ディズニーアニメとしても有名な「美女と野獣」が2017年にハリー・ポッターシリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソン主演で実写版として映画化されました。
日本でも大人気を博し、アナと雪の女王を凌ぐ記録を残しています。
今回は「美女と野獣」で野獣とガストンが戦っているときにベルがガストンから盗んで折ったものは何だったのか?
ガストンの使用するラッパ口の銃について、ガストンは最後に死んだのかの考察を紹介します。
映画「美女と野獣」ガストンがベルに折られたものは何?
「美女と野獣」の野獣の城に攻め入ったガストンが野獣と戦っているときに現れたベルによってポケットのあたりから盗まれ、折られたものはなんなのでしょうか?
ガストンと野獣との戦いの流れ
ヴィルヌーブ村の人々を扇動し、野獣の城へと押し寄せたガストンたち。
ガストンは塔を登り野獣を発見して銃を突きつけます。
野獣はベルを父・モーリスを助けられるように城から去ることを許したものの、タイムリミットが迫りもう人間には戻れない中で現れたガストンたちを相手にする気力をすでに無くしていました。
ガストンはかまわずに背中を向ける野獣を撃ち、野獣はバルコニーから転落します。
ガストンがベルに折られたものは何?
|
|
バルコニーから落ちて距離の開いた野獣を仕留めようと脇に手を伸ばすガストンですが、そこには望んだものがなく振り返るとベルがおり、その手には棒状のものを持ち、折ってしまいます。
ガストンが野獣の城を攻めるときに装備していたのはライフル、ハンドガン、クロスボウの3つでした。
銃で野獣を撃ったあとに持ち替えて探していたのはクロスボウの矢です。
「美女と野獣」のガストンは作品によって前後しますが、平均3本のクロスボウの矢を持ち歩いています。
ラッパ銃と並び、ガストンの代名詞的なアイテムのクロスボウの矢をベルは折ってしまいました。
ガストンのラッパのような銃の名称は?
「美女と野獣」のガストンが愛用する銃は銃口がラッパのように広がった変わった形をしています。
映画「美女と野獣」でも酒場での「強いぞ、ガストン(Gaston)」の歌の中で天井に向けて銃を発射しています。
ガストンが使っているような明らかなラッパ口の銃は存在しませんが、同じように銃口が開いたラッパ銃と呼ばれるものがあります。
正しくは「ブランダーバス」と呼ばれています。
見た目は火縄銃のように見えて、実際にラッパ銃(ブランダーバス)も火縄銃のように銃口から火薬と弾丸を装填する前装式になっています。
16世紀後半(1550年)に登場した銃で、散弾銃の弾の拡散効果を高めるためと銃口からの装填をしやすいためにラッパ状の銃口をしています。
「美女と野獣」の舞台は18世紀のフランスであり、ラッパ銃(ブランダーバス)は19世紀まで使用されていたため、時代設定としても使用していておかしくはありません。
|
|
映画「美女と野獣」ガストンの最後は死んだのか?
映画「美女と野獣」で終盤のガストンと野獣の戦いで、ガストンは最後に死んでしまったのでしょうか?
戦いの流れを振り返りつつ、原作と映画との違いについて解説していきましょう。
ガストンと野獣の戦いの最後
野獣の城に攻め入り、塔の上で野獣を発見して銃を撃ったガストンですが、ベルにクロスボウの矢を折られて、ハンドガンに持ち替えようとするも再びベルに邪魔をされて塔から落ちてしまいます。
ベルの存在に気づいた野獣は気力を取り戻し、ガストンの首をつかみ塔から落とそうとします。
怯えて命乞いをするガストンを「俺は野獣じゃない」と言い放ち、城から出て行くように告げて解放します。
ガストンは橋から落ちて死んだのか?
ガストンはそのまま逃げ去ったかと思いきや、塔から落ちた銃を回収して戻ってきて、ベルの元へとたどり着いた野獣の背後を橋の上から銃撃します。
城にかけられた呪いは野獣の命とつながっており、野獣が銃弾に倒れたためにガストンが立っていた橋が崩壊しはじめます。
ガストンはなすすべなく絶叫とともに奈落へと落ちていきます。
戦いのあとの野獣の城にヴィルヌーブ村の人々がやってきたり、舞踏会のシーンにもガストンの姿が見られないことから、橋から落下して亡くなったと推測できます。
原作と映画のガストンの最後の違い
映画「美女と野獣」でガストンが死んだということは明らかな描写をされていませんが、1991年のディズニーアニメ映画では、初期段階の構想としてガストンと野獣の戦いは森の中で行われる予定でした。
またそのときにガストンはかつてベルや野獣を襲った狼たちによって頭を食いつぶされるとい最後を用意されていました。
このエンディングはあまりの凄惨さから取りやめになりましたが、ガストンが生きている可能性はないことを物語っています。
このことからも、ガストンは間違いなく最後に死んだと言えます。
まとめ
・ガストンと野獣との戦いの流れ
ヴィルヌーブ村の人々を扇動し、野獣の城へと押し寄せたガストンたち。
ガストンは塔を登り野獣を発見して銃を突きつけます。
・ガストンがベルに折られたものは何?
銃で野獣を撃ったあとに持ち替えて探していたのはクロスボウの矢です。
・ガストンのラッパのような銃の名称は?
ガストンが使っているような明らかなラッパ口の銃は存在しませんが、同じように銃口が開いたラッパ銃と呼ばれるものがあります。
正しくは「ブランダーバス」と呼ばれています。
・ガストンと野獣の戦いの最後
ベルの存在に気づいた野獣は気力を取り戻し、ガストンの首をつかみ塔から落とそうとしますが、怯えて命乞いをするガストンを城から出て行くように告げて解放します。
・ガストンは橋から落ちて死んだのか?
城にかけられた呪いは野獣の命とつながっており、野獣が銃弾に倒れたためにガストンが立っていた橋が崩壊しはじめます。
ガストンはなすすべなく絶叫とともに奈落へと落ちていきます。
・原作と映画のガストンの最後の違い
1991年のディズニーアニメ映画の初期段階の構想としてガストンと野獣の戦いは森の中で行われて、ガストンはかつてベルや野獣を襲った狼たちによって頭を食いつぶされるとい最後を用意されていました。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。