「インデペンデンス・デイ」は1996年のアメリカで製作されたSF映画です。
アメリカ独立記念日の7月4日を目前とした地球に突如宇宙船が襲来し、地球侵略の危機が訪れます。
侵略を目的とする宇宙人たちから地球を守るために男たちが立ち向かうというアカデミー賞の視聴効果賞を受賞した大人気作です。
今回は映画「インデペンデンス・デイ」に登場する宇宙船の大きさがどのくらいなのか?また、エイリアンの宇宙船・乗り物を全種類一覧で解説します。
映画「インデペンデンス・デイ」の宇宙船の大きさとエイリアンの乗り物全種類まとめ
映画「インデペンデンス・デイ」には3種類の宇宙船が登場します。
ロサンゼルスやニューヨークの空を覆い尽くすようにやってきたり、最後にラッセル・ケイスが特攻した宇宙船が「シティ・デストロイヤー」。
スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)がロサンゼルスの砂漠地帯で戦った宇宙船・乗り物が「アタッカー」です。
映画「インデペンデンス・デイ」の最後の戦いでスティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)とデイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)が侵入し、コンピュータウィルスを感染させた宇宙に浮かんでいたものが「マザーシップ」です。
それでは一つずつご紹介します。
シティ・デストロイヤー(ラッセル・ケイスが特攻した宇宙船)
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シティ・デストロイヤーは凹型の皿のような形をしており、その直径は25kmで中心部の高さは4キロメートル程度あります。
ロサンゼルス上空に浮かんだとのことなので、地図に表すとこのようになります。
すっぽり覆い隠すことはできませんが、ロサンゼルスのどこにいても見える状態にはなりそうです。
ちなみに、日本に襲来したものが東京にいたときはこのような感じになります。
シティ・デストロイヤーは、マザーシップの底の部分に張り付いて待機しており、侵略対象の惑星の主要都市に同時展開されます。
シティ・デストロイヤーが設置されるとカウントダウンが始まり、ゼロになると宇宙船の下の開口口が開き、主砲から攻撃を放ちます。
その威力は一撃で一つの主要都市を壊滅させるほどのものです。
惑星に存在する主要都市を破壊し尽くすまで移動を繰り返し、カウントダウンがゼロになるたびに攻撃をします。
惑星の住人から反撃があった場合、アタッカーを展開して対処にあたります。
シティ・デストロイヤーは防護シールドを張っており、核兵器でさえ傷をつけることはできません。
ヒューストン上空のシティ・デストロイヤーが実際に核攻撃を受けましたが、まったく影響を受けませんでした。
シティ・デストロイヤーの弱点は、感染は遅いもののコンピュータウィルスの影響を受けてしまうこと。
また、シティ・デストロイヤー自体の攻撃は防げないため、ラッセル・ケイスが行ったように主砲に向けて特攻されると壊滅的な被害をもたらすことになります。
アタッカー(スティーブン・ヒラー大尉がロサンゼルスで闘い勝利した宇宙船)
F/A-18A戦闘機と同じくらいの大きさで、楕円形をしています。
アタッカーの名の通り侵略攻撃やシティ・デストロイヤーを攻撃されたときの迎撃として出撃したりします。
攻撃には左右に備えたレーザー砲を用います。
レーザー砲はF/A-18A戦闘機を一撃で破壊する威力を持ちますが連射性能は高くありません。
人類が作る戦闘機とは全く異なる高次の技術を駆使しており、ジェットエンジンのような熱や排気はなく、その場でホバリングをすることもできます。
燃料に何を用いているかなどは明かされていません。
安定性のための翼や安定性のために翼や機動フラップを持っていないにも関わらず、音速以上で航行しても安定した飛行が可能です。
また、静止状態からの瞬間加速にも優れていますが、パイロットがGを感じないようなシステムを持ち合わせています。
アタッカーはシティ・デストロイヤーに格納されなくても宇宙空間への飛行が可能です。
そのため、キャビン加圧、慣性減衰、生命維持装置などが搭乗員2名分装備されています。
これらの操縦性、宇宙への帰還能力だけでなくミサイルなどの物理的な攻撃を防護シールドで守られています。
常時展開される防護シールドや生命維持装置や攻撃システムを可能にするためのエネルギーを生み出す内燃機関が搭載されているようですが、エリア51の科学者たちは50年近くの研究もむなしく特定することができませんでした。
1996年の宇宙船の襲来の際にエリア51が保管していたアタッカーが活動を再開したことから、非接触充電のようなことが行われていると言えます。
シティ・デストロイヤーから大規模な群れを展開して敵機を破壊します。
シティ・デストロイヤーと同じく防護シールドを展開しますが、わずかにシールドが衝撃を吸収する形で機能するので完全な防護シールドではありません。
そのため物理的な衝撃には弱く、ロサンゼルスでスティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)が行ったように戦闘機への正面衝突の衝撃は絶えることができません。
また、シールドを展開していないときの耐久性能は低く、F/A-18A戦闘機の20mmバルカン砲でも破壊することができてしまう程度です。
中東のシティ・デストロイヤーからは500機のアタッカーが展開されたため、それ以上の格納庫をシティ・デストロイヤーは持っていると言えます。
マザーシップ(最後の戦いでコンピュータウィルスを仕込み核ミサイルで破壊した宇宙船)
マザーシップはかなり大きく、直径約550kmにもなる半球状をしています。
550kmとは日本で言えば東京〜大阪間と同じくらいです。
この大きさの宇宙船が月の近くに待機していました。
マザーシップは2本足のクラゲのような見た目で、半球型の部分から2本のあしヒレが伸びたような構造をしています。
半球形の底の部分には吸盤のようにシティ・デストロイヤーが張り付いた状態になっており、ターゲットの惑星に到着すると切り離されていきます。
地球侵略の際は月の裏側に待機しており、シティ・デストロイヤーやアタッカーが防護シールドのエネルギー供給源としての機能も有しています。
マザーシップの直線上にある機体とは直接の通信が可能ですが、地球の裏側にある機体とは人間の開発した通信衛星を利用してやり取りをします。
マザーシップの内部はいくつかのセクションに分かれており、トンネルで繋がっています。
そのうちの一つは三角形の通路をしており、スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)らはそのトンネルを通じてマザーシップのコントロールセンターに通されました。
マザーシップの中央部は濃い青色の霧がかかっており、地球侵略のためのシティ・デストロイヤーやアタッカーが備えられ、それらにエイリアンが隊列を組み登場していく様子をスティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)が目撃しています。
コントロールセンターは蜂の巣のような構造をしており、それぞれの穴にシティ・デストロイヤーやアタッカーが出入りする構造になっています。
コントロールセンターには人間が使うものと似たコンピュータが存在していますが、かつて地球に墜落したアタッカーを解析した人間がこれらを参考にしてコンピュータを開発しました。
それゆえに、デイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)のコンピュータウィルスを感染させるという作戦が可能になり得たと言えます。
まとめ
・映画「インデペンデンス・デイ」の宇宙船の大きさとエイリアンの宇宙船・乗り物全種類まとめ
映画「インデペンデンス・デイ」には大きく3種類の宇宙船が登場します。
ロサンゼルスやニューヨークの空を覆い尽くすようにやってきたり、最後にラッセル・ケイスが特攻した宇宙船が「シティ・デストロイヤー」。
スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)がロサンゼルスの砂漠地帯で戦った宇宙船・乗り物が「アタッカー」です。
映画「インデペンデンス・デイ」の最後の戦いでスティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)とデイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)が侵入し、コンピュータウィルスを感染させた宇宙に浮かんでいたものが「マザーシップ」です。
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