アニメ化もされた「愛してるぜベイベ★★」などで知られている漫画家の槙ようこが2019年7月3日に引退を発表しました。
今回は漫画家・槙ようこの引退の理由は何なのか?
今後の活動や過去の代表作について紹介します。
漫画家・槙ようこの引退の理由は?
2019年7月3日に漫画家の槙ようこが引退を発表しました、その理由は何でしょうか?
漫画家・槙ようこ引退を発表
2019年7月3日に「愛してるぜベイベ★★」などで知られる漫画家の槙ようこが自身のInstagramを更新し、現在連載している漫画「きらめきのライオンボーイ」の完結をもって漫画家を引退することを発表しました。
漫画「きらめきのライオンボーイ」は雑誌「りぼん」に連載されており、同日・7月3日に発売された新刊には最終話が掲載されていました。
雑誌「りぼん」にも
この連載を最後に漫画の世界から引退させていただきます。
これまでたくさんの方に応援していただき、本当に本当にありがとうございました
という文面が掲載されました。
槙ようこは今年で漫画家としての活動20周年を迎えており、20周年期間が終わる2020年3月17日まではInstagramでの発信を続けることを表明しています。
槙ようこのプロフィール・漫画家人生は?
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槙ようこは当時高校2年生だった1999年に「ラブサービス!」でりぼんNEW漫画スクール佳作、SB賞を受賞し、その後も数多くの人気作品を執筆し続けてきました。
簡単にプロフィールをまとめて見たいと思います。
ペンネーム | 槙ようこ(まきようこ) (旧ペンネーム:香牧ようこ) |
本名 | 福家陽子(ふけようこ) |
生年月日 | 1981年7月11日(37歳) |
出身地 | 鹿児島県 |
血液型 | A型 |
趣味 | 運転 |
特技 | すぐ忘れる |
好きな言葉 | リラックス |
飼っているペット | レオ、ココ、アビ(犬・猫) |
出身校 | 日出高等学校 (現・目黒日本大学中学高等学校) |
受賞歴 | 第354回りぼんNEW漫画スクール佳作 第71回SB賞受賞 |
その他活動 | 東日本大震災チャリティー漫画本 PARTY! HANAへの寄稿「プラスマイナス」 |
槙ようこには妹・持田あきがおり、2人とも漫画家として活動していました。
2010年には槙ようこ作画、妹・持田あき脚本による「ピカ☆イチ」が連載されていました。
槙ようこの漫画家人生をまとめてみましょう。
1999年 (17歳) |
「ラブサービス!」で第354回りぼんNEW漫画スクール佳作、第71回SB賞受賞。 |
2000年 | 初コミックス「枯れ気に恋を咲かせます」発売。 雑誌「りぼん」10月号から「ソラソラ」連載(翌年1月号まで) |
2001年 | 雑誌「りぼん」4月号から「あたしはバンビ」連載(翌年2月号まで) |
2002年 | 雑誌「りぼん」4月号から「愛してるぜベイベ★★」(2005年1月号まで) |
2004年 | 「愛してるぜベイベ★★」アニメ化。 |
2007年 | 雑誌「りぼん」にて「山本善次朗と申します」連載開始。 |
2008年 | 3月に体調不良を理由に「山本善次郎と申します」の連載中断、約1年の活動休止。 誌面での再会はなく、単行本での書き下ろしで再開し2011年に完結。 |
2010年 | 雑誌「ARIA」で妹・持田あきとの合作「ピカ☆イチ」連載。(2013年3月号まで) 雑誌「Cookie」10月号でも妹・持田あきとの合作「zen zen」を発表。2011年2月号から4月号まで短期連載。(続編も予定されていたが、実現していない) |
2011年 | 東日本大震災チャリティー漫画本「PARTY! HANA」へ「プラスマイナス」寄稿 |
2012年 | 雑誌「りぼん」9月号から「ロマンチカクロック」連載(2015年12月号まで) |
2016年 | 雑誌「りぼん」8月号から「きらめきのライオンボーイ」連載(2019年8月号まで) |
2019年 | 雑誌「りぼん」4月号でデビュー20周年の記念特集掲載。 雑誌「りぼん」8月号の「きらめきのライオンボーイ」完結に合わせて漫画家引退を宣言。 デビュー20周年期間終了の2020年3月17日までSNSアカウント継続を発表。 |
漫画家・槙ようこの引退の理由は?
