「インデペンデンス・デイ」は1996年のアメリカで製作されたSF映画です。
アメリカ独立記念日の7月4日を目前とした地球に突如宇宙船が襲来し、地球侵略の危機が訪れます。
侵略を目的とする宇宙人たちから地球を守るために男たちが立ち向かうというアカデミー賞の視聴効果賞を受賞した大人気作です。
今回は映画「インデペンデンス・デイ」で使用された戦闘機を全種類一覧と登場シーンについてご紹介します。
映画「インデペンデンス・デイ」で使用された戦闘機を全種類一覧!登場シーンについても
映画「インデペンデンス・デイ」は1996年のアメリカを主な舞台として描かれた作品です。
使用されている機体は1996年という時代に沿ったものですが、各部隊が使用する戦闘機としてはあまり正確とは言えません。
当初はアメリカ国防総省の協力を得て映画製作を進める予定でしたが事情によりそれが叶わなくなったため、ほとんどの戦闘機は実物ではなくCGや木製のモックアップを使用して製作されました。
映画「インデペンデンス・デイ」で使用された戦闘機と登場シーン
F/A-18A/C (スティーブン・ヒラー大尉らが搭乗)
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映画「インデペンデンス・デイ」の戦闘シーンで主に使用されています。
エイリアンの戦闘機「アタッカー」とのロサンゼルスにおける戦闘でも使用され、スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)以外の全ての兵士が死亡することになりました。
エリア51周辺での最後の戦いでもホイットモア大統領をはじめ、多くの兵士たちが搭乗しています。
スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)がロサンゼルスで宇宙船アタッカーと戦うときにブレーキパラシュートを展開していますが、実際のF/A-18にはない装備です。
またイラクの砂漠でのイスラエル空軍がF/A-18を使用しているシーンがありますが、実際にはF-16またはF-15を使用しています。
エリア51のシーンでF/A-18が映る時に機体側面にAIR FORCEの文字がありますが、アメリカ空軍はF/A-18を使用しておらず、戦闘機の機体側面にもこういった文字を入れません。
E-3(シティ・デストロイヤーの偵察に向かう)
映画の前半でエイリアンの動向を探るために雲の中、西海岸のカリフォルニアのシティ・デストロイヤーに近づいていきますが、大気圏に突入したシティ・デストロイヤーの噴煙に巻き込まれてしまいます。
B-2(シティ・デストロイヤーを核ミサイルで攻撃)
映画中盤でエイリアンたちと和平を結ぶことはできないことがわかり、エリア51に退避したホイットモア大統領が核ミサイルでの攻撃を許可し、ヒューストン上空のシティ・デストロイヤーに向けて攻撃する機体です。
核攻撃をしかけますが、シティ・デストロイヤーのシールドに遮られて爆炎に飲まれてしまいます。
F-15(エアフォースワンの護衛として登場)
ホワイトハウスから避難するホイットモア大統領を乗せたVC-25 大統領専用機の周囲を護衛のために飛行している姿があります。
戦闘には参加していません。
F-5(エリア51の戦いの最後に登場)
映画の最後の戦いで、コンピュータウィルスでシールドの無効化に成功し、世界各地でシティ・デストロイヤーへの攻撃が可能になり勝利を収めている場面に写り込んでいます。
飛行・戦闘シーンはありません。
F-14(エリア51の戦いの最後に登場)
アメリカ海兵隊の基地に駐機しており、そのほかにも最後の戦いで飛行しているのが見えます。
AV-8B ハリアー II(エリア51の戦いの最後に登場)
最後の戦いで他の戦闘機の中に混ざって、飛行しているのが見えます。
F-16多用途戦闘機(エルトロ基地に駐機)
前半にエイリアンの襲撃を受けて壊滅してしまうエルトロ基地に駐機しています。このほかに最後の戦いでエリア51でも見られます。
映画「インデペンデンス・デイ」で使用されたその他と登場シーン
デ・ハビランド DH.82 タイガー・モス(ケイスが農薬散布に使用)
映画の冒頭でラッセル・ケイスが所有し、農薬散布のために使用しています。
映画「インデペンデンス・デイ」で唯一の実物で使用された飛行機です。
VC-25 大統領専用機(ホワイトハウスから大統領を輸送)
エアフォースワンでおなじみの大統領専用機です。
デイヴィッドがホワイトハウスのホイットモア大統領にエイリアンの目的やタイムリミットを伝えたことで、シティ・デストロイヤーの主砲からの攻撃を免れ、VC-25に乗り込み脱出することに成功します。
エリア51に到着してからは登場シーンはありません。
オハイオ級原子力潜水艦「ジョージア」(エイリアンの不審な動きを報告)
映画前半にホイットモア大統領が平和的な解決を目指している場面で登場します。
ペルシャ湾を警戒中にレーダーや赤外線モニタに障害が発生するという状態に見舞われたことをホワイトハウスに報告します。
LAV-AD (核ミサイルの戦果を報告する)
映画中盤でB-2がシティ・デストロイヤーに向けて核ミサイルによる攻撃を行い、その戦果を観測・報告するために地上に待機しています。
まとめ
・映画「インデペンデンス・デイ」で使用された戦闘機を全種類一覧!登場シーンについても
映画「インデペンデンス・デイ」で使用されているほとんどの戦闘機は実物ではなくCGや木製のモックアップを使用して製作されました。
F/A-18A/C (スティーブン・ヒラー大尉らが搭乗)
E-3(シティ・デストロイヤーの偵察に向かう)
B-2(シティ・デストロイヤーを核ミサイルで攻撃)
F-15(エアフォースワンの護衛として登場)
F-5(エリア51の戦いの最後に登場)
F-14(エリア51の戦いの最後に登場)
AV-8B ハリアー II(エリア51の戦いの最後に登場)
F-16多用途戦闘機(エルトロ基地に駐機)
デ・ハビランド DH.82 タイガー・モス(ケイスが農薬散布に使用)
VC-25 大統領専用機(ホワイトハウスから大統領を輸送)
オハイオ級原子力潜水艦「ジョージア」(エイリアンの不審な動きを報告)
LAV-AD (核ミサイルの戦果を報告する)
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