「メン・イン・ブラック3」は2012年に公開されたSFコメディ映画で、世界的に人気のある作品です。
2019年にはスピンオフ作品である「メン・イン・ブラック:インターナショナル」も公開されました。
今回は映画「メン・イン・ブラック3」の前半でエージェントKが自宅で銃を構えて座ったまま消えてしまった意味や理由は何か?
また世界線や時間軸についても解説していきます。
エージェントKが銃を構えて座ったまま消えた意味や理由は?
エージェントKが自室で銃を構えて座ったまま消えてしまったことの意味や理由はなんでしょうか?
エージェントKとボリスの関係は?
ボリスはボグロダイト星人という種族で、今までも多くの星を支配して資源を刈り尽くしてきました。
グリフィンの故郷の星などを破壊し、次の標的となっていたのが地球でした。
侵略を目前にしたときに、エージェントKがアークネットシールドという地球上を保護するシールドを展開してしまいます。
これによってボグロダイト星人は地球への侵略ができなくなってしまい、資源が枯渇してしまいます。
最後に生き残ったのはボリスただ一人となり、ボグロダイト星人の絶滅へのきっかけを作ったエージェントKに対して復讐を計画しています。
エージェントKが銃を構えて座ったまま消えた意味や理由
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映画「メン・イン・ブラック3」の前半で、中華料理屋での暗殺者やボリスとの戦闘のあとに、自室に戻っていたエージェントKは「お前は過去で死ぬ」というボリスの言葉から、すぐに襲撃があるものと思い、愛用のショットガンを手にボリスを待ちます。
しかし、中華料理屋での戦闘の際にボリスが言った「お前は過去で死ぬ」という言葉通り、2012年ではなく1969年のエージェントKをタイムスリップをして抹殺するという意味でした。
1969年のエージェントKが殺されてしまったため、2012年のエージェントKの存在は成り立たなくなり、銃を構えてボリスの襲撃を待っていたものの存在を消されてしまいます。
もう少し詳しく「エージェントKの身に何が起こったのか?」を解説していきます。
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映画「メン・イン・ブラック3」Kが消えた意味と世界線や時間軸について
エージェントKが消えた意味とボリスのセリフの関係について、また世界線や時間軸について解説していきます。
ボリスやエージェントJのタイムスリップの注意点
タイムトラベルものでよくある話であり、映画「メン・イン・ブラック3」の中でも「エージェントJはエージェントKとできるだけ関わらないようにしないといけない」という注意をされています。
未来から来た人間が過去に戻って歴史を改変すると、未来にどれほど大きな影響を及ぼすか予測できないためです。
時間は連続しており、因果関係が成り立ちます。
エージェントKが消えたことで時空断裂が生じた理由
1969年にタイムスリップしたボリスによって、エージェントKは抹殺されてしまいました。
本当はエージェントKは2012年まで生き続けており、エージェントJをスカウトしたりする未来があるはずでしたが、1969年の時点でボリスによって殺されたことで、それより先の未来の出来事はすべて矛盾する出来事になりました。
エージェントKが銃を構えて座ったまま消えたことで、エージェントJが吐き気を催したり立ちくらみを感じているのは、エージェントJが多くの時間をエージェントKと共有しすぎたために長期間の記憶の改変が行われようとしたためです。
普通はそのまま改変が行われて、元の歴史を知る人間はいなくなるのですが、エージェントJの記憶は改変されない代わりに大量のチョコレートミルクを飲みたいという副作用にさいなまれました。
エージェントKが消えてしまった世界を修正するために、エージェントJも過去に戻ってボリスがエージェントKを殺してしまうのを防ごうとします。
映画「メン・イン・ブラック3」の世界線(パラレルワールド)や時間軸について
タイムトラベル、タイムスリップを扱った作品には世界線(パラレルワールド)という考え方があります。
世界にはいくつもの選択の瞬間があり、「私たちが選ばなかった選択をした世界もどこかに存在している」というものです。
映画「メン・イン・ブラック3」には3つの世界線が存在することになります。
1つ目は映画の冒頭に登場するエージェントKも存在するオリジナルの世界です。
2つ目はボリスが過去のエージェントKを抹殺し、2012年にはボグロダイト星人の襲来を許して崩壊した世界です。
3つ目はボリスだけでなくエージェントJも1969年位タイムスリップをして、エージェントKの手によってボリスが殺された世界です。
映画「メン・イン・ブラック3」では最終的にたどり着いたのは、ボリスが過去に戻って歴史を改変しようとしたことを、エージェントJが阻止して生まれた世界なので、厳密には過去をやり直した世界ではありません。
このことは、エージェントKが無口でなくなった理由とも関係します。
こちらの記事で図解付きで解説しています。→メンインブラック3・最後のチップと隕石が落ちる関係性は?Kの記憶がある理由についても
まとめ
・エージェントKとボリスの関係は?
エージェントKがアークネットシールドという地球上を保護するシールドを展開したために、ボグロダイト星人は地球への侵略ができなくなってしまい、絶滅してしまいます。
・エージェントKが銃を構えて座ったまま消えた意味や理由
1969年のエージェントKが殺されてしまったため、2012年のエージェントKの存在もありえないために銃を構えてボリスの襲撃を待っていたものの存在を消されてしまいます。
・ボリスやエージェントJのタイムスリップの注意点
タイムトラベルものでよくある話であり、映画「メン・イン・ブラック3」の中でも「エージェントJはエージェントKとできるだけ関わらないようにしないといけない」という注意をされています。
・エージェントKが消えたことで時空断裂が生じた理由
1969年の時点でボリスによって殺されたことで、それより先の未来の出来事はすべて矛盾する出来事になりました。
・映画「メン・イン・ブラック3」の世界線(パラレルワールド)や時間軸について
映画「メン・イン・ブラック3」では最終的にたどり着いたのは、ボリスが過去に戻って歴史を改変しようとしたことを、エージェントJが阻止して生まれた世界なので、厳密には過去をやり直した世界ではありません。
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