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映画インデペンデンス・デイ大統領の名演説セリフ(英語)とタイトルの意味を考察

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「インデペンデンス・デイ」は1996年のアメリカで製作されたSF映画です。

アメリカ独立記念日の7月4日を目前とした地球に突如宇宙船が襲来し、地球侵略の危機が訪れます。

侵略を目的とする宇宙人たちから地球を守るために男たちが立ち向かうというアカデミー賞の視聴効果賞を受賞した大人気作です。

今回は映画「インデペンデンス・デイ」の終盤で宇宙人たちと最後の戦いへと向かう兵士たちを鼓舞する大統領演説のセリフを紹介し、タイトルに込められた意味について考察したいと思います。

映画「インデペンデンス・デイ」大統領の名演説セリフ(英語)はどんなシーン?

映画「インデペンデンス・デイ」にはさまざまな名場面や名台詞がある中でも、映画を一度は観たことがある人が思い出すのが終盤に行われるホイットモア大統領の演説です。

ネット上にも多くの人がホイットモア大統領のセリフが最高に盛り上がるポイントだと高く評価しています。

人類の存亡をかけた戦いが始まる目前、もしかするともう人類に明日はないかもしれない。

そんな戦いへと向かう兵士たちを鼓舞するためにホイットモア大統領が熱く演説をする姿は誰しも心打たれるでしょう。

映画「インデペンデンス・デイ」大統領の名演説セリフ(英語)の直訳と意味は?

そんな映画「インデペンデンス・デイ」のクライマックスを盛り上げるホイットモア大統領の演説スピーチの英語と直訳を見ていき、その言葉に込められた意味や思いについて考察したいと思います。

おはよう
(Good morning.)

今から1時間後君らは世界各国のパイロットと共に
(In less than an hour aircraft from here will join others
from around the world.)

人類史上最大の作戦をスタートすることになる
(And you will be launching the largest aerial battle
in the history of mankind.)

「人類」という言葉は今日新しい意味を持つ
(Mankind.That word should have new meaning for all of us today.)

人種の違いを乗り越えて
(We can’t be consumed by our petty differences any more.)

1つの目的のために結ばれる
(We will be united in our common interest.)

奇しくも7月4日これも何かの運命だ
(Perhaps it’s fate that today is the Fourth of July.)

君らは再び自由のために戦う
(And you will once again be fighting for our freedom.)

圧政や弾圧から逃れるためでなく
(Not from tyranny, oppression or persecution.)

生き延びるためだ
(But from annihilation.)

地球に存在する権利を守るために
(We’re fighting for our right to live. To exist.)

勝利を手にしたなら
(And should we win the day,)

7月4日は米国の祝日であるだけでなく
(the Forth of July will no longer be known as an American holiday,)

人類が断固たる決意を示した日として記憶されるだろう
(but as the day when the world declared in one voice,”We will not go quietly into the night!”)

我々は戦わずして絶滅はしない
(“We will not vanish without a fight!”)

我々は生き残り
(“We are going to live on!!)

存在し続ける
(“We are going to survive!”)

それが今日我々が讃える人類の独立記念日だ
(Today, we celebrate our Independence Day.)

素晴らしい演説です。

もちろん、BGMが雰囲気を盛り立ててくれていることもありますが、それを差し引いてもかっこよくて心に響く言葉たちです。

この演説で一番評価されているところはストーリーともつながる「主語」の変化です。

演説の冒頭では「君ら(You)」を用いて話されていますが、後半では「我々(We)」へと変化していきます。

戦うのは君たち兵士だけではなくて、みんなで戦いみんなが一つになって立ち向かわなければならない問題なのだということを暗に示しています。

そしてここには兵士として出撃する人として、ホイットモア大統領自身も含まれるということも示しています。

映画「インデペンデンス・デイ」のタイトルの意味を考察

このホイットモア大統領の演説には映画「インデペンデンス・デイ」がなぜ「インデペンデンス・デイ」という映画のタイトルをしているのかの意味が込められています。

インデペンデンス・デイ(Independence day)とは独立の日、この場合はアメリカ独立記念日を指します。

映画「インデペンデンス・デイ」のタイトルとアメリカ独立記念日

一つはそのままに、映画「インデペンデンス・デイ」の宇宙船の襲来がアメリカ独立記念日を目前にした7月2日に起こり、最後の戦いがまさにアメリカ独立記念日の7月4日だからというものです。

映画「インデペンデンス・デイ」は公開当時、アメリカでの前評判が凄まじかったため、公開日を映画とシンクロさせるために7月2日の深夜からに変更したという話もあるくらいなので、アメリカ国民へのインパクトとしてのタイトルづけという側面もあります。

映画「インデペンデンス・デイ」のタイトルと大統領の名演説

もう一つはホイットモア大統領の演説で語られる「再び自由のために戦う」という部分です。

アメリカ独立記念日はイギリスによって植民地支配されていたアメリカが独立戦争のすえに勝ち得た自由の始まりの日です。

映画「インデペンデンス・デイ」においてはその敵はイギリスではなく、宇宙人。

それも計り知れない脅威であり、植民地支配ではなく生命すらも残されはしないほどの脅威です。

そうした脅威に立ち向かうにはアメリカだけが何とかすればいいという話ではなく、地球全体で力を合わせて立ち向かうべき相手だということです。

そしてアメリカ独立戦争でアメリカが一つの国になれたように、「地球を襲う宇宙人たちにもし勝つことができれば、人種の違いも乗り越えて私たちは一つの地球人として団結できるじゃないか」という思いが込められています。

まとめ

・映画「インデペンデンス・デイ」大統領の名演説セリフとはどんなシーン?

映画「インデペンデンス・デイ」にはさまざまな名場面や名台詞がある中でも、一番ファンが多いシーンのひとつです。

・映画「インデペンデンス・デイ」大統領の名演説セリフの意味を考察

大統領演説といえば、大統領から国民たちへ語りかけているもので距離感が遠いものが普通です。

その中でもこのホイットモア大統領の演説は距離感が近く、「おはよう」からはじまるところも素敵です。

・映画「インデペンデンス・デイ」のタイトルの意味を考察

一つの意味は映画「インデペンデンス・デイ」の宇宙船の襲来がアメリカ独立記念日を目前にした7月2日に起こり、最後の戦いがまさにアメリカ独立記念日の7月4日だからというものです。

もう一つはアメリカ独立記念日はイギリスによって植民地支配されていたアメリカが独立戦争のすえに勝ち得た自由の始まりの日です。

そしてアメリカ独立戦争でアメリカが一つの国になれたように、「地球を襲う宇宙人たちにもし勝つことができれば、人種の違いも乗り越えて私たちは一つの地球人として団結できるじゃないか」という思いが込められています。

 

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シゲゾウ
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