異動になる職場の上司にお礼のメッセージとしてどのようなものが良いのでしょうか?
今回は、異動になる上司へのメッセージ例文を紹介していきます。
また、お世話になった上司・あまり親しくない上司への一言・メッセージについても紹介します。
異動になる上司・お世話になった上司へのメッセージ例文
異動になる上司へのメッセージ、お世話になった上司へのメッセージ例文を紹介します。
異動とは何か?
異動=人事異動のことを指します。
昇進や昇格といったポジティブな理由によって部署や地位が変化することもあれば、定期的に配置換えとして地位や勤務地が変更される場合もあります。
異動になる上司へのメッセージでは、異動の理由をある程度押さえておく必要があります。
例文はMayonezを参考にしております。
異動になる上司へのメッセージ例文8種類
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異動になる上司へのメッセージ例文を紹介していきます。
例文1:それなりの付き合い
○○課長(上司の苗字と役職名)、△△営業本部(異動先会社名や部署名)へのご栄転おめでとうございます。
○○課長には長い間(or○年間)ご指導いただきまして、心より感謝いたしております。
新しい部署におかれましても公私に渡り、益々ご活躍されますことをお祈り申し上げます。
例文2:相談に乗ってもらったことがある
○○課長(上司の苗字と役職名)
○○課長には入社以来、大変お世話になりました。
特に私が仕事を辞めようかと悩んでいたときに、○○課長に親身に相談に乗って頂けたことは忘れません。
職場は変わってしまいますが、また何かあればぜひ相談に乗っていただければ嬉しいです。
○○課長の今後のご健康とご活躍をお祈りしています。
例文3:また会いたいという気持ちを込めて
○○課長(上司の苗字と役職名)
いつも熱心なご指導をして頂きありがとうございました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
○○課長の新天地でのご活躍を心よりお祈りいたしております。
こちらへお越しになる際にはぜひご一緒させてください。
またお目にかかれることを楽しみにしております。
例文4:寂しい気持ちを伝える
○○課長(上司の苗字と役職名)
今まで大変お世話になりました。
○○課長がいなくなってしまうのは本当に寂しいです。
たまにはこちらにもお顔を出してくださいね。
○○課長の△△営業本部(異動先会社名や部署名)でのご活躍を陰ながら応援しています。
例文5:栄転のお祝い
○○課長(上司の苗字と役職名)
ご栄転おめでとうございます。
○○課長の仕事に真摯に向き合う姿勢を見て、いつも尊敬していました。
私も○○課長のようになれるように精進してまいります。
今まで本当にありがとうございました。
例文6:短めのメッセージ
○○課長(上司の苗字と役職名)
今までたくさんご指導していただき、本当にありがとうございました。
○○課長のもとで働けたことを心から感謝しています。
○年間本当にお世話になりました。
例文7:優しい上司に
○○課長(上司の苗字と役職名)
今まで本当にお世話になりました。
○○課長がいつも職場の雰囲気を和やかにしてくださったおかげで、私が入社したころから本当に働きやすかったと感じています。
本当にありがとうございました。
また○○課長のもとでご一緒にお仕事をさせていただきたいです。
新しい部署でもお元気でご活躍なさってください。
例文8:寂しい気持ちを伝える
○○課長(上司の苗字と役職名)
これまでたくさんの叱咤激励をくださりありがとうございました。
○○課長にはまだまだ教えていただきたいことがたくさんありましたので、本当に残念な気持ちでいっぱいです。
毎日職場でお会いすることはなくなってしまいますが、またぜひ飲みに連れていってください。
○○課長の新天地でのご活躍をお祈りしております。
お世話になった上司へのメッセージ例文9種類
お世話になった上司へのメッセージ例文を紹介していきます。
例文1:入社時からの付き合い
○○課長(上司の苗字と役職名)
△△営業本部(異動先会社名や部署名)へのご栄転をお喜び申し上げます。
入社時より、私のような本当に至らない所ばかりの部下をご指導頂き、○○課長には大変感謝しております。
私が仕事で上手くいかず悩んでいる時に、丁寧なお言葉をかけてくださった事をいつまでも忘れません。
