「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾原作の人気小説で、世界で累計800万部を超える大ヒット作品の一つです。
舞台での上演もすでに3度行われており、映画化は日本だけでなく中国版も作られたほどの人気作品でもあります。
今回は映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の丸光園が火事になった犯人は誰なのか?
また職員の刈谷が笑っていた理由について解説します。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」丸光園の火事・放火の犯人は誰なのか?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で児童養護施設の丸光園が火事になったのは何故なのか?
放火の犯人はいるのでしょうか?
児童養護施設・丸光園とはどんな所か?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と深く関わっている児童養護施設の丸光園。
ナミヤ雑貨店の店主である浪矢雄治(西田敏行)にはかつて恋をした女性がいました。
大富豪の令嬢である皆月暁子(成海璃子)に恋をして駆け落ちをしますが、自らの過ちに気づいてその恋に終わりを告げます。
皆月暁子も実家へと帰りますが、愛する気持ちは変わらないままであり、その後、一生独身を貫きつつ、秘めたる思いを込めて浪矢雄治の故郷の近くに児童養護施設を建設しています。
その児童養護施設こそが丸光園であり、ナミヤ雑貨店の悩み相談の手紙はどれも丸光園の出身者や関係者から時間を超えて届くものでした。
児童養護施設・丸光園の場所は?
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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の中でも、後半に丸光園に恩返しをしようとする田村晴美(尾野真千子)がホームページを調べているときに、所在地などいろいろな情報が公開されています。
所在地 | 静岡県時越市浜町1-15-7 |
TEL | 0558-213-3352 |
FAX | 0558-213-3351 |
maruko-en@dog.co.jp | |
設置主体 | 社会福祉法人 |
理事長名 | 皆月秀和 |
施設長名 | 刈谷守 |
定員 | 55名 |
創立年月日 | 昭和22年8月1日 |
認可認定日 | 昭和23年5月1日 |
第二次世界大戦の終了から2年後に創立されており、かなり歴史のある児童養護施設です。
おそらくはそれ以前から孤児院として存在しており、1947年(昭和22年)の児童福祉法の制定に伴って名称を変更された、あるいは児童福祉法の制定を機に作られたという設定にしたのでしょう。
丸光園の火事・放火の犯人は誰?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の中盤で児童養護施設の丸光園が登場します。
魚屋ミュージシャン・松岡克郎(林遣都)が慰問として現れてクリスマスの曲やオリジナル曲を披露していきます。
帰ろうとする松岡克郎ですが、職員の刈谷守から電車が事故で停止しておりすぐに帰れないと告げます。
一晩、丸光園に泊まることになりますが、その夜に丸光園に火事が発生します。
職員の刈谷守から叩き起こされて逃げる松岡克郎ですが、児童のセリの弟が取り残されていると聞いて園内に救助に向かいますが、そのまま倒壊した瓦礫の下敷きになり死亡してしまいます。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の中で明確に誰が火事の犯人か?ということは言及されていません。
しかし、放火を見つめる職員の刈谷守が怪しげにニターっと笑っているのが印象的であり、その後、園長に就任していることからただの火事ではなく、職員の刈谷守による放火だと考えられます。
メタ的な根拠としては、職員の刈谷守を演じる手塚とおるが悪役を演じることが多いことが挙げられます。
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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」職員の刈谷が火事・放火のときに笑った理由は?
職員の刈谷はどうして火事を見つめながら笑ったのでしょうか?
職員・園長の刈谷守とはどんな人物?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に登場する児童養護施設の丸光園の職員である刈谷守は、園の火災のあとに元園長が亡くなり、新園長の座に就いています。
児童養護施設の丸光園は火災事故の影響もあって建て替えがなされており、映画の終盤では園長になった刈谷守が水増し請求をして不正に国からの補助金を得て、浮いたお金を横領していると話されています。
純粋に児童福祉に貢献したいという人物ではなく、私利私欲のために児童福祉とそこにある助成金制度や援助したいという人たちを利用することをなんとも思わないタイプの人です。
職員・園長の刈谷守が火事のときに笑った理由は?
丸光園の火事はとくに周囲に火の気があったわけでもないこと、深夜の火災にも関わらず対応が早く、魚屋ミュージシャン・松岡克郎(林遣都)が亡くなりはしましたが、他に死傷者は一切出なかったことから自然発火や事故ではなく計画的な放火だったと言えます。
児童が火事で死傷したとなれば、丸光園の存続にも関わる問題ですが部外者が死んだだけであれば問題がないと考えていました。
また、火災の責任は当時の園長であった皆月良和がとることになり、その後の園内の政治としても職員の刈谷守が立ち回りやすい環境が整いました。
いわば計画通りに事が運んで行ったことから、職員の刈谷守は火事で燃え盛る丸光園を眺めながら笑っていました。
職員・園長の刈谷守は魚屋ミュージシャンを殺すつもりだった?
火災の起きた日には魚屋ミュージシャン・松岡克郎(林遣都)が丸光園に泊まることになります。
松岡克郎に丸光園に一晩泊まるように促しているのは職員の刈谷守であり、そもそも電車が事故で動かないというニュースも嘘ではないか?と思えてきます。
ただし、職員の刈谷守が松岡克郎を殺す理由が存在しないため、松岡克郎を殺すために火災を発生させたとは考えにくいです。
松岡克郎が慰問にやってくる日に火災事故の日を設定した理由は、火災事故の原因が部外者である松岡克郎によるものだったという可能性を残しておくためと言えます。
そのために、売れないミュージシャンである松岡克郎の慰問を受け入れました。
まとめ
・児童養護施設・丸光園とはどんな所か?
ナミヤ雑貨店の店主である浪矢雄治(西田敏行)にはかつて恋をした女性・皆月暁子が秘めたる思いを込めて波矢雄治の故郷の近くに児童養護施設を建設しています。
・児童養護施設・丸光園の場所は?
静岡県時越市浜町1-15-7にあるという設定です。
・丸光園の火事・放火の犯人は誰?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の中で明確に誰が火事の犯人か?ということは言及されていませんが、職員の刈谷守による放火だと考えられます。
・職員・園長の刈谷守とはどんな人物?
純粋に児童福祉に貢献したいという人物ではなく、私利私欲のために児童福祉とそこにある助成金制度や援助したいという人たちを利用することをなんとも思わないタイプの人です。
・職員・園長の刈谷守が火事のときに笑った理由は?
計画通りに事が運んで行ったことから、職員の刈谷守は火事で燃え盛る丸光園を眺めながら笑っていました。
・職員・園長の刈谷守は魚屋ミュージシャンを殺すつもりだった?
職員の刈谷守が松岡克郎を殺す理由が存在しないため、松岡克郎を殺すために火災を発生させたとは考えにくいです。
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