映画「キングコング:髑髏島の巨神」に出てくる銃やその他の武器はいったいなんという種類や名称のものなのでしょうか?
今回は使用された銃を全種類網羅できるようにし、全種類一覧と使用シーンについてご紹介します。
キングコング:髑髏島の巨神の時代背景について
映画「キングコング:髑髏島の巨神」は2014年の「GODZILLA ゴジラ」から始まったレジェンダリーピクチャーズが制作する、一つの世界の中にゴジラやキングコングといったさまざまな作品で活躍する有名なモンスターたちをコラボさせていく「モンスターバース」という企画の一環として制作されました。
いわば、マーベル作品シリーズのアベンジャーズのように、スパイダーマンもアイアンマンもスーパースターがみんな出てくる、といった位置付けですね。
「キングコング:髑髏島の巨神」はその「モンスターバース」の第2弾にあたります。
本作の舞台となるのは南太平洋に存在するという髑髏島に未知の生物が現れたことから、アメリカ陸軍が調査に赴きます。
時代は1973年に設定され、ベトナム戦争の後半ごろに使用された武器や装備が登場しています。
ハンドガン
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Colt M1902
プレストン・パッカードが髑髏島に派遣されるにあたり、2丁のM1902をデュアルショルダーホルスタに装備しています。
すでに時代的にM1911がある中で使用している理由の説明はありません。
プレストン・パッカードはアメリカ陸軍の将校であり、アメリカ軍でこの銃が正式に採用されたことはないことから、1970年代になっても将校たちが非公式なサイドアームを携帯していたという面白い設定がうかがえます。
M1902を使い、クモ型の大型生物を仕留めています。
Colt M1911A1
映画「キングコング:髑髏島の巨神」の冒頭で髑髏島に不時着したハンク・マーロウがMIYAVIに向けて構えていた銃で、年老いてからのマーロウも所持しています。
M1911A1はこれ以外にもパッカードの兵士たちが携帯しています。
FN ブローニング・ハイパワー(Type 73)
映画「キングコング:髑髏島の巨神」の主人公でもあるジェームズ・コンラッドが常にショルダーに入れて携帯しています。
モーゼルC96
冒頭の第2次世界大戦時の不時着シーンで日本軍の零戦パイロットであるグンペイ・イカリ(MIYAVI)がマーロウに対して構えて一発だけ発射することができた銃です。
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ライフル(カービン)
M16自動小銃(M16A1)
髑髏島に上陸したアメリカ軍兵士のミルズや何人かの科学者たちが使用しています。
主人公のジェームズ・コンラッドも常時携帯しています。
M16 SP1
サンやジェームズ・コンラッドがM16 SP1を使用しています。
コンラッドのライフルは基本的にM16A1ですが、場面によってはM16 SP1に変わっています。
1973年までにM16 SP1はM16A1へと置き換えられていきますが、その時代の変化を表すために場面によってどちらかを使い分けているのかもしれません。
スプリングフィールドM14
冒頭のマーロウとグンペイ・イカリの戦闘のあとのタイトルクレジットの際に流れる映像のホワイトハウスの前にいるアメリカ兵たちが携帯しています。
パッカードも髑髏島で携帯している場面があり、この他にもスコープ付きのものをパッカードは所持しています。
AKM
コールがAK-47型のライフルを携帯しています。
ビル・ランダに対してコールはM16の代わりにAKMを携帯している理由(ベトナム戦争で自分の村が破壊され、降伏した50歳の農夫から手に入れた)を説明しています。
マシンガン
M60
M60はヒューイ型ヘリコプターのドアガンとして搭載されており、キングコングとの戦闘で使用されています。
ヘリコプターが墜落してからは、携帯して使用しています。
M60D
M60Dも同じくヒューイ型ヘリコプターのドアにマウントされています。
ブローニングM2HB
パッカードの命令を受け、兵士がトリケラトプスの頭蓋骨を砲台代わりにして発砲している場面があります。
ブローニングM2 エアクラフト
ヒューストン・ブルックスや年老いたハンク・マーロウがB-17航空機のボールターレットから乱射する場面があります。
ヒューストン・ブルックスは2機を同時に操作しています。
GE M134
これらもヒューイ型ヘリコプターに搭載されており、キングコングに放射する場面があります。
ショットガン
イサカM37
ヒューストン・ブルックスが常に携帯しています。
この他にも本編で使われるショットガンのほとんどはイサカM37です。
レミントンM870
髑髏島内の川を船に乗って流れていたとき、突然の強襲がきます。
ジェームズ・コンラッドがM16を手に取るシーンでM16の後ろに写り込んでいるのがレミントンM870です。
ランチャー
M203 グレネードランチャー
スリフコがM16にM203 グレネードランチャーを装着して使用している場面があります。
M79 グレネードランチャー
コールはM79 グレネードランチャーを携帯しています。
AN-M8 スモークグレネード
パッカードがこの銃でフレアを発射していると思われます。
Orion Flare Gun
オリジナルは鮮やかなOrion Flare Gunですが、メイソン・ウィーバーは黒く塗られたものを使用しています。
M40 106mm無反動砲
冒頭のマーロウとグンペイ・イカリの戦闘のあとのタイトルクレジットの際に流れる映像でのベトナム戦争中の様子を描いた場面でM274ミュールにM40 106mm無反動砲が搭載されていることがわかります。
その他
M9-7火炎放射器
パッカードの兵士の一人がこの火炎放射器を背負い、放射している場面があります。
スカルクローラーに対して使用されています。
M26ハンドグレネード
髑髏島で遭遇したスカルクローラーに対して、コールが2つのM26ハンドグレネードを掲げ持つ場面があります。
M18スモークグレネード
M18スモークグレネードは、ヒューイ型ヘリコプターにも搭載されています。
M83スモークグレネード
こちらもヒューイ型ヘリコプターに搭載されています。
まとめ
今回は映画「キングコング:髑髏島の巨神」で使用されている銃について、その使用シーンやどのキャラクターが使っているのかについてご紹介しました。
かなりの数の銃が一瞬だけの出番でも登場しており、よく見ればもっとさまざまな種類を発見することができそうですね。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。