映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」受賞歴と評価される理由！興行収入と累計動員数についても

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾原作の人気小説で、世界で累計８００万部を超える大ヒット作品の一つです。

舞台での上演もすでに３度行われており、映画化は日本だけでなく中国版も作られたほどの人気作品でもあり、小・中学校の読書感想文の課題図書にもなっています。

今回は映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の映画賞の受賞歴や評価される理由について。

また、興行収入や累計動員数について紹介します。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」受賞歴や評価される理由は？

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の受賞歴やその受賞理由について見ていきましょう。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」はナミヤ雑貨店という雑貨店を経営するナミヤさんが趣味で行なっている悩み相談が起こす奇蹟の数々を描いた作品です。

夜に閉店しているナミヤ雑貨店のシャッターのポストに悩み相談を書いた手紙を投函すると、翌日に店の外にある牛乳箱に回答を書いた返信が入れられていることで、ナミヤ雑貨店は地域でも人気の店でした。

ナミヤさんが解決するのは「今」の人たちからの手紙だけでなく、「過去」や「未来」からの手紙も投函されてきて、いろいろな時代のいろいろな悩みに真剣に考えて答えていきます。

実はナミヤさんが解決してきた悩み相談の手紙はどれも、丸光園という児童養護施設出身の子供たちからの手紙であり、ナミヤさんと丸光園には深いつながりがありました。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は２０１７年度の日本で開かれた映画賞でいくつも受賞を果たしています。

以下に表としてまとめてみました。

第４１回山路ふみ子映画賞	特別賞	吉行和子(田村晴美の育ての親役) 西田敏行(ナミヤ雑貨店の店主役)
第３０回日刊スポーツ映画大賞	助演女優賞	尾野真千子(丸光園に恩返しをしようとする女性役)
第９１回キネマ旬報ベスト・テン	新人男優賞	山田涼介(主役・丸光園出身の青年役)
第４１回日本アカデミー賞	優秀作品賞優秀監督賞優秀脚本賞優秀助演男優賞優秀助演女優賞優秀美術賞	監督：廣木隆一脚本：斉藤ひろし助演男優：西田敏行助演女優：尾野真千子美術：丸尾知行、中川理仁

映画化にあたり、時系列の変わっていく様子をまとめあげることが非常に難しいと原作者の東野圭吾自身も話しています。

それを見事に映像化できたことが高く評価されています。

また、昭和中期、後期、現代の３つの時代を美術装置を使い忠実に作り上げていることも受賞の理由です。

ただし、日本アカデミー賞に関しては大手配給会社の持ち回り受賞というのが周知の事実でもあり、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」もその例に漏れず角川の配給によるものです。

口コミの意見としては批判的な声も多いことや、ブルーリボン賞には輝いていないことから作品そのものの評価としては高くはないと言えます。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の興行収入や累計動員数はどれくらいだったのかについてみていきましょう。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の累計興行収入は１０．９億円です。

これは２０１７年度に公開された映画作品の日本実写邦画の中では第２４位ということで、決して良い数字ではありません。

ちなみに２０１７年度の日本実写邦画の第１位「銀魂」です。

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の累計観客動員数は１６万７７８７人でした。

客層の男女比は男３：女７ということからも、主演のHey!Say!JUMP山田涼介のファンが熱心に足繁く通ったと言えます。

原作小説は世界的にも売れており、８００万部を超える第ベストセラーであり、公開された映画館数は３４３スクリーンとかなり多い部類です。

角川が配給ということもありバラエティ番組などへの番宣も盛んに行われていました。

・映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじを簡単に内容を簡潔に

・映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の受賞歴は？

２０１７年度の日本アカデミー賞で６冠を達成しています。

・日本アカデミー賞・優秀作品賞受賞・評価される理由は？

映画化にあたり、時系列の変わっていく様子をまとめあげることが非常に難しいと原作者の東野圭吾自身も話しており、それを見事に映像化できたことが高く評価されています。

・映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の累計興行収入は？

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の累計興行収入は１０．９億円です。

・映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の累計観客動員数は？

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の累計観客動員数は１６万７７８７人でした。

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