槙ようこは引退にあたり投稿したInstagramには
私の引退は決して後ろ向きではなく、前向きな気持ちで心に決めていたことなので最後の最後まで夢中で楽しみきりたいと思っています。
と投稿しており、引退の理由について詳しくは公表していません。
歴代の漫画家たちの引退理由は大きく次の3種類です。
- 人気が出ずに連載続行が不可能
- 闘病や事故
- 結婚、完結を機に引退
それぞれの可能性について考察していきましょう。
人気が出ずに連載続行が不可能
槙ようこの場合は、いずれも人気作の連載を続けており不人気ということはあり得ません。
闘病や事故
槙ようこはかつて2007年に体調不良を理由に1年間の活動休止をしていたことがあります。
今回の引退を「後ろ向きではなく前向きなもの」と記していることから、引き伸ばしていた入院治療を始めたとも考えられます。
結婚、完結を機に引退
現在、槙ようこは漫画家としての活動20周年の年を迎えていることから、一番可能性が高いのは20周年と連載作品・漫画「きらめきのライオンボーイ」の完結を機に引退して新天地での活動、あるいは結婚と考えられます。
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槙ようこ今後の活動や過去代表作・漫画家人生は?
漫画家・槙ようこの今後の活動はどうなっていくでしょうか?
また過去の代表作について紹介します。
漫画家・槙ようこの今後の活動は?
槙ようこは引退にあたり自身のInstagramで
私槙ようこはこの連載を最後に漫画の世界から引退させていただきます。
私の引退は決して後ろ向きではなく、前向きな気持ちで心に決めていたことなので最後の最後まで夢中で楽しみきりたいと思っています。
と発表しており、今後は完全に漫画家としての活動をしないことを宣言しています。
ツイッター上には
槙ようこ先生本当に引退なんだ。知っている作品が愛してるぜベイベだけなのでファンと言うにはおこがましいけれど。別雑誌で今後は書くとかではなくて漫画家自体を辞めてしまうんだね。切ないのぅ……
— 佐倉 紫 (@yukarisakura29) 2019年7月3日
など、突然の引退発表を悲しむファンの声が多く、ぜひともイラストやキャラクターデザインなどだけでも活動を続けてもらいたいところです。
槙ようこ画集や特別号・記念作品の執筆は?
今のところはまだ20周年記念企画や引退に合わせてどのような活動や作品の発表がなされるのかは分かっていません。
歴代の漫画家たちの例から考えると、槙ようこの20周年記念として今までの作品集・画集が刊行されることが予想されます。
特別号や記念作品の執筆に関しては
漫画「きらめきのライオンボーイ」を持って漫画家を引退
と言っているため期待は薄いかもしれませんが、2010年から2011年に執筆されていた妹・持田あきとの合作「zen zen」の続編が実現しないまま終わっているため、その企画を記念作品として執筆するかもしれません。
漫画家・槙ようこ過去の代表作は?
