「インデペンデンス・デイ」は1996年のアメリカで製作されたSF映画です。
アメリカ独立記念日の7月4日を目前とした地球に突如宇宙船が襲来し、地球侵略の危機が訪れます。
銃弾も核兵器すらも効かない侵略を目的とする宇宙人たちから地球を守るために男たちが立ち向かうというアカデミー賞の視聴効果賞を受賞した大人気作です。
今回は映画「インデペンデンス・デイ」の後半の舞台となるエリア51の宇宙人の実験は真実なのか?
またエリア51の設立の経緯や歴史についてもご紹介します。
インデペンデンス・デイのエリア51の宇宙人の実験は真実?
エリア51の正式名称はGoogleMapにもあるように正しい名前の「Homey Airport」をもつグルームレイク空軍基地です。
コード名の「Area 51」はCIAの機密文書で割り当てられている名称です。
ロズウェル事件をはじめ、エリア51に関連した多くの極秘情報から、未確認飛行物体(UFO)やさまざまな都市伝説、陰謀論の舞台として取り上げられています。
本作「インデペンデンス・デイ」の舞台としてエリア51を取り上げたことで、それまではアメリカ軍の協力を得て撮影をする予定が、エリア51を舞台とすることを取りやめるようにアメリカ軍から要請があり、それを拒否した結果アメリカ軍の撮影協力を得られなくなりました。
また、ロケ地としてエリア51を使用したい旨をアメリカ政府に問い合わせたところ、「見つけられるのであれば撮影できます」という返答が返ってきたそうです。
2013年6月25日にCIAは基地の存在を初めて公に認め、エリア51の歴史と目的を詳述した機密文書を公開しました。
その結果、映画「インデペンデンス・デイ」の舞台として描かれたエリア51の姿は実際のエリア51と同じであったことが確定しました。
インデペンデンス・デイのエリア51の設立の経緯や歴史は?
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エリア51は、地球外生命体やその技術について調査をするアメリカの極秘軍事基地で正式名称はグルームレイク空軍基地と言います。
1947年にアメリカでUFOが墜落しそれをアメリカ軍が回収したというロズウェル事件に伴い設立されました。
1996年の宇宙人・エイリアンの襲来以降は「エイリアンテクノロジーセンター」に改名し、地球上で最大の軍事施設の一つとなり、その後の宇宙人襲来の地球防衛本部となりました。
アメリカ政府はエリア51の存在と宇宙人・エイリアンの存在を否定し、都市伝説だと否定してきました。
アメリカ政府でも一部の人間だけがその存在をしっており、大統領ですら知りませんでした。
エリア51の運営資金はステルス機などの新しい兵器や戦闘機の開発費という名目で国家予算の一部が使用され続けていました。
映画「インデペンデンス・デイ」にも登場するブラキッシュ・オークン博士はエリア51で2年間働いた後、1974年に研究責任者に任命され今に至ります。
1996年時点では、エリア51はミッチェル空軍少佐が施設の管理責任を行い、研究部門はブラキッシュ・オークン博士によって統括されています。
アメリカ独立記念日を目前にしたアメリカに宇宙船が現れ、ホワイトハウスをはじめアメリカ各地が襲撃される中、トーマス・ホイットモア大統領と側近たちは元CIA長官のアルバート・ニムジッキ国防長官からエリア51の存在を知らされ、一時的にアメリカ政府の機能本部として活用することになりました。
その後、エリア51がすでに入手していた宇宙船を修理し、スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミスとデヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)が搭乗し宇宙船に侵入しバリアの無効化に成功。
ホイットモア大統領自らも戦闘機に乗りアメリカを守るため戦い、ラッセル・ケイスは自身を犠牲に宇宙船の破壊に成功します。
1996年の宇宙船の襲来後、エリア51は地球防衛司令部(ESD)の指揮下に入り、「エイリアンテクノロジーセンターに改名されました。
映画「インデペンデンス・デイ」の舞台となったエリア51は続編の「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」にも登場することになります。
まとめ
今回は映画「インデペンデンス・デイ」の舞台となったエリア51は宇宙人の実験をしているというのは真実なのか?
また、エリア51の設立の経緯や歴史についてもご紹介してきました。
CIAが存在を認めておきながら、GoogleMapを見ていただければわかるように基地は「閉鎖」とされていたり、まだまだエリア51をめぐる都市伝説は盛り上がっていくようです。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。