「バ美肉」や「バ美肉おじさん」という言葉が知名度を増してきています。
今回は、バ美肉おじさん一覧まとめを紹介します。
また、バ美肉おじさん四天王と言われる人たちは誰なのか、人気や「バ美肉・バ美肉おじさん」の語源や発祥についても紹介します。
バ美肉おじさん一覧まとめ!
バ美肉おじさんとしてYouTubeなどで活動をしている人たちの一覧まとめを紹介します。
バ美肉おじさんはYouTubeだけでも200人を超えており、その数はバ美肉やバ美肉おじさんという言葉の知名度とともに増加傾向にあると言えます。
すべてを紹介しきることは不可能であり、すでに活動を終了してしまっている人たちもいるため、比較的YouTubeのチャンネル登録者が多い上位20組を紹介します。
名取さな/さなちゃんねる
名取さな/さなちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 177,000人 |
ふぇありす/Fairys Channel
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ふぇありす/Fairys Channel | |
チャンネル登録者数 | 110,000人 |
ニコニコ動画のライブ配信サービス「ニコニコ生放送(ニコ生)」出身の男声・女声を使い分ける両声類バーチャルYouTuber。 2018年3月6日から活動している。 アバターはアキクサインコがモデルになっている。 投稿内容はリアルの話題から下ネタまで幅広く扱っており、特筆すべきはボイスチェンジャーを用いたバ美肉バーチャルYouTuberが増える中で、自身の声帯を生かして男声・女声を自由に使い分けることができる点。 |
マグロナ/まぐろなちゃんねる
マグロナ/まぐろなちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 62,500人 |
イラストレーター・ukyo_rstによるバーチャルYouTuber。 イラストレーターであることを生かし、自身で描いたキャラクターを動かし、自身の声をボイスチェンジャーを用いて編集している。 一人称は「余」。 キャラクター設定が明確であり、かわいさアピールやゲーム実況における緩急の付け具合、ボイスチェンジャーによって咳払いも可愛さを感じさせる要因となっている。 |
ぽちまる/ぽち小屋。ちゃんねる
ぽちまる/ぽち小屋。ちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 39,900人 |
ぽちまるは、漫画家・飯田ぽちが作り出したキャラクター。 主な配信内容はマインクラフトのゲーム実況、イラスト作画雑談配信。 イラスト作画雑談配信では、プロの漫画家としての技術や工夫を垣間見ることができ、イラストを描くことがある人にとっては非常に実用的な内容でもある。 |
竹花ノート/ノート竹花
竹花ノート/ノート竹花 | |
チャンネル登録者数 | 38,400人 |
竹花ノートは東京都在住の男声イラストレーターでもあり、同名でバーチャルYouTuber・竹花ノートが存在する。 数多くのバーチャルYouTuberのキャラクターデザインを担当してきた経緯があり、2018年6月24日からは自身もバーチャルYouTuberとして活動を開始。 主にはお絵かき配信を行なっており、歌を歌ったり雑談をしながらの配信をおこなっている。 最近では、イベント告知やゲーム実況など多岐にわたる。 |
兎鞠まり/兎鞠まりちゃんねる
兎鞠まり/兎鞠まりちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 37,600人 |
2018年7月から活動を開始し、ボイスチェンジャーソフト「恋声」を使っているため、「恋声系ボイチェンおじさん」という肩書きを持つ。 ゲーム実況を主に行っている。 |
榎宮祐/榎宮祐
榎宮祐/榎宮祐 | |
チャンネル登録者数 | 22,600人 |
イラストレーターであり、漫画家やライトノベル作家などマルチに活動をしている。 2019年1月からバーチャルYouTuberとしての活動を開始。 ノーゲーム・ノーライフの作者としても知られていることから、投稿動画数は2本と非常に少ないがかなりの人気を有する。 |
ねむ/ねむちゃんねる【バーチャル美少女YouTuber】
ねむ/ねむちゃんねる【バーチャル美少女YouTuber】 | |
チャンネル登録者数 | 12,200人 |
バーチャルYouTuberのブームに先駆けて活動を開始したため、世界最古の個人系VTuberを自称する。 バーチャルYouTuberになるための方法や、ボイスチェンジャーのレビューなどを主に行っていたが、仮想通貨や歌ってみたであったり、小説出版など活動内容は多岐にわたる。 2019年1月にはNHK「ねほりんぱほりん」のバ美肉をテーマとした回に出演して話題にもなった。 |
