「メン・イン・ブラック3」は2012年に公開されたSFコメディ映画で、世界的に人気のある作品です。
2019年にはスピンオフ作品である「メン・イン・ブラック:インターナショナル」も公開されました。
今回は映画「メン・イン・ブラック3」の終盤に未来を見通せるグリフィンが大佐に見せた未来は何だったのか?
またエージェントJの父親でもある大佐はJの正体に気づいたのかについても解説していきます。
映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンが大佐に見せた未来は何?
グリフィンが大佐に見せた未来の内容はなんだったのでしょうか?
どうして大佐はエージェントJとKをアポロ11号に近づけることを了承したのでしょうか?
グリフィンとはどんなキャラクター?
グリフィンはアルカナン星人の最後の生き残りです。
グリフィンの故郷の星もボグロダイト星人の襲撃によって破壊されてしまっています。
アルカナン星人は過去の行動の選択によって生まれる結果を予測できる未来予知のような能力を持っています。
映画「メン・イン・ブラック3」では、グリフィンの故郷の星の二の舞にならないよう、地球をボグロダイト星人の侵略から守るためのアークネットシールドをエージェントKに託しています。
グリフィンの未来を見る能力とは?
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グリフィンだけが未来を見る能力を持っているのではなく、アルカナン星人に備わった能力です。
アルカナン星人は無限の数の時間軸と、その瞬間に同時に起こる全ての未来を見ることができるいくつもの次元を生きる存在です。
アルカナン星人はいくつもの未来を一度に見ることができるため、どの未来が現実になるかは分かりません。
接触していると他の生物にも未来を見せることができ、この能力によってフロリダのケープ・カナベラルで大佐を説得してアークネットシールドをアポロ11号に設置することが可能となりました。
グリフィンが大佐に見せた未来は何?
グリフィンは大佐の説得にあたって、大佐の腕を掴んで自分自身が見ている未来を共有させました。
このときに見せた未来が何であったのかは具体的には語られていませんが、あとでエージェントJから問いかけられたときに大佐は「エージェントJとKがいかに重要な人物であるか?」を見させられたと語っています。
この言葉から言えることは、未来にどういう選択肢が生まれるのかをグリフィンは見せたということです。
アークネットシールドの設置を許可しなかった場合の未来と、アークネットシールドの設置を許可した未来でそれぞれ何が起こるのか?という映像を見せたことがわかります。
しかし単純にそうした未来の映像を見せただけでは、大佐が納得するのではなく幻覚を誘発するトリックを疑う可能性が残ります。
そのためにエージェントJにも役割が与えられていたと考えられます。
つまりはエージェントJが大佐の息子の将来の姿になるという一連のつながりを見せることで、信頼度を高めました。
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Jの父親・大佐はJの正体に気づいたか?
エージェントJの父親である大佐は、Jの正体に気づいているのでしょうか?
Jの父親・大佐はどんなキャラクター?
フロリダ州のケープ・カナベラルのアポロ11号ロケット発射台で監視の役割を与えられていた大佐は、エージェントJの父親です。
名前をジェームズ・ダレル・エドワーズ・ジュニア二世と言います。
ロケット発射台の近くには、アポロ11号の発射を近くで見せるために一人目の息子のジェームズ・ダレル・エドワーズ三世を連れてきていました。
当初はエージェントJやK、グリフィンを不審者として耳を貸しませんでしたが、グリフィンに未来を見せられて考えを変えて発射台へと案内して、何をすべきかの指示を出しています。
Jの父親・大佐はJの正体に気づいたのか?
大佐がエージェントJが自分の息子だということを直接的には見せられていません。
また、大佐が少し先の未来でボリスによって殺されるということも見させられていないのではないか?と考えられます。
グリフィンが発射台に向かうエージェントJたちと別れるときに、ここから先の未来は見られないと発言しています。
グリフィンは大佐がエージェントKの死の代わりに死んでしまうことを知っているため、それが現実のものとなる映像を見たくなかったと言えます。
このため、グリフィンは大佐にも未来を見せたのではなく、2012年のエージェントJが生きてきた歴史やボグロダイト星人の脅威を「未来」として見せました。
まとめ
・グリフィンとはどんなキャラクター?
映画「メン・イン・ブラック3」では、グリフィンの故郷の星の二の舞にならないよう、地球をボグロダイト星人の侵略から守るためのアークネットシールドをエージェントKに託しています。
・グリフィンの未来を見る能力とは?
グリフィンだけが未来を見る能力を持っているのではなく、アルカナン星人に備わった能力です。
・グリフィンが大佐に見せた未来は何?
アークネットシールドの設置を許可しなかった場合の未来と、アークネットシールドの設置を許可した未来でそれぞれ何が起こるのか?という映像を見せたことがわかります。
・Jの父親・大佐はどんなキャラクター?
フロリダ州のケープ・カナベラルのアポロ11号ロケット発射台で監視の役割を与えられていた大佐は、エージェントJの父親です。
・Jの父親・大佐はJの正体に気づいたのか?
大佐がエージェントJが自分の息子だということを直接的には見せられていないため、Jの正体には気づいていません。
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