授乳中は、○○を食べてはいけない!授乳中は、○○を飲んではいけない!とよくいわれています。
授乳中の食事は、授乳に影響するのでしょうか。
また、授乳中に食事や飲み物で禁止すべきものがあるのか解説していきます。
授乳歴10年の私の経験談をもとに、授乳の最大の疑問についてお答えしていきます。
授乳中の食事で気をつけること
授乳中の食事で気をつけること、気をつけていたことについて解説します。
摂取すべきカロリーなど、一般に言われていることは本当に守らなければいけないのか見ていきます。
授乳中の食事量の目安:和食中心で
授乳中の食事で、よくいわれることで
- 「和食中心のバランスのとれた食事を取りましょう」
- 「カロリーは2500キロカロリーが、理想で野菜をしっかりと食べ、鉄分や葉酸などの栄養素をしっかりと意識した食事内容にしましょう」
というものがあります。
もちろんこうした食事は、授乳中の食事としてベストでしょう。
しかし、実際の生活ではとても難しいというのが本音でした。
ワンオペ育児はご飯作れない:和食はハードルが高い
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実際に、私が授乳してきて、食事は和食を気をつけていたことではありますが、これを守るのはなかなか難しいものでした。
どうして難しいかというと、赤ちゃんを育てながら和食を作るのはかなり難易度が高いんです。
例えば、和食と言えば煮物や魚を焼くといった工程がありますよね?
赤ちゃんは一時も離れさせてくれません。
ゆっくりお料理をする時間なんてないのです。
授乳中に食べた方がいいと言われている、根菜類を切っている最中でも、泣きますし、煮込んでいる間もひっきりなしに呼ばれることなんてしょっちゅうです。
それに、そんな和食を作っている時間があれば、寝ていたいというのが本音でした。
さらに魚を焼いている時間なんて、授乳中にはありません。
魚を焼く時間でさえも、いつ泣いてよばれるのか分からないので、怖くて焼けませんでした。
これが授乳中のリアルで、誰か赤ちゃんを抱っこしてあやしてくれる人がいるのであれば別ですが、ワンオペでの和食はハードルが高すぎでした。
ワンオペ育児の授乳中のおすすめ料理:ごはん・缶詰・インスタント味噌汁
授乳中は、おなかが空きます。
びっくりするくらいおなかが空くので、手軽に食べられることが重要でした。
授乳中のおやつには、さつまいもなどが推奨されていましたが、いちいちさつまいもも調理していられないくらい、すぐに食べたかったのです。
そんな時は、間食でもごはんを食べていました。
おにぎりにしたり、ごはんにふりかけなどです。
おかずも缶詰をフル活用して、手を抜ける部分は一生懸命手を抜くようにしていました。
ごはんは常に炊いておいて、すぐに食べられる状態にして、佃煮やふりかけなどを充実させることで乗り切ったのです。味噌汁もインスタントで簡単にしていました。
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授乳中の食事で禁止すべきNG食べ物
授乳中の食事で禁止されている食べ物の種類は何か、その理由と実際の授乳経験を通してどこまで禁止すべきか解説します。
脂っこい食事・ものはNG?:都市伝説
授乳中の食事で禁止すべき食べ物として、「脂っこい食事」があります。
脂っこい食事をしてしまうと母乳がドロドロになって、乳腺が詰まりやすくなるというものです。
これは、かなり気をつけていたのですが、今では都市伝説となっています。
助産師さんに直接聞いたのですが、
母乳の詰まりは
- 母乳の分泌が多すぎる場合
- 授乳の仕方
- 授乳回数が少ない
- 疲れている
といった原因があって、食事との関係はないそうです。
母乳の出が悪い原因は疲れ
私は特に詰まりやすい体質だったので、よくトラブルを起こしていました。
もちろん食事に気をつけてはいましたが、授乳歴10年にしてやっと原因が分かりました。
それは、疲れが大きな要因であったのです。
私はあまりにも授乳トラブルに見舞われていたので、何とかできないかとネットで情報収集していました。
毎晩、赤ちゃんを抱っこして、パソコンで「授乳 トラブル」で検索していたのです。
するとやはり食事に気をつけることが書かれていて、できるだけ脂っこい食事は控えていました。
それでもトラブルがありました。
よくよく考えると、ここでしっかり寝ておけばよかったのです。
しっかり体を休めておけば授乳トラブルもなかったのに、毎晩のネットサーフィンで肩こり、腰痛、睡眠不足が続いていたため、授乳トラブルが起こっていたのです。
睡眠不足と疲労が母乳に影響:食事に神経を使うよりも休息を!