いろいろな事がありましたが、○○課長のおかげで乗り切る事ができました。
○○課長には、いつも苦労ばかりをお掛けしておりました。
思い出すたびに○○課長に申し訳なかったと感じる気持ちで一杯になります。
○○課長が私に教えてくださった事をこれからも忘れずに努力を続けていきます。
○○課長の今後のご健康とご活躍を、心からお祈りしています。
本当にありがとうございました。
例文2:入社時からの付き合い
○○課長(上司の苗字と役職名)、○年間お世話になりました。
右も左もわからない新入社員だった私に、数々のご指導ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございました。
職場が変わられても、これまでのようにご指導いただけましたら嬉しく思います。
○○課長の新しい職場でのご活躍を心よりお祈りしております。
例文3:入社時からの付き合い
○○課長(上司の苗字と役職名)
○年間大変お世話になりました。
入社したときは、正直、○○課長はなぜ自分に厳しくするのだろうと思ったこともありました。
○○課長のおかげでここまで成長することができた感じています。
今では〇〇課長には感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございました。
新天地でのご活躍をお祈りしています。
例文4:座右の銘をもらった時
○○課長(上司の苗字と役職名)
私が新入社員のころから○○課長にはたくさんのことを教えていただきました。
特に○○課長に教えていただいた「△△」という言葉は、今では私の座右の銘となっています。
本当にありがとうございました。
○○課長の今後のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
例文5:失敗を励ましてもらった
○○課長(上司の苗字と役職名)
今まで本当にお世話になりました。
特に私が△△の失敗で落ち込んでいるとき、「自分も昔は同じ失敗をしたんだよ」と励ましてくださったことが今でも忘れません。
○○課長のもとで働けないのは残念ですが、新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。
またぜひ飲みに連れていってください!
例文6:指導へのお礼
○○課長(上司の苗字と役職名)
今まで大変お世話になりました。
○○課長のご指導のおかげで成長することができたと感じています。
職場は変わってしまいますが、今後も何かあればご相談させてください。
○○課長の△△営業本部(異動先会社名や部署名)でのご活躍を心よりお祈りしております。
本当にありがとうございました。
例文7:迷惑をかけた上司へ
○○課長(上司の苗字と役職名)
○年間、大変お世話になりました。
なかなか業務を覚える事ができない、至らない所ばかりの私は○○課長にいつも苦労ばかりをお掛けしておりました。
それでも○○課長は粘り強くご指導くださり、本当に感謝しています。
○○課長のご指導があったからこそ、私は成長する事ができました。
どうかお身体に気をつけて、ご活躍されますようお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
例文8:ムードメーカーの上司へ
○○課長(上司の苗字と役職名)、△△営業本部(異動先会社名や部署名)へのご栄転おめでとうございます。
○○課長がいてくださったおかげで、□□課(所属部署名)はいつも笑顔でいっぱいの楽しい職場でした。
○○課長は私達の笑顔、元気、やる気の源です。
私はいつも○○課長の背中を見ながら仕事をしていました。
目標である○○課長のような立派な人間になれるよう、○○課長の教えてくださった事を忘れず業務に励みたいと思います。
今まで本当にありがとうございました。
例文9:尊敬している上司へ
○○課長(上司の苗字と役職名)
△△営業本部(異動先会社名や部署名)へのご栄転おめでとうございます。
○○課長は至らない所ばかりの私に対し、とても根気強く丁寧に接してくださいました。
そして仕事で大切な事だけでなく、人として大切な事も教えていただきました。
まだまだ未熟な私ですが○○課長のような、職場の人たちに慕われる人間になれるよう一生懸命業務に励みます。
○○課長と働いてきた○年間の事は、私にとっていつまでも心に残る宝物です。