漫画家・槙ようこは10作品以上を執筆しています。
いくつか過去の代表作を紹介します。
愛してるぜベイベ★★とあらすじ
少女漫画雑誌「りぼん」に連載された作品としては当時は珍しい男性主人公の作品で、アニメ化もされた人気作品です。
片倉結平は東栄高校に通う高校生。
ある日学校から帰宅すると見知らぬ女児が置き去りにされているのを発見します。
女児は片倉結平の5歳の従姉妹・坂下ゆずゆでした。
坂下ゆずゆの母は行方不明で父はすでに死んでおり、仕方なく預かられることになります。
片倉結平は容姿端麗で多くの女性たちから思いを寄せられており、片倉家の家族たちから片倉結平に坂下ゆずゆを見ることを押しつけられたことで、片倉結平を独占する坂下ゆずゆに対する嫉妬をもとに様々な事件が巻き起こっていきます。
また、置き去りにされた坂下ゆずゆの精神的な葛藤や幼稚園での親のいる子供達への劣等感などに苦しめられていきます。
ロマンチカクロックとあらすじ
今回の引退発表に合わせてファンから悲しみの声が数多くTwitterやInstagramなどのSNSで投稿される中で、ロマンチカクロックからファンになったという声も多くありました。
鎌倉に住む加治屋家の双子の妹・杏花音は幼い頃から優秀な兄・蒼と比較され、彼をライバル視しながら成長していた。そんな杏花音が14歳になる頃、蒼は部屋に引き篭もるようになり兄妹の確執はより深いものになっていた。
ある日憧れていた辻莉に告白したものの「頭の良い女性が好き」と断られた杏花音は蒼に勉強を教わろうとする。久々の蒼とのまともなやり取りの中、杏花音は思わず学校に来たらいいのにと口走ってしまう。数日後発表された中間試験の結果順位の1番にはなんと蒼の名前があった。学校中の話題を一瞬で攫っていった蒼に昔のように対抗心を燃え上がらせる杏花音。止まっていた双子の時間がようやく動き始める。
主人公・杏花音(あかり)は学校でも人気者の中学2年生。
杏花音には頭脳明晰ながらも不登校でひきこもりになってしまっていた双子の兄・蒼(あおい)がいます。
かつて仲の良かった兄妹でしたが蒼の不登校をきっかけに関係が悪化していました。
ある時、杏花音は憧れていた男子に告白するも「頭の賢い女性が好き」と断られたことをきっかけに、兄・蒼に勉強を教わり始めます。
そのときにふと杏花音が「学校に来なよ」と声をかけたところ、兄・蒼は学校にやってきてテストで学年一位の成績を取り、一気に注目の的になってしまいます。
兄・蒼に人気者の座を奪われまいと対抗心に燃える杏花音は新しい友達や恋愛を通して成長していきますが、中学3年生になり受験勉強に励んでいた杏花音は突然倒れてしまい、移植手術の必要があることが判明します。
きらめきのライオンボーイとあらすじ
引退が発表され、現段階では槙ようこの最後の連載作品になります。
主人公・みわは少女漫画が大好きで、実在の人間よりも二次元の世界、漫画に出てくるヒーローの「星さま」が心の支えでした。
現実には失望しており、漫画の世界があれば幸せだとおもっていたみたの元に、ある日「星さま」にそっくりな男の子が現れます。
まとめ
・漫画家・槙ようこ引退を発表
2019年7月3日に「愛してるぜベイベ★★」などで知られる漫画家の槙ようこが自身のInstagramを更新し、現在連載している漫画「きらめきのライオンボーイ」の完結をもって漫画家を引退することを発表しました。
・漫画家・槙ようこのプロフィールは?
槙ようこは当時高校2年生だった1999年に「ラブサービス!」でりぼんNEW漫画スクール佳作、SB賞を受賞し、その後も数多くの人気作品を執筆し続けてきました。
・漫画家・槙ようこの引退の理由は?
槙ようこは引退の理由について詳しくは公表していません。
・漫画家・槙ようこの今後の活動は?
槙ようこは引退にあたり自身のInstagramで今後は完全に漫画家としての活動をしないことを宣言しています。
・槙ようこ画集や特別号・記念作品の執筆は?
歴代の漫画家たちの例から考えると、槙ようこの20周年記念として今までの作品集・画集が刊行されることが予想されます。
・漫画家・槙ようこ過去の代表作は?
- 愛してるぜベイベ★★
- ロマンチカクロック
- きらめきのライオンボーイ
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