1950年にディズニーアニメ映画として公開された「シンデレラ」が2015年に実写映画化されました。
アニメの実写化は多くの場合、批判されてばかりなことが多いですが、壮大なセットと美しいキャストたちによって完全再現された実写版「シンデレラ」は今でも高く評価されています。
今回は映画「シンデレラ」のシンデレラの母親の名前や死因は何か?
また、幼いシンデレラに子守唄として歌っていた「ラベンダーズブルー」の歌詞の意味についても紹介します。
映画「シンデレラ」母親の名前と死因は何?
映画「シンデレラ」の主人公であるシンデレラは幼い頃には母親と父親の3人で暮らしていますが、すぐに母親は亡くなっています。
シンデレラの母親はどんな人?
シンデレラの継母「トレメイン夫人」ではなく、シンデレラの本当の母親は1950年のディズニーアニメ映画「シンデレラ」ではその存在が少しだけ示されるのみで、登場は一切しませんでした。
2015年の実写版「シンデレラ」では、シンデレラの母親として登場し、子守唄を聞かせたりするシーンが登場します。
シンデレラの母親の死因は何?
|
|
シンデレラと父親と母親の3人は使用人たちと仲良く暮らしていましたが、ある日突然母親は倒れてしまいます。
医者を呼んでもすでに治療の施しようがないまま、シンデレラの本当の母親は、シンデレラが10歳の時に亡くなってしまいました。
映画「シンデレラ」の時代設定は19世紀中頃で、当時の不治の病で身体的に特徴の現れない病気。
また母親は頭を押さえているシーンがあるのですが、何の病気かを特定することはできません。
シンデレラの母親の名前は?
シンデレラの母親は2015年の実写版で初めてその存在が明確に描かれた人物ということもあり、「Mom」以上の名前は与えられていません。
シンデレラの原作小説は1697年にシャルル・ペローが書いたもので、登場人物に役名以上の名前を与える文化は近年になってできあがったものです。
シンデレラに母親が残した形見は何がある?
実写版「シンデレラ」の中でシンデレラの母親が形見として残したものは大きく2つに挙げられます。
ピンク色のドレス
1950年のディズニーアニメ映画「シンデレラ」ではシンデレラの母親の形見のドレスはピンク色の袖のフリルの袖口は白で、腰から下も白く、裾にもフリルがふんだんにあるデザインでした。
実写版「シンデレラ」では白の部分がなくなり、すべてピンク色をしたパフスリーブの袖とフリルのついたネックラインをもったシフォンでできたシンプルなドレスとして描かれています。
勇気と優しさを忘れないで
シンデレラの母親の最期が近づいたときに、母親はシンデレラに対して「とても大切な秘密」として守ってほしいことを伝えています。
それは「いつまでも勇気と優しさを忘れないで」いてほしいこと、その力が魔法になると伝えています。
そしてシンデレラの母親は自分が先に逝ってしまうことを謝りながら、家族3人は最後に抱き合って別れを惜しんでいます。
|
|
シンデレラに母親が歌った子守唄「ラベンダーズブルー」の歌詞の意味は?
シンデレラの母親が子守唄として歌っていたり、映画の終盤に屋根裏部屋に閉じ込められたシンデレラが窓際に座って歌っている曲は「ラベンダーズブルー」です。
ラベンダーズブルーとはどんな歌?
ラベンダーズブルーはそもそもは17世紀からイギリスにある民謡です。
1948年のディズニー映画「わが心にかくも愛しき」という実写・アニメの挿入歌としても使用され、アカデミー賞最優秀オリジナル曲にノミネートされて人気を集めました。
ラベンダーズブルーの歌詞にある「dilly dilly」の意味は?
「ラベンダーズブルー」の歌詞によく出てくる「dilly dilly」という言葉ですが、特に意味を持った言葉ではありません。
「dilly」という言葉を辞書で調べると「素晴らしい人、素敵」のような意味が出てきますが、そのような意図ではなく語感として心地よさを優先して付けられています。
シンデレラに母が歌った子守唄「ラベンダーズブルー」の歌詞の意味
シンデレラの母親が子守唄として歌った「ラベンダーズブルー」の歌詞は、原曲と歌詞が変更されています。
しかし概ねは男女の恋模様を描いた歌詞になっています。
曲中で印象的なのは
Lavender’s blue, dilly, dilly Lavender’s green
ラベンダーは青 ラベンダーは緑When I am king, dilly, dilly You shall be queen
僕が王様なら 君はお妃様(中略)
Lavender’s green, dilly, dilly Lavender’s blue
ラベンダーは青 ラベンダーは緑If you love me, dilly, dilly I will love you
君が僕を愛しているなら 僕も君を愛そう(中略)
I love to dance, dilly, dilly I love to sing
私は踊るのが大好き 私は歌うのも大好きWhen I am queen, dilly, dilly You’ll be my king
私がお妃様なら あなたは王様になれるのよ
ラベンダーズブルーの中で男女の立場の主従が変化しているところが魅力です。
この変化の間に挟まれているのは、兵士たちに農作業をさせている描写です。
実写版「シンデレラ」とリンクさせるのであれば、シンデレラとキット王子の関係性を物語った歌詞と捉えることができます。
二人の出会いのあと、舞踏会に行ってもう一度キット王子に会いたいと積極的に行動をしたのがシンデレラ。
その後シンデレラに惚れ込んで国を巻き込んで捜しだそうとしたのがキット王子。
また、二人の愛をめぐっては隣国との戦争を避けるためのシェリーナ姫との政略結婚や無用な鹿狩りをやめるようにといった話もあった末に、「勇気と優しさ」が平和な世界のためには大切だということで合意する二人を表すように、兵士たちには訓練ではなく農作業をさせている様子が挟まれていると言えます。
まとめ
・シンデレラの母親はどんな人?
2015年の実写版「シンデレラ」では、シンデレラの母親として登場し、子守唄を聞かせたりするシーンが登場します。
・シンデレラの母親の死因は何?
シンデレラと父親と母親の3人は使用人たちと仲良く暮らしていましたが、ある日突然母親は倒れてしまいます。
何の病気かを特定することはできません。
・シンデレラの母親の名前は?
シンデレラの母親は2015年の実写版で初めてその存在が明確に描かれた人物ということもあり、「Mom」以上の名前は与えられていません。
・シンデレラに母親が残した形見は何がある?
実写版「シンデレラ」の中でシンデレラの母親が形見として残したものは「ピンク色のドレス」と「勇気と優しさを忘れない心」です。
・ラベンダーズブルーとは何か?
ラベンダーズブルーはそもそもは17世紀からイギリスにある民謡です。
・ラベンダーズブルーの歌詞にある「dilly dilly」の意味は?
「ラベンダーズブルー」の歌詞によく出てくる「dilly dilly」という言葉ですが、特に意味を持った言葉ではありません。
・シンデレラに母親が歌った子守唄「ラベンダーズブルー」の歌詞の意味
シンデレラの母親が子守唄として歌った「ラベンダーズブルー」の歌詞は、男女の恋模様を描いた歌詞になっています。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。