物理学的。
  3. 肉体的。身体的。

・フィジカルの使い方・例文は?

厳密には形容動詞であるフィジカルを名詞のように用いているため、間違った使い方です。

これがスポーツニュースなどをテレビで見たときに、意味がよくわからなくなる原因の一つと言えます。

・フィジカルの反対語・対義語は?:メンタルとスピリチュアル

  • 肉体的・精神的の反対語・対義語はメンタル
  • 物理的・物理学的の反対語・対義語はスピリチュアル

・スポーツでのフィジカルの意味:体のこと全て

  • 筋肉
  • 体の大きさ・骨格
  • 体幹
  • 持久力
  • スピード・瞬発力
  • 柔軟性 など

ほぼなんでもあり状態になっています。

また、こうした使われ方を踏まえると、フィジカルトレーニングは筋トレのみでなく持久力や柔軟性を高めるトレーニングについても含まれる体づくり全般を指す言葉です。

・ラグビーでのフィジカルの意味:体の大きさ・筋肉

  • 体の大きさ・骨格
  • 筋肉

・サッカーでのフィジカルの意味:体の大きさ・体幹

  • 体の大きさ・骨格
  • 体幹

・音楽でのフィジカルの意味:音楽CDやDVD

基本的には「物理的・物理学的」であったり「物質」を指して、フィジカルが使われます。

 

いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。

ABOUT ME
シゲゾウ
シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!




COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です