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ジャニー喜多川の文春裁判の内容と判決は?未成年性的虐待・セクハラや圧力についても

ジャニーズ事務所の社長でプロデューサーとして多くの男性アイドルグループを輩出してきたジャニー喜多川が2019年7月9日に死去しました。

多くのメディア、ニュース番組でも取り上げられる中、過去に起こったジャニー喜多川の事務所所属タレントへの性的虐待の裁判の内容について一切触れられることがないのはなぜなのか?

ジャニーズ事務所の圧力やジャニー喜多川のセクハラについて紹介します。




ジャニー喜多川の文春裁判の内容と判決は?

ジャニー喜多川の未成年性的虐待に関する報道とその裁判とはどのようなものでしょうか?

ジャニー喜多川の死去の報道で触れられない性的虐待とは?

ジャニーズ事務所の社長であるジャニー喜多川(87)が2019年7月9日16時47分に東京都内の病院で亡くなったことが報じられました。

死因は解離性脳動脈瘤の破裂によるくも膜下出血とのことです。

1980年代ごろから世代・時代を代表する男性アイドルグループをデビューさせ続け、「日本の芸能界において男性アイドルといえばジャニーズ事務所」と言わせるだけの知名度を作り上げたことは高く評価され、死去の報道をめぐっても話題となっています。

しかし、過去に起こしたジャニーズ事務所に所属する未成年タレントたちに対して行った性的虐待の報道と裁判の結果については一切報じられていません。

ジャニー喜多川の文春裁判の経緯は?




ジャニー喜多川がジャニーズ事務所に所属する未成年のタレントたちに対して行ったとされている性的虐待の報道と裁判とはどのようなものでしょうか?

ジャニー喜多川がペドフィリアでかつゲイであるということ、またジャニーズ事務所に所属するタレントたちに対して性的行為を行っているという噂はかねてからありました。

また、かつてジャニーズ事務所に所属していたタレントたちが退所後に多くの暴露本を出版し、どのようなことを強要されてきたのかを赤裸々に語ってきました。

この問題は2000年には衆議院の「第147回国会青少年問題に関する特別委員会」でも取り上げられました。

 

ジャニー喜多川の性的虐待に関する出来事が動いたのは、1999年に雑誌「週刊文春」が所属タレントに対してジャニー喜多川が性的行為を働いていることなどを報じたことです。

この記事に対してジャニーズ事務所は名誉毀損で週刊文春を相手取り約1億円の損害賠償を請求する民事訴訟を起こします。

2002年に東京地方裁判所は一審判決で880万円の損害賠償を命じますが、週刊文春は不服として東京高等裁判所に控訴します。

2003年の二審判決でジャニー喜多川が行ったとされていた性的行為の事実を認め、同性愛疑惑に関しては事実だと公の場で認められ損害賠償は120万円にまで減額されました。

その後ジャニーズ事務所は最高裁判所に上告をしますが2004年に棄却されたことで、この裁判は集結します。

つまり、ジャニー喜多川はそれまで噂とされていたジャニーズ事務所の所属タレントたちに対して行った性的虐待が事実であることが証明されました。

しかし、全くと言っていいほどこのニュースは報じられず、多くの日本人たちがジャニーズ事務所やジャニー喜多川を「男性アイドルの名門」、「すごい人物」という認識しか持たない現状を作り出すことに成功しました。

ジャニー喜多川の文春裁判の内容と判決は?

1999年に雑誌「週刊文春」が報じたジャニーズ事務所に関する疑惑は大きく次の9つがあります。

東京高等裁判所はこれら9つの疑惑について一つ一つ、事実が否かを判断しなければなりませんでした。

  1. 未成年の所属タレントたちがジャニー喜多川の要求を拒んだときにはステージのライトが当たらない位置に立たせたり、テレビに他のタレントと一緒に登場させなくしたりして、性的行為を拒否できないように仕組んだ。
  2. ジャニー喜多川は未成年の所属タレントたちの飲酒を許可している。
  3. 未成年の所属タレントが拘留されているときに、ジャニーズ事務所はメディアと共謀して事実を隠蔽して報道されないようにした。
  4. ジャニー喜多川はフォーリーブスのメンバーを性的虐待の対象として選出した。
  5. ジャニーズ事務所に所属していた成人済みのタレントたちは長期間冷たい扱われ方をしていた。
  6. 未成年の所属タレントたちは忙しさのあまり、学校に通うことが許されなかった。
  7. ジャニーズ事務所は所属タレントたちに対して未払いの給料が存在していた。
  8. ジャニーズ事務所のファンクラブは、ファンのことを考慮しない運営のされ方をしていた。
  9. メディアはジャニーズ事務所を怖がっており、事実を伝えず常に顔色を伺った内容だけを報じている。

これら9つの主張のうち、2、3、4、5を根拠のない中傷と東京高等裁判所は判断し、1、6、7、8、9には証拠がある事実だと判断しました。

2000年にはニューヨークタイムズは「日本のメディアは週刊文春の告発やそれに続く訴訟についても報道しない」ことや「日本のメディアの多くは自分たち自身で取材・調査をするのではなく、公式発表される情報を鵜呑みにして垂れ流すことを報道と勘違いしている」ことを指摘しています。

 

所属タレントたちに対するジャニー喜多川の性的虐待がいつまで行われ続けていたのかは不明ですが、「合宿所」と呼ばれるシステムがなくなったときから行われなくなったであろうと言われています。

ジャニーズ事務所の圧力とジャニー喜多川のセクハラとは?

ジャニーズ事務所のメディアに対する圧力や、ジャニー喜多川のセクハラについて見ていきます。

ジャニーズ事務所のメディアへの圧力とは?

週刊文春を相手取り行われたジャニー喜多川の性的行為をめぐる裁判のニュースはほとんど日本のメディアが取り上げることはありませんでした。

この他にもSMAPの稲垣吾郎の警官暴行事件に関する報道姿勢や2018年のTOKIOの山口達也での「稲垣メンバー」や「山口メンバー」といった、「容疑者」という呼称を使わない報道や、まるで稲垣吾郎らが被害者で仕方のないことをしたかのような報道のされ方があります。

ジャニーズ事務所がメディアに対して報道しないように圧力をかけているようにも思われますが、直接的な圧力というものは存在していないと考えられています。

いわゆる「忖度」が働くような構造が存在しています。

ジャニー喜多川のセクハラが報道されない理由は?

2005年7月、ジャニーズ事務所の未成年の所属タレントが飲酒していたことが発覚して逮捕されたことがありました。

この事件を受けて、未成年のタレントたちと同席していたアナウンサーやフジテレビの社員が減俸や謹慎処分を命じられました。

タレントたちのファンはジャニーズ事務所の管理の甘さではなく、フジテレビの処分を不服として抗議しました。

根本的にはジャニーズ事務所は未成年の子供たちを養育しているため、タレントたちを教育する義務があり、それを軽視していることこそが問題とされるべきですが、実際はそうはなりません。

テレビ局などのメディアもこのようにジャニーズ事務所のタレントが事件を起こしたときに罪を着せられることに対して不満をあらわにするのではなく、笑って耐えることが当たり前になっています。

なぜなら、ジャニーズ事務所のタレントをテレビなどに出演させることで、熱心なファンたちを利用して商業的に成功を収めることができるためです。

その引き換えとして、メディアはジャニーズ事務所の無責任な行いを無視し続け、甘やかされてますます傲慢で巨大に膨れ上がっていきます。

ジャニーズ事務所とメディアは共謀関係にあり、ジャニー喜多川の性的虐待をめぐる裁判や報道姿勢についても、メディアは現実を直視することを避ける代わりにジャニーズ事務所からお金を得る選択をしてきました。

週刊文春を相手取った裁判の報道も、新聞ではかろうじて切手サイズの文章量で報じられましたがテレビでは一切取り上げられませんでした。

この事態に対して、海外のメディアからテレビ局幹部へ行われた取材で「テレビ番組の制作者として、性的スキャンダルには興味がなく、私たちが担当している番組とは関係がない出来事です。」といったコメントをしています。

日夜、不倫報道や他人の下半身に対して熱心なメディアがよくもこのようなコメントができたものです。

答えは至ってシンプルで、メディアはジャニーズ事務所を怒らせたくないため、報道しないという選択をしていることは間違いないでしょう。

まとめ

・ジャニー喜多川の死去の報道でも触れられない性的虐待

ジャニー喜多川の功績は報道されていますが、過去に起こしたジャニーズ事務所に所属する未成年タレントたちに対して行った性的虐待の報道と裁判の結果については一切報じられていません。

・ジャニー喜多川の未成年性的虐待裁判とは何か?

ジャニー喜多川の性的虐待に関する出来事が動いたのは、1999年に雑誌「週刊文春」が所属タレントに対してジャニー喜多川が性的行為を働いていることなどを報じたことです。

この記事に対してジャニーズ事務所は名誉毀損で週刊文春を相手取り約1億円の損害賠償を請求する民事訴訟を起こします。

・ジャニーズ事務所のメディアへの圧力とは?

ジャニーズ事務所がメディアに対して報道しないように圧力をかけているようにも思われますが、直接的な圧力というものは存在していないと考えられています。

・ジャニー喜多川のセクハラが報道されない理由は?

メディアはジャニーズ事務所を怒らせたくないため、報道しないという選択をしていることは間違いないでしょう。

・週刊文春のジャニーズ事務所の疑惑と裁判所の判断は?

東京高等裁判所は9つの疑惑のうち、性的虐待やメディアがジャニーズ事務所が不利となるニュースを報道できない状態を作っているなど5つの内容を事実と判断しました。

 

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シゲゾウ
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アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!

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