柊椋[ひいらぎちゃんねる]
柊椋[ひいらぎちゃんねる] | |
チャンネル登録者数 | 11,600人 |
イラストレーター、デザイナーとして活動する柊椋による同名のキャラクター。 自身のデザインや活動報告、ゲーム実況、雑談配信を主に行っている。 2018年6月からバーチャルYouTuberとしての活動を開始。 ボイスチェンジャーソフトは使用していない。 |
りむとまき channel
りむとまき channel | |
チャンネル登録者数 | 11,500人 |
漫画家・リムコロとイラストレーター巻羊によるバーチャルYouTuberコンビとして2018年5月から活動開始。 バ美肉という言葉の布教動画を投稿しており、バ美肉という言葉の起源と認識されていることもある。 バ美肉に関する動画、イラストなどが多く、ボイスチェンジャーソフトは使用していない。 ただし、テーマとしてボイスチェンジャーを使用することを目的にした動画も存在する。 |
日ノ森あんず/あんずちゃんねる
日ノ森あんず/あんずちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 11,000人 |
動画・配信の内容はゲーム実況やボイスチェンジャーソフトの使用レビュー、雑談など多岐にわたる。 2018年7月から活動開始。 |
〜旅するバーチャルyoutuber〜動く城のフィオ
〜旅するバーチャルyoutuber〜動く城のフィオ | |
チャンネル登録者数 | 10,500人 |
2018年2月から活動開始。 キャラクター設定として「ドワーフ錬金術師ロリ爺」を自称。 VRChatでも活動を行なっており、VRChatの使用方法や注意点に関する動画も投稿している。 ゲーム実況だけでなく、時事ネタの解説も行なっている。 |
だてんちゆあ/ゆあちゃんねる
だてんちゆあ/ゆあちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 9,380人 |
2018年8月から活動開始。 ボイスチェンジャーソフト「恋声」や、魔王マグロナによるボイチェンシステムも使用。 マインクラフトなどのゲーム実況動画やASMR動画、雑談動画なども扱っている。 |
うさます/藤ますチャンネル
うさます/藤ますチャンネル | |
チャンネル登録者数 | 9,380人 |
2019年3月から活動開始。 漫画家・イラストレーターでもある藤ますによって生み出されたバーチャルYouTuberであるうさます。 「ばーちゃるうさぎ侍」を自称しており、モンスターハンターのゲーム実況や雑談動画を投稿している。 |
葉山みどチャンネル
葉山みどチャンネル | |
チャンネル登録者数 | 7,930人 |
2019年2月から活動開始。 大阪出身のシナリオライター・小説家やデザイナーとしても活動する木緒なちによるバーチャルYouTuber。 ニコ生での活動を行なっていた。 金曜深夜の定期雑談・近況報告配信を行なっており、基本的には自身の仕事に関連した内容が多い。 |
たかさき咲
たかさき咲 | |
チャンネル登録者数 | 7,790人 |
2018年5月から活動開始。 絵師として活動する傍ら、イラスト製作動画配信を不定期で行なっている。 そのほか、雑談動画やゲーム実況動画も投稿している。 2020年2月に入り、バーチャルYouTuberとしての活動を休止することを発表。 |
テレみ
テレみ | |
チャンネル登録者数 | 7,090人 |
2011年からYouTubeチャンネルに動画投稿を開始。 マリオカートなどのゲーム動画を投稿していたが、バーチャルYouTuberとして活動を始めたと思われるのは2018年11月から。 マインクラフトやスマブラなどのゲーム動画を主に投稿する。 |
雪待つばき/雪待つばきのはーちゃんねる
雪待つばき/雪待つばきのはーちゃんねる | |
チャンネル登録者数 | 5,840人 |
2018年10月から活動開始。 ASMR動画を主に投稿しており、下ネタ寄りの傾向が強い。 最近ではダークソウルなどのゲーム実況の頻度が高くなってきている。 |
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バ美肉おじさん四天王の人気・語源や発祥についても
バ美肉おじさん四天王とは誰なのか、バ美肉おじさんの人気はどれくらいなのか、
「バ美肉」や「バ美肉おじさん」の語源や発祥について紹介します。
バ美肉おじさん四天王は誰か:露出と影響力
「バ美肉おじさん四天王」という表現がありますが、そもそも「バ美肉」や「バ美肉おじさん」であるための資格が必要な訳でもありません。
現在のところ、バ美肉おじさん四天王と目されている人物は
- 名取さな
- 魔王マグロナ
- 竹花ノート
- 兎鞠まり
- リムコロ
- 巻羊
の6人です。
バーチャルYouTuberの普及に先駆けて活動を開始していたという訳でもなく、2018年6月ごろから投稿・配信を始めていることが多いです。
単純に考えればチャンネル登録者数が多く、影響力があり支持層が厚い人たちと言えそうですが、チャンネル登録者数11万人以上のふぇありすは含まれていないようです。
ツイッターのフォロワー数も3万人〜15万人以上とかなり幅広く、影響力が指標になっていると言い切れません。
四天王と言われている人たちは、バーチャルYouTuberを代表するイベントやメディア取材に登場することが多い傾向にはあります。
また、イラストレーターとして活動している人たちが新たな活動の場としてバーチャルYouTuberを行っており、そうした知名度を持っている人たちが四天王と言われているようです。
バ美肉おじさんの人気:一部で大人気
バ美肉おじさんは言葉自体も知名度を増してきており、技術の進歩によりバーチャルYouTuberになることも、それほど敷居が高いことではなくなってきています。
バ美肉おじさん四天王だけでなく、一般のバ美肉おじさんの人気もその他のジャンルで活動するYouTuberを凌ぐチャンネル登録者数を誇っています。
とはいえ、商品紹介動画を投稿するようなYouTuberに比べれば、動画投稿や配信をするために必要な機材や知識が多いこと、キャラクターデザインや設定など下準備が必要なため、活発なジャンルとは言い切れません。
テレビでも「バ美肉」という言葉が取り上げられることがあり、今後はバーチャルYouTuber全般に対する一般層の理解がある程度進むと考えられます。
ただし、ニッチなジャンルであることに変わりはないと言えます。
バ美肉おじさんの語源や発祥:2012年8月14日
「バ美肉」や「バ美肉おじさん」の語源や発祥を特定することは不可能です。
あくまでネットスラングとして普及していった言葉であるため、厳密な定義が存在しないことや権利者が存在するわけでもありません。
順序としては
- バ美肉おじさん
- バ美肉
の順に進化を遂げてきました。
「バ美肉おじさん」とは、「バーチャル美少女に受肉しているおじさん(バーチャルの世界で美少女の皮をかぶっている男性)」と考えられています。
「バ美肉おじさん」という言葉が普及するに従って、言いやすさを優先して「おじさん」が省略されて「バ美肉」という言葉だけになって行きました。
ネットゲームなどで普及していた「ネカマ」といった表現がありますが、ネカマは「男性であることを隠して、女性のフリをすることで周囲のプレイヤーに恋愛感情を抱かせてアイテムを貢がせたりしていました。」
バ美肉・バ美肉おじさんはネカマとは本質的に異なり、自身の性別を隠す・隠さないは重視されておらず、ゲームを有利に進めたりアイテムを貢がせることよりも、理想のアイドルを男性が演じているところがポイントと言えます。
このため、ネカマがバ美肉・バ美肉おじさんの語源・発祥だとするには無理があります。
単純に男性が女性のキャラクターを演じるという部分だけを切り取れば、古くは歌舞伎や大衆演劇などの女形が挙げられます。
梅沢富美男の女形などは、まさにバ美肉と同じ要素を含んでいると言えます。
化粧について色々試してみたけど梅沢富美男の女形を参考にしてた時が一番しっくりきてた pic.twitter.com/06aaBwKmJQ
— 高田 (@34tkd1) January 12, 2019
そこに存在するのは女性キャラクターではあるものの、その正体が男性であることは分かっています。
そしてその正体はさておき、今そこにいる女性キャラクターを賛美します。
バーチャルという部分を無視すれば、バ美肉の概念は古くから存在している文化だと言えます。
概念は古くから存在していたとしても、バ美肉・バ美肉おじさんのようなバーチャル・仮想空間における美少女について表現する言葉が生まれたのはいつごろなのか見て行きましょう。
こちらも、イラストや3DCGの女性キャラクターを男性が演じて動かすという試みは存在していました。
ただし、この頃には
- バーチャル美少女
- バーチャル美少女おじさん
- kawaiiおじさん
など、さまざまな表現がなされていましたが統一がなされていませんでした。
バ美肉・バ美肉おじさんの「バーチャル美少女を受肉したおじさん」という部分を踏まえると、バーチャルYouTuberが普及しだした2017年が発祥だと言えます。
バーチャル受肉といった表現は存在しており、受肉は「肉体を受け取る(手に入れる)」といった意味合いで用いられています。
受肉という表現はキリスト教で、神が人間の姿をして現れることを指しますが、これとバーチャル受肉とは特につながりはありません。
しかