ニュースなギモン PR

デスソース一気飲みの死亡事例はある?失明や危険性・体に悪いかについても

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

高校の文化祭でデスソース入りの飲み物を飲んで病院搬送されたというニュースがありました。

搬送された生徒たちはいずれも意識がはっきりしており、命に別条はないとのことでした。

今回はデスソースの危険性について、一気飲みで死亡や搬送、失明したという事例について。

デスソースは成分や材料、体に悪いのかについて紹介します。

デスソース一気飲みで死亡・搬送の事例は?

デスソースの一気飲みで死亡したり、搬送された事例についてみていきましょう。

デスソースとは何か?

デスソースはいわゆる辛味調味料の一種です。

旨味ではなく辛味のみを追求した調味料をホットソースと言いますが、アメリカの会社が開発・販売している「ブレア デスソース」のことを指します。
名前の由来はまさに、「デスソースが原因となり心臓発作により死者がでたため」と言われているが真偽は不明です。

「ブレア デスソース」にはいくつもの種類があり、日本国内で流通しているのは「オリジナルデスソース」、「サルサデスソース」、「アフターデスジョロキア」、「サドンデスジョロキア」の4種類あります。

デスソースの辛さの比較はどれくらい?

辛さを表す単位に「スコヴィル(SHU:Scoville heat units)」というものがあります、化学者スコヴィルが唐辛子抽出物の絡みを感じなくなるまで砂糖水で希釈した倍率で辛さを表したことから名づけられました。

「1SHUは辛味調味料1に対して砂糖水を1で辛さを感じなるくらいの辛さレベル」ということです。

今では、より厳密性を高めるために、カプサイシンという辛味成分の含有量を測定して「スコヴィル」を決定しています。

デスソースとして有名な「ブレア デスソース」の「サドンデスソース」という商品は100,000SHUと言われています。

具体的にはカレーなどに1、2滴垂らすだけで全て痛く辛く感じるようになるレベルです。

デスソース一気飲みで死亡・搬送の事例は?

デスソースを一気飲みしたことで死亡したり、病院搬送されたという事例については、一気飲みをしたために死亡したという事例は国内では報告されていませんでした。

しかしテレビの企画などで一気飲みをした人が病院に搬送されたという事例はあります。

以前、自身が監督を務めたBiSHのドキュメンタリー『ALL YOU NEED is PUNK and LOVE』の舞台挨拶の際にデスソースを1瓶飲み干し、救急車で搬送されたシーンが劇中にも登場するが、もはや見ているほうが気の毒になるほど。

引用:Movie Walker

また、2019年7月5日には長野県の高校でトマトジュースにデスソースを混ぜた液体を生徒が飲んだところ9人が病院に搬送されたという事件が起きています。

学校や消防によりますと犀峡校では、5日朝から文化祭が始まりました。午前9時半ごろからの「校内祭」で行われたのが激辛調味料入りのトマトジュースを飲むいわゆる「ロシアンルーレットゲーム」でした。入れたのは「デスソース」という商品でどの程度入れたかは不明です。6人ずつ2回、ゲームをして計8人が超激辛のものを飲んだ他、もう1人がゲームとは関係ないところで飲んだということです。

引用:FNN PRIME

日本国内で流通しているデスソースを一気飲みなどしたことで死亡した事例は報告されていませんが、海外ではホットソースや世界で最も辛いトウガラシといわれる「キャロライナ・リーパー」を食べた34歳の男性が喉の痛みや激しい頭痛を訴え病院へ搬送されましたが、脳卒中を引き起こして死亡しています。

「キャロライナ・リーパー」はトウガラシひとつで2,200,000SHUという非常に高い数値を記録しています。

 

またカプサイシンを凝縮した減量効果があるというピルを服用していた25歳の男性は心臓発作を引き起こしており、

33歳の男性はホットソースを自作して食した後に心臓発作により死亡しています。

デスソースで失明した事例は?

