映画「キングコング:髑髏島の巨神」はモンスターバースというさまざまな世界的に有名な怪獣・モンスターが同じ世界の中に存在したらどうなるか?という考えのもとに作られた作品の一つです。
今回は映画に登場する怪獣・モンスターの全種類を登場シーンや能力・弱点と合わせてご紹介します。
コング
体長:31.6m 体重:158トン
映画タイトルにもなっているキャラクターで、髑髏島の先住民たちが「コング」と名付け、神として崇拝されています。
映画の冒頭から登場し、その後も髑髏島の調査のために上陸したパッカードたちを襲ってきますが、あくまで島を守るために侵入者を攻撃したに過ぎず、基本的にはやさしく愛情にあふれた性格をしています。
髑髏島の最強生物かと思われますがスカル・クローラーが天敵にあたり、コングの両親たちや種族を殺されてきました。
コングの能力
クライミング
崖登りが得意で、断崖絶壁や山岳地帯であっても登ることができます。
耐久性とスタミナ
ヒューイ型ヘリコプターからの弾丸やスカルクローラーの攻撃に耐えうる皮膚を持ちます。
また、怪我をしても長時間歩き続けられたりするだけのスタミナを持ちます。
知能
敵か味方かを区別することができる知能を持っています。
また戦闘時には周囲の環境や道具を利用することができ岩や木、チェーンを使って絞めたりすることもできます。
五感
聴覚が非常に優れており、ヘリコプターの残骸から抜け出そうとするスケル・バッファローの音に気づくことができ、視覚も夜中の霧の中であっても崖の上に立っている人間に気づくことができます。
スピードと敏捷性
コングは同じ身長の怪獣・モンスターと比べて素早く、背後から攻撃してくるスカルクローラーの攻撃をかわすことができます。
柔らかい柔軟性も兼ね備えており、跳躍力も併せ持っています。
強さと戦闘
コングはまだ成長段階にありますが非常に強く、コングを待ち伏せしていた小さいスカルクローラー相手では余裕を見せています。
リバー・デビルに対しても足と手を使い有利に勝利することができます。
コングの弱点
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分厚い外皮がない
ゴジラならば防げる攻撃でもコングの場合はダメージが通ってしまいます。
ヘリコプターのローターブレードや、ナパームの火で火傷を負ってしまったりします。
コング種としての十分な体長
彼はまだ十分な成長を見せていないので、コング種としてはその体長はまだ小さい部類に入ります。
治癒能力が弱い
ゴジラはどんな傷も急激に治癒することができますが、コングは人間に匹敵する遅さです。
人間と同様に長い時間と栄養が必要であり、胸にある傷も完全には消えません。
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スカルクローラー
体長:3.65〜28.95m 体重:40〜100トン
コングにとっては天敵となる怪獣・モンスターで、映画でも悪役として扱われています。
映画の終盤までコングの前に立ちはだかり、戦い続けます。
後ろ足がなく前足のみで動き回り、小さいものからコングほどの体長のものまで存在。
普段は地中に生息し、獲物を狩るときに地上に現れるか舌だけを出して飲み込む。
スカルクローラーの能力
敏捷性とスピード
スカルクローラーは足が2本しかないにもかかわらず、非常に速く走ることができます。
高速スピンをすることも可能。
巣穴を掘れる
基本的には地下の生物なので、両前脚を使い、地中の奥深くまで掘り進むことができます。
耐久性とスタミナ
ライフルや火炎放射器の攻撃に耐えられ、スカルクローラーの表皮は耐久力が高くなっています。
致命傷となり得る怪我を負っても数分間は戦い続けられるほどのスタミナも併せ持ちます。
狩猟能力
スカルクローラーは単独で獲物の背後から襲い掛かります。
スケル・バッファローを一体で狩ることができ、また協力してコングのような強力な怪獣・モンスターを襲うこともあります。
嗅覚
ヘビのように、スカルクローラーの嗅覚は遠くにいる生命体の熱を感知することができます。
巻きつく尾と舌
スカルクローラーは舌で小さい獲物をつかみ、すばやく飲み込むことができます。
スカルクローラーの尾は筋肉質で強力で、大きな獲物に巻きつき締め付けることができます。
強さと戦闘
スカルクローラーは主な武器鋭い歯を使い攻撃します。
コングの打撃に耐えることができ、尾を使い遠距離攻撃を仕掛けたり、両前足の爪を武器にすることもできます。
スカルクローラーの弱点
バランスが悪い
2本の前足しか持たないので、バランスが悪く倒れやすい。
舌
スカルクローラーの下は内臓につながっているので、引きちぎられると致命傷になってしまいます。
傷つきやすい目
ウィーバーが大きなスカルクローラーの目の1つをフレアガンで破壊したときのように、目はスカルクローラーの弱点の一つです。
顔の正面にある大きな目のようなものは本当の目を隠すために発達したものです。
サイコ・バルチャー
体長:2〜3m
凶暴な巨大なコウモリのような見た目をした鳥。
翼竜が白亜紀以降も絶滅せずに髑髏島で進化した生物です。
鋭い歯を持ち、攻撃的で集団で狩りを行います。
サイコ・バルチャーの能力
毒
するどいくちばしに毒を持ち、獲物を弱らせて抵抗せずに捕食することを可能にします。
迷彩色
群れになって木の上に止まると葉のように見えることから、獲物や天敵から身を守ったり奇襲をかけたりすることができます。
電気を発する
口から電気エネルギーを放出することができます。
狩猟と残飯処理
ハンク・マーローの船からビクター・ニーヴェスを引きずり上げた時のように、集団から離れた獲物に飛び降りて狩猟します。
また、生態系のより上位の怪獣の食べ残しを餌とすることもあります。
速度
高速で空中を飛ぶことができます。
強さと戦闘
大人の人間を自分の爪で持ち運ぶことができるだけの強い爪と筋力を持ち、鋭いくちばしで人間の手足を貫くことも容易にできます。
サイコ・バルチャーの弱点
弱い外皮
群れで行動すると致命的なダメージを与えることができますが、一体で飛行している場合は銃弾一発でも簡単に殺されてしまいます。
スケル・バッファロー
体長:13m 体重:22トン
水牛が巨大化した怪獣・モンスターで大きな角を生やし、カモフラージュするために藻や背中のサンゴ状の表皮で身体中を覆っています。
髑髏島の怪獣・モンスターの中でもおとなしい性格で、遭遇したコンラッドたちに危害を加えなかったほど。
数日間水中で生活することも可能。
スケル・バッファローの能力
水陸両生
何日間も水中に潜り続けて生活することができる水陸両生の牛です。
迷彩
背中の珊瑚状の表面は、周囲の環境に溶け込むためにあります。
耐久性とスタミナ
ヘリコプターの残骸の下に閉じ込められたとき、払いのけられずに負傷していたことから耐久力は高くないでしょう。
すぐに起き上がって逃げることができるので、一般的な草食動物のように逃げるためにスタミナは高いと推測されています。
速度
突進攻撃を仕掛けられると報告されているので、ある程度の速さでは走れると推測されます。
しかし、通常時のスケル・バッファローは遅く、スカルクローラーの獲物になってしまっています。
強さと戦闘
巨大な角を持ち、敵に対して武器として使用します。
しかし体長差もあり、スカルクローラーから身を守れるほどの強さは持ち合わせていません。
バンブー・スパイダー
体長:5〜7m
パッカードたちが襲われ、兵士が犠牲になりますが、コールらに足を切断されて動けなくなったところを仕留められます。
巨大化した足長グモのような怪物・モンスターで、長い足で地上の生物を突き刺し捕食します。
竹林に生息して竹に足を擬態させて、獲物の頭上で待ち伏せする狩猟の仕方をします。
体の下部からは粘着性の触手を使い獲物を捕らえ、ハサミのような前足で切り刻みます。
バンブー・スパイダーの能力
迷彩とステルス
密林の竹林の迷彩に完璧に溶け込み、足は枝に似ていて胴体は宙に浮いている状態で獲物を待ち伏せします。
狩猟
足を竹にカモフラージュし気づけなくすることで人間サイズの獲物や多少バンブー・スパイダーよりも大柄の獲物であっても奇襲で狩ることができます。
有毒な鋭い足
足はつまむためのものと、鋭くハサミのようになっていて肉を突き刺したり槍のように使える足の2種類を持ちます。
また、足には毒が仕込まれています。
強さと戦闘
腹部の下にある開口部から粘着質の触手を使い、獲物を捕まえて居間で放り込みます。
蜘蛛の巣
コングとの戦いの間で、動きを遅くするために蜘蛛の巣を張っています。
バンブー・スパイダーの弱点
脆弱な足
竹に擬態させた足はとても細く脆いです。
足の一部が切り取られると、すぐに地面に倒れてしまい無力化されてしまいます。
スポア・マンティス
全長:15m
パッカードの部下のジャック・チャップマンが遭遇しています。
身体中が樹皮に覆われており、倒木に擬態しています。
巨大化したナナフシではなく、カレエダカマキリの仲間に当たる。
擬態中は微動だにしないが、敵に出くわすとすぐに逃げていく。
強靭な表皮と筋肉を持っています。
スポア・マンティスの能力
迷彩
木のような体は周囲の森林と溶け込むためにあり、天敵から身を守るためにあります。
持久力とスタミナ
大柄で太い大木のようであり、同じサイズの怪物・モンスターと同じ耐久力を持つと言われています。
厚い樹皮は銃弾を防ぐことができますが、スカルクローラーの一撃を耐えうるほどの強度はありません。
知能
同サイズか、より小さいサイズの獲物を探し、決して自分よりも大きいサイズの天敵を相手にすることはありません。
あごの強さ
顎は人間の骨をつぶすことができる強さを持っています。
速度
強靭な筋肉を持っており、地面を高速で移動することを可能にしています。
スポア・マンティスの弱点
限られた強さ
スカルクローラーを目視しただけで、徐々に後退していっている場面が目撃されているので、それほど強力な怪物・モンスターではないと推測されています。
リバー・デビル
体長:27m
髑髏島の入江に生息するタコとイカが合わさった巨大な頭足生物。
傷を癒しに入江に現れたコングを襲うが返り討ちにされ食べられてしまいます。
リバー・デビルの能力
敏捷性
軟体なので非常に柔軟な腕を持っており、コングを拘束するために使用しています。
水生
陸上に上がる必要はなく。水中で永久に滞在できます。
収縮する腕
長くて強力な腕は武器になります。
持久力とスタミナ
持久力は高いと推測されます。
獲物に巻きつき締め上げるので、獲物が疲れ果てる以上のスタミナを持っています。
狩猟
集団で狩りをすることはなく、慎重に獲物が十分に近づいてくるまで待って狩りをします。
インク攻撃
タコやイカが元となっているだけあり、危険が迫った時には身を守るために体内から加熱された黒インクを排出することができます。
ステルス
ほとんどの獲物や天敵から発見されるのを避けるために、こっそりと水中を移動することができます。
強さと戦闘
複数の腕はコングのような巨大な脊椎動物を拘束するのに十分な強さを持っています。
リバー・デビルの弱み
インク嚢
リバー・デビルのインクは可燃性であり、発火させると死に至ることが明らかにされています。
限られた耐久性
コングによって足で頭の部分をつぶされて死亡してしまっていることから、あまり耐久性は高くないと言えます。
エオトリケラトプス
怪獣・モンスターという分類ではないかもしれませんが、巨大生物としてエオトリケラトプスが存在していたことがわかります。
固定砲台の足場として利用されているのがその頭蓋骨にあたります。
カメオ出演怪獣・モンスター
映画「キングコング:髑髏島の巨神」のエンドロールのあと、1971年にヒューストン・ブルックスとサンリンはジェームズ・コンラッドとメイソン・ウィーバーにコングと一緒に世界を支配していた他の複数のモンスターについての資料映像を見せます。
そこには次回作への予告でもありますが、キングギドラ、ゴジラ、モスラ、ロダンが壁画として描かれていました。
モナークが発見した洞窟にあった絵画を2人に見せています。
まとめ
以上、今回は映画「キングコング:髑髏島の巨神」に登場する怪獣・モンスター全種類をご紹介してきました。
わかる限りの能力や弱点についてまとめてみました。
また随時わかり次第、情報を更新していきます。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。