授乳期は、非常に疲れます。
睡眠も細切れでしかとれませんし、常に赤ちゃん中心の生活は、心身ともに疲労困憊にさせてくれます。
その授乳期は自分の休息を第一に考えることが大切です。
スマホやパソコンは休憩して、ただひたすら動物に戻った気持ちで赤ちゃんとの時間を、過ごしてみてください。
授乳も添い乳・添い寝スタイルでするととても楽になりますよ。
産院で教えてもらった正しい授乳方法も大切ですが、慣れてきたら添い寝スタイルにも挑戦してみてください。
上の画像のように寝転がって授乳するスタイルです。
冬など、布団から出る必要がなかったり、赤ちゃんもそのまま寝てしまうので、授乳したあとそのまま寝かせることができるというメリットがあります。
赤ちゃんに授乳させたあと、布団に下ろす時にたいてい赤ちゃんが起きてしまいます。
ここで苦労するお母さんが多いので、添い寝スタイルでの授乳は、お母さんにとってかなり楽にもなります。
ただ、赤ちゃんのげっぷなど気になる方の場合は、抵抗感がある場合もあります。
お母さんにとっては、授乳の後は絶対げっぷをさせないといけないと思っている方も少なくありません。
私の経験上でもそうですし、授乳後のげっぷについては赤ちゃんのおならとして出てくるので、心配ないと助産師さんに聞いています。
授乳中の食事で禁止すべきNG飲み物
授乳中の食事で禁止されている飲み物の種類は何か、実際に意識していたことやおすすめの飲み物を紹介します。
アルコール
授乳中の飲み物で禁止されている飲み物として、アルコールがあります。
アルコールは妊娠中と同じように、赤ちゃんの発達に影響を与えます。
授乳中にもアルコールを飲んでしまうと、母乳の分泌も減ってしまうことがあります。
アルコールは、母乳にも移行してしまうので、赤ちゃんへの影響が大きくなってきます。
授乳中のアルコールは、卒乳まで我慢する方がいいでしょう。
カフェイン:夜泣きの原因
さらに、カフェインも禁止されている飲み物です。
授乳中のカフェインは、1%程度が母乳に移行するといわれています。
1日に2杯から3杯程度であれば影響は低いのですが、何杯も飲んでいると、赤ちゃんの寝つきが悪く夜泣きの原因になってしまいます。
他に気をつけていた飲み物は、ジュースや栄養ドリンクなども控えた方がいいでしょう。
これらは、糖分が多く含まれていて、カロリーもオーバーになりやすい飲み物です。
飲み物はお茶か水
私は、授乳中の飲み物はお茶か水かにしていました。
これは、とてもよかったと思っています。
何がよかったかというと、子供が大きくなってからもジュースを飲ませることを極力減らせるからです。
ジュースは虫歯の原因として、大きくなってからも注意されます。
極力ジュースを飲ませない事で、虫歯のリスクも減らせますし、ごはんをしっかりと食べる子供になります。
飲み物はお茶か水かにしておけば、子供を虫歯で痛い思いをさせることもありませんし、ごはんもしっかり食べる子供になります。
まとめ
授乳中の食事や飲み物は、気を使うものです。
妊娠中は、自分だけ気をつけてよかったのですが、授乳期は赤ちゃんのお世話もあります。
バランスのとれた栄養を考えることも大切ですが、授乳期はしっかりと休むことも大切です。
毎日頑張っている自分をしっかりいたわりながら、授乳期を乗り越えましょう。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。