「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾原作の人気小説で、世界で累計800万部を超える大ヒット作品の一つです。
舞台での上演もすでに3度行われており、映画化は日本だけでなく中国版も作られたほどの人気作品でもあります。
今回は映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の物語は実話に基づいて作られた話なのか?
また、映画の主な舞台となっているナミヤ雑貨店は実在するお店なのかについて紹介します。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は実在する実話?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で描かれている悩み相談や内容は実話に基づいて作られた話なのでしょうか?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじは?
浪矢雄治(西田敏行)が道楽として始めた悩み相談の手紙に答えるという企画がいつしか子供だけでなく、大人も真剣に悩みを相談するようになっていきます。
そしていつからか、浪矢雄治(西田敏行)のもとに届く悩み相談の手紙は過去や未来からも届くようになります。
浪矢雄治(西田敏行)が亡くなり、廃墟となっていたナミヤ雑貨店に警察から身を隠すために敦也(山田涼介)たちがやってきます。
ナミヤ雑貨店の謎の力を知らない敦也(山田涼介)たちは最初は驚きますが、異なる時代からやってくる悩み相談の手紙に答えるうちに、自分たち自身の過ちに気づき始めます。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の元ネタや実在する実話は?
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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾の同名原作小説をもとに映画化されたものです。
東野圭吾は特に元ネタや原案となる作品について示していません。
店主が客の悩み相談を受けるという形式は古くから行われており、スナックなどではよくある形です。
手紙によって悩み相談をして回答をもらうという形式については、かつて人気を博した「生協の白石さん」が元ネタではないか?と推測できますが、特段に珍しい設定でもないので元ネタを絞ることができません。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の中で取り上げられている悩み相談の内容については、シングルマザーや貧困などの社会問題を取り入れた内容になっています。
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ナミヤ雑貨店のモデルとなった長崎・宇久島「えびすや」とは?
映画の舞台となるナミヤ雑貨店のモデルとなったと言われている長崎県の宇久島にある「えびすや」とはどのような店なのでしょうか?
また、ナミヤ雑貨店の店内についても紹介します。
長崎・宇久島「えびすや」とはどんな店か?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の舞台となるナミヤ雑貨店のモデルとなったと言われている場所が長崎県の五島列島の島の一つ、宇久島にあった「えびすや」という雑貨店です。
すでに廃業している雑貨店「えびすや」の内装やディスプレイされている商品などが、ナミヤ雑貨店にも大きく影響を与えています。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の舞台であるナミヤ雑貨店のモデルとなっただけでなく、「えびすや」に実際にディスプレイされていたものや什器などは店をたたむと聞いたスタッフたちが借り受けて、ナミヤ雑貨店の中にそのまま登場していたりします。
ナミヤ雑貨店の店内は?
ナミヤ雑貨店は映画の撮影にあたり、商店街のロケ地として使用された大分県の豊後高田市にある「昭和の町」の宮町商店街の一角に実際に建築されました。
1988年の浪矢雄治(西田敏行)の死から2012年に敦也(山田涼介)らがナミヤ雑貨店に侵入するまでの約30年間にわたって廃墟になっていた雰囲気を出すために、ナミヤ雑貨店が建てられてから1ヶ月を費やしてエイジング処理がされました。
設計図も残されており、通りに面した側に店舗スペースが確保されていて、奥の方には住居スペースがあるという店舗付き住宅のよくある形式だということがわかります。
悩み相談の回答が入れられている牛乳箱は、回答の手紙を入れられるように実際の牛乳箱よりも背が高くなるように設計されています。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の冒頭で、浪矢雄治(西田敏行)が店先に座っているころには小学生たちから、テストの点数や文房具などについての悩み相談が届いていました。
そうした悩み相談の手紙と回答を合わせて店先の掲示板に貼り付けています。
まとめ
・映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじは?
浪矢雄治(西田敏行)が道楽として始めた悩み相談の手紙に答えるという企画がいつしか子供だけでなく、大人も真剣に悩みを相談するようになっていきます。
・映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の元ネタや実在する実話は?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾の同名原作小説をもとに映画化されたもので、東野圭吾は特に元ネタや原案となる作品について示していません。
・長崎・宇久島「えびすや」とはどんな店か?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の舞台となるナミヤ雑貨店のモデルとなったと言われている場所が長崎県の五島列島の島の一つ、宇久島にあった「えびすや」という雑貨店です。
・ナミヤ雑貨店の店内は?
設計図も残されており、通りに面した側に店舗スペースが確保されていて、奥の方には住居スペースがあるという店舗付き住宅のよくある形式だということがわかります。
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