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映画「ブラック・クランズマン」のネタバレあらすじ!感想や結末・最後の映像は誰についても

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映画「ブラック・クランズマン」は2018年に公開された作品で、主演のジョン・デヴィッド・ワシントンは名優デンゼル・ワシントンの息子でもあります。

今回は、映画「ブラック・クランズマン」のネタバレあらすじを紹介します。

また、感想や結末・最後の映像は誰なのかについても紹介します。

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映画「ブラック・クランズマン」のあらすじ

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)。

捜査のために電話で白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に応募します。

黒人であることを隠して差別発言をまくし立てた彼は、入会のための面接に進み、彼の代わりに白人の同僚刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライヴァー)が面接に向かうことになり・・・。

映画「ブラック・クランズマン」のネタバレ結末

映画「ブラック・クランズマン」のネタバレ結末を紹介します。

アメリカ・コロラド州で初の黒人刑事

1979年、アメリカ・コロラド州で初の黒人刑事ロン・ストールワースが採用されます。

白人刑事たちからの嫌がらせにより署内で書類整理など簡易作業をするだけの日々を送るロン。

そこで、部署異動の申し出に署長のもとへ行くと、ブラックパンサー党(黒人解放運動をする政治組織)の演説集会に同僚と潜入するように言われます。

捜査の結果、多少危ない発言があるものの危険思想ではなく、違法行為などの証拠は見つかりませんでした。

しかし、潜入中に出会った黒人学生連合代表のパトリスから白人警察から違法職質を受けたことがあると聞き、ロンは複雑な心境のまま捜査を終えます。

その後、情報部へと異動したロンは読んでいた新聞に過激白人至上主義KKK(クー・クラックス・クラン)の募集広告が掲載されているのを見つけると実名で電話をし、自ら黒人を差別する発言をすることでKKK支部長ウォルターと会う約束をします。

黒人であるロンはKKKと接触はできないため同僚刑事のフリップにロンとして潜入することを頼みます。

電話対応はロンが白人を装い2人で1人の男を演じる作戦を立てます。

KKKメンバーのフェリックスがパトリス排除計画を立てる

フリップがKKKから信頼を得たことでパトリス排除計画を知れた一方で、ロンはKKK本部に電話を掛けた際、完璧な白人を演じたおかげで指導者のデュークと話します。

「君は完璧な白人だ」と言ってロンを気に入ったデュークは、パトリス排除計画実行日と同じ日に行われるロンの入会儀式に、デューク自身も参加すると言い出します。

しかし、儀式当日にデュークへ殺害予告が届いたことで護衛を付けることになりますが、人員不足のためロンが任命されます。

黒人の給仕係も働く会場で儀式が行われましたが、フリップがユダヤ人でありロンという名前でないことを会場内でフェリックスは知ります。

そして、フリップはデュークも同席する会食中に、フリップのことをロンではなく本名で呼び始めるフェリックスに内心焦ります。

しかし、フリップの身分が暴露される前にフェリックスが給仕係から、妻コニーからの電話が来たと呼び出され、部屋を退出したことにより難を逃れます。

その後、パトリス排除計画の実行犯であるコニーから、ロンがあらかじめパトリスの周りに警備を増やしていたことで、パトリスの排除が出来なかったことを聞き、フェリックスは会場を後にします。