△△営業本部(異動先会社名や部署名)での〇〇課長のご活躍を、心からお祈りしております。
本当にありがとうございました。
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親しくない上司へのメッセージ・一言例文
あまり親しくない上司へのメッセージや一言の例文を紹介します。
例文1:短めのメッセージ
○○課長(上司の苗字と役職名)
○○課長に直接のご指導をいただくことができませんでしたが、○○課長の仕事に対する姿勢には学ぶことがたくさんありました。
○○課長の△△営業本部(異動先会社名や部署名)でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
例文2:一言メッセージ
○○課長(上司の苗字と役職名)、大変お世話になりました、本当にありがとうございました。
どうかお身体に気をつけて、ご活躍されますようお祈り申し上げます。
例文3:親しくない上司へ
○○課長(上司の苗字と役職名)、○年間お世話になりました。
○○課長とはあまりお仕事をご一緒する機会がありませんでしたが、○○課長の仕事に対する姿勢はとても勉強になりました。
新天地でのご活躍をお祈り致します。
例文4:今後も関係がある場合
○○課長(上司の苗字と役職名)
○○課長とはあまりお仕事をご一緒する機会がなく大変残念ですが、今後は本社会議などでお会いする機会もあるかと思います。
その際には是非ご指導頂ければ幸いです。
異動になる上司へのメッセージの注意点
異動になる上司へのメッセージ・一言にはフォーマットはありません。
しかし、注意点がいくつかあります。
作り話や話を盛らない
お世話になった上司であれば、さまざまな思い出話もあってメッセージも書きやすいでしょう。
しかし、親しくなかった上司への異動のメッセージは何を書けば良いか困ることがあります。
そうした際に、作り話をしたり話を盛ったりしてはいけません。
エピソードがないことを受け入れて、当たり障りのない内容で自然な異動のメッセージにしましょう。
NGワードを使わない
栄転や左遷など状況はさまざまですが、
- 落ちる
- 倒れる
- 失う
- 燃える
- 失敗
といった縁起が良くないと言われる言葉は使わないようにしましょう。
親しい上司であればエピソードを優先してある程度は許容されることもありますが、特に親しくない上司への異動のメッセージでは使わない方が良いです。
気持ちがこもっていない
親しくない上司や、嫌な思い出がある上司であっても別れの場面で感情を引きずるべきではありません。
立場も相手の方が上であり、大人としても感情を切り離して行動すべきです。
「特に付き合いもなかったので〜」、「○○課長の事には教わったこともありませんが」のようなフレーズは厳禁です。
「お仕事をご一緒する機会が少なかったのですが〜」、「ご指導いただく機会をいただけませんでしたが〜」と残念に思う気持ちに言い換えましょう。
関係は終わりではない
異動したからといって一切関わりがなくなる訳ではありません。
取引先になったり、仕事以外で頼ることになったり思わぬつながりが生まれるものです。
気に入らない上司であったとしても「もうお会いする機会はありませんが〜」、「一緒に仕事をする事はなくなりましたが〜」などは厳禁です。
今までの恨み辛みを書き上げることも絶対にしてはいけません。
本音とは切り離して「またご指導いただければ嬉しく思います」などの表現に言い換えましょう。
暴露話を書く
親しいお世話になった上司であれば、思い出話も山ほどあるかもしれません。
しかし、特に寄せ書きなどの場合には上司とあなた以外の目に触れます。
失敗談やお世話になったエピソードであっても、あまりプライベートな内容は選ぶべきではありません。
まとめ
・異動になる上司へのメッセージ例文
付き合いや上司の人物像によって例文8種類を紹介しています。
・お世話になった上司へのメッセージ例文
付き合いや上司の人物像によって例文9種類を紹介しています。
・親しくない上司へのメッセージ・一言例文
付き合いや文章の長さなど、例文4種類を紹介しています。
・異動になる上司へのメッセージの注意点
- 作り話や話を盛らない
- NGワードを使わない
- 気持ちがこもっていない
- 関係は終わりではない
- 暴露話を書く
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。