立憲民主党の初鹿衆議院議員が強制わいせつ容疑で書類送検されていたことで、MeToo運動のブーメランっぷりが話題になっています!
今回は、MeToo運動失敗の理由について、
また、ブーメランやダブルスタンダード、MeToo支持者が気持ち悪いし胡散臭い原因について紹介します。
MeToo運動失敗の理由!
MeToo運動が失敗してしまった理由はなんでしょうか?
#MeToo運動とは
#MeTooとは、英語の「me too(私も)」という英語を合言葉とし、ツイッターなどのSNSで拡散・普及する意図で作られたハッシュタグです。
アメリカで2006年に家庭内の性的虐待の事例から始まり、その後、性暴力被害者が泣き寝入りしない環境を作るために普及していきました。
セクハラや性的暴行の被害体験は告発するためには被害者自身が犠牲になる側面があります。
そのため告発できずにうやむやになってしまうことが多いです。
そこで、集団となりセクハラや性的暴行の実態を明らかにしていこうという意図で賛同者が増加していきました。
日本においても10年ほど遅れる形で著名人やジャーナリストがセクハラや強姦被害を告発する際に用いられるようになりました。
海外とは異なり、日本ではそれほどMeToo運動は普及していませんが、政治家にも賛同者は多く、なぜか立憲民主党・国民民主党・社民党といった野党議員に多い傾向があります。
与党議員や財務省職員などのセクハラ疑惑にあたっては、立憲民主党・国民民主党・社民党などのMeToo運動に賛同している議員がプラカードを持って行進するなどの活動が見られました。
MeToo運動失敗の理由:政治利用
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2019年12月16日に週刊新潮が立憲民主党の初鹿明博衆議院議員が、知人女性にわいせつ行為をしたとして書類送検されていた事実を報じました。
初鹿議員は2015年5月に走行中のタクシーの車内で女性にわいせつ行為をしたとのことです。
ツイッター上では普段はセクハラ疑惑があがると声高に批判を始めるMeToo運動に賛同する立憲民主党・国民民主党・社民党といった野党議員が見事に口を閉ざし、ダンマリを決め込んでいるため、批判が高まっています。
こういう時に #metoo 運動をやっている人たちが沈黙するから政治的ダブルスタンダードと言われるのだ。
立民の初鹿議員を強制わいせつ容疑書類送検 | 2019/12/16 – 共同通信 https://t.co/TLg6H3K5n6
— 松浦大悟 (@GOGOdai5) December 16, 2019
MeToo運動が日本で失敗した・それほど普及しなかった原因の一つは、こういった賛同する政治家たちの一貫性のなさにあると言えます。
本来はMeToo運動などに賛同することで代表者となって、運動を盛り上げたり信用度を上げる立場であるはずの政治家が、自分の政党のこととなると一斉に口を閉ざしているのが現実です。
そもそも、MeToo運動の発祥は有名人・政治家が扇動するものではありませんでした。
もっと一般的に社会全体に蔓延っているセクハラや性的暴行の被害者たちが、一丸となって立ち向かうための運動であるはずでした。
しかし、こと日本においてはそうした部分は無視されてしまっています。
MeToo運動が日本で失敗した理由はひとえに、MeToo運動を利用しようとする人間の存在です。
日本におけることの発端と言われている2017年のジャーナリスト伊藤詩織に関するセクハラ疑惑に関しても、安倍首相とのつながりがある元TBS記者が関わっていたためです。
政治家をバッシングする材料として、世論を巻き込みたい。
そのためにはリベラル派、フェミニズム、社会的に弱者と言われている人たちが乗っかりやすい運動を利用すればいいという思惑がありました。
はじめから日本では、純粋にセクハラや性的暴行の被害者に寄り添う気持ちを持ったMeToo運動など存在していません。
だからこそ、その後は失速していき、問題が起こるたびに「純粋にMeToo運動に賛同していた一般人」が離れていきました。
与党や官僚が関わるセクハラ疑惑には大声を上げて非難するにもかかわらず、野党議員のセクハラ疑惑や強制わいせつ容疑には口を閉ざしているのはいい例です。
本当の意味でMeToo運動をしようとしていたのではなく、「純粋にMeToo運動に賛同していた一般人」を利用していただけのことです。
スタート時点で間違っているため、日本でMeToo運動が成功する訳がありません。
今でもMeToo運動に賛同している「純粋にMeToo運動に賛同していた一般人」もいるかもしれません。
残念ながらそうした人たちは自分たちが乗った船が偽物だということに気付いていない、あるいは気付きたくないと思っているのでしょう。
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MeToo運動がブーメラン・ダブルスタンダードで気持ち悪いし胡散臭い
MeToo運動がブーメラン・ダブルスタンダード(ダブスタ)と非難される理由はまさに、政治利用を目的としているからです。
純粋にセクハラや性的暴行の被害者のためを思っているのであれば、ブーメランやダブルスタンダード(ダブスタ)などと非難されることも、そのような行動をとることもあり得ません。
胡散臭いと感じる人や、気持ち悪さを感じる人が出てくるのも当たり前のことです。
一貫性がないものを信じることができるのは、何か利益を得ている人間か信じているフリをし続けたい人間以外にいません。
そういえば以前、国会議員の男性で #MeToo のプラカード持って行進していた人いたけど、初鹿明博議員に対する行動はいつ起こすんでしょうか?
彼らは疑わしきは罰する、もしくは徹底追及しちゃう人たちなので、今回も初鹿氏への行動に期待しています。— KAZUYA (@kazuyahkd2) December 17, 2019
柚木道義議員。#MeToo
は、どうなったんですか? https://t.co/zzA59qLvmM— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) December 16, 2019
セクハラ問題に熱心だった米倉春奈@yonekura_haruna さま
強制わいせつ初鹿には無言を貫くおつもりでしょうか?
あなたの #MeToo 意識は、その程度だったんでしょうね。人としての感覚を疑います。 pic.twitter.com/nREOSgVPzN
— Kame Ron Diaz(San Diego出身) (@kamesan1959) December 17, 2019
【やっぱり】フェミニスト、女性人権界隈で有名な伊藤和子、仁藤夢乃、望月衣塑子、石川優実、太田啓子が立憲民主党の初鹿衆院議員が強制わいせつ容疑で書類送検されてるのを総スルーしてるの皆覚えておいてね!
ちなみに立憲民主党、国民民主、共産党議員も皆スルーだよ!#フェミニスト #metoo— Kim (@yamagis70429848) December 16, 2019
疑惑だけであれだけ騒いだのですから、書類送検された初鹿議員の追及を徹底的にして下さい。#metoo の出番ですよ。 pic.twitter.com/WCfkxrY0U4
— はずれメタル (@4KYKZKNGZK6) December 16, 2019
まとめ
・#MeToo運動とは
#MeTooとは、英語の「me too(私も)」という英語を合言葉とし、ツイッターなどのSNSで拡散・普及する意図で作られたハッシュタグです。
・MeToo運動失敗の理由:政治利用
MeToo運動が日本で失敗した理由はひとえに、MeToo運動を利用しようとする人間の存在です。
・MeToo運動がブーメラン・ダブルスタンダードで気持ち悪いし胡散臭い
純粋にセクハラや性的暴行の被害者のためを思っているのであれば、ブーメランやダブルスタンダード(ダブスタ)などと非難されることも、そのような行動をとることもあり得ません。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。