デスソースが目に入ったために失明をしたという事例は国内で報告されていません。

しかし、デスソースを使っているときに偶然目に入ってしまって対処法に困った、激痛に苦しんだといった話はネット上にもいくつも存在しています。

デスソースやホットソースを用いることで人によっては皮膚に炎症が発生する人もいるため、目のような粘膜への付着はただちに対処しないと失明の危険があることは間違いありません。

 

アメリカ・ユタ州に住む女性が友人とともに息子を椅子に縛り付けた上でホットソースを目に注ぎ失明させようとしたことで逮捕されています。

デスソースのような刺激物を意図的に服用させたり失明させたりすることは傷害罪にあたり、日本国内でも2015年に知人男性を支柱に縛り付けていじめの一環として胸部や陰部にデスソースを塗りつけた容疑で逮捕者も出ています。

デスソースが目に入ったときの対処法

デスソースやホットソース、トウガラシなどが目に入ってしまったときには、少量であっても激しい燃えるような痛みを伴います。

アメリカの非営利団体「Nemours Foundation」によると

  • デスソースなどが目に入った場合は、対処する前に手をよく洗うこと。
  • 目を押したりこすったりしないこと。
  • デスソースの入った目をぬるま湯や水で15分間優しく洗い流すこと。
  • 水で洗い流しても効果が得られない場合は、少量の全乳を目に優しく注ぐ(牛乳でカプサイシンを中和)
  • 水で目から牛乳を洗い流す。
  • それでも痛みが和らがない場合は救急車を呼ぶ。

とのことです。

デスソースの危険性や体に悪いのか?

デスソースの危険性や体に悪いのかについてみていきましょう。

デスソースの成分・材料は?

日本国内で一般的にデスソースと呼ばれているものは「ブレア デスソース」の「サドンデスソース」であることが多いです。

その中でもデスソースで搬送されたり痛みを感じたりする原因は「ブートジョロキア」と「ハバネロ」といったトウガラシによります。

唐辛子には辛味成分である「カプサイシン」が含まれており、個人差がありますが「カプサイシン」の摂取によって頭痛、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。

デスソースの危険性は?

デスソースそのものというより、デスソースに含まれる成分「カプサイシン」の量が通常の辛味調味料であるタバスコなどよりもはるかに多いために、異常を感じやすいと言えます。

 

「カプサイシン」を過剰に摂取することで涙が止まらなくなったり鼻水が出てきたりします。

排尿障害や胃食道逆流症などを引き起こすこともあり、子供や辛さなどに敏感な人は粘膜に炎症が出てきたり吐き気、嘔吐、高血圧になることがあり、辛さのレベルは死亡事例が上がっているトウガラシよりは低いですが、症状には個人差があるため無理矢理にデスソースを飲ませることは傷害罪にもなりかねない危険な行為です。

デスソースは体に悪いのか?

デスソースで吐き気、嘔吐などを引き起こす主な原因といえるカプサイシンの摂取量には制限はありません。

あくまで香辛料として食品に追加される使い方が当たり前なためで、もちろん一気飲みなどは想定されていません。

また、同量のデスソースを飲んだとしても辛さに慣れている人と敏感な人では感じる刺激の強さが全く違います。

そしてデスソースのようなカプサイシンが含まれている食べ物は粘膜を傷つけやすく、喉や胃を荒らします。

日本で流通している「ブレア デスソース」は海外で流通しているものよりも辛さレベルが低いものだけになっています。

日本人はトウガラシのようなカプサイシンの辛味に慣れた人種ではないため、デスソースも私たちの体には悪いといえるでしょう。

まとめ

・デスソースとは何か?

デスソースはいわゆる辛味調味料の一種です。

・デスソースの辛さの比較はどれくらい?

具体的にはカレーなどに1、2滴垂らすだけで全て痛く辛く感じるようになるレベルです。

・デスソース一気飲みで死亡・搬送の事例は?

テレビの企画などで一気飲みをした人が病院に搬送されたという事例はあります。

日本国内で流通しているデスソースを一気飲みなどしたことで死亡した事例は報告されていませんが、海外では脳卒中を引き起こして死亡しています。

・デスソースで失明した事例は?

デスソースが目に入ったために失明をしたという事例は国内で報告されていません。

しかし、デスソースを使っているときに偶然目に入ってしまって対処法に困った、激痛に苦しんだといった話はネット上にもいくつも存在しています。

・デスソースが目に入ったときの対処法

・デスソースの成分・材料は?

デスソースで搬送されたり痛みを感じたりする原因は「ブートジョロキア」と「ハバネロ」といったトウガラシによります。

・デスソースの危険性は?

辛さのレベルは死亡事例が上がっているトウガラシよりは低いですが、症状には個人差があるため無理矢理にデスソースを飲ませることは傷害罪にもなりかねない危険な行為です。

・デスソースは体に悪いのか?

日本人はトウガラシのようなカプサイシンの辛味に慣れた人種ではないため、デスソースも私たちの体には悪いといえるでしょう。

 

いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。

ABOUT ME
シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!