会場を後にするフェリックス見ていたフリップは、パトリス排除計画に変更が生じたとわかりフェリックスの後を追います。

コニーによって実行されるパトリス排除計画

パトリスの家に着いたコニーはポストに爆弾を入れようとしますが、投入口が小さく入れられなかったため別の場所へ設置することにします。

そして、彼女はパトリスの車の下に設置したのです。

その一部始終を見ていたロンは急いでコニーに近づき取り押さえますが、近くを通った警官がその様子を見ており、婦女暴行と勘違いしたためロンを取り押さえます。

そして、外の騒ぎに気が付いたパトリスが家から出てきてしまうのでした。

そこへ、パトリスの家近くに到着したフェリックスは、パトリスの車の横に停車をして社内から外の様子を伺います。

そして、外に出ているパトリスを見て爆弾の設置場所が変わっていることを知らずに、起爆スイッチを押してしまいます。

爆発したのは当然パトリスの車でしたが、横に停車していたフェリックスの乗る車もろとも爆発してしまいます。

後からやってきたフリップによりロンは無事解放されます。

実行犯であるコニーは夫が自分の設置した爆弾で死んだ場面を目の当たりにしたため泣き叫んでいるところを逮捕されます。

パトリス排除計画は失敗に終わるのでした。

最後の映像は誰:トランプ大統領たち

その後、以前パトリスを違法職質した警官も逮捕される

パトリス排除計画の潜入後、署内でロンはKKKの指導者デュークに電話をします。

そこで自分が黒人刑事であることを笑いに耐えながら伝えるのです。

そして、今回のことをきっかけにロンは署内で有名になったのです。

最後に2017年バージニア州シャーロッツビルで起きた実際の暴動の様子が映し出されます。

白人至上主義者ジェームズ・フィールズが抗議側に車で突っ込み、活動家ヘザー・ハイヤーが亡くなる悲劇を生んだとされる車が暴走している瞬間や人々が泣き叫ぶ場面。

デーヴィッド・デュークの姿やトランプ大統領の演説シーンなどが流れた後で、事件の犠牲者とアメリカ国旗が白と黒で塗られたものが映りエンドロールを迎えます。

これは、世界へKKKによる白人至上主義活動が行われており、人種差別が今でもあるという現実やメッセージを送るためだと思われます。

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ブラック・クランズマンの感想

実話に基づいて製作された今作は、人種差別をテーマにしているので見ていて辛くなるのではないか、と思いましたが思いのほか辛くはありませんでした。

というのもユーモアある感じで表現されていたからです。

ロンが初めてKKKに電話するシーンなどでは、ロンが突然大声で黒人を罵りだしたのを見た署内の人たちの反応にクスッと笑いたくなりますが、その勇気ある行動力にはこちらも驚かされます。

そして、ロンの電話対応時には白人の喋り方を真似ているらしいのですが、私には違いがわからなかったです。

違いがわかる人は電話シーンを気にしてみてください。

また、ロン役のジョン・デヴィッド・ワシントンはあの有名なデンゼル・ワシントンの長男だったことに驚きました!

映画「ブラック・クランズマン」の考察・続編はある?

今作は映画の終わりに流れたシャーロッツビルでの暴動1周年にぶつけた作品で、スパイク・リー監督はこの映画をデーヴィッド・デュークとトランプ大統領に鑑賞して欲しいと発言しているそうです。

なぜならトランプ政権以降は白人至上主義者やKKKの活動が活発になっているからです。

また、KKKや白人至上主義の人たちは作中の登場人物同様の考え方であり、それは普通の感覚であることから、作品のメッセージとして極端なものの見方をする人が増加している現代への警笛になっているのでしょう。

また監督は観客に映画を観終わった後は「これは歴史の一部なのだ」と感じてほしいとも伝えています。

今後はブラック・クランズマンとしての続編はないかもしれませんが、今回のような人種差別をテーマとした別作品は製作されていくと思われます。

まとめ

・映画「ブラック・クランズマン」のネタバレ結末

  • アメリカ・コロラド州で初の黒人刑事
  • KKKメンバーのフェリックスがパトリス排除計画を立てる
  • コニーによって実行されるパトリス排除計画
  • 最後の映像は誰:トランプ大統領たち

 

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シゲゾウ
アラサーのエンタメ好き兄ちゃんデス。 教育関連の仕事に就いています。 エンターテイメントを肌で体感してあなたに新鮮な感動と興奮する情報をお届けします!!! やってみなきゃ分からない!をモットーに何にでも前のめりで挑戦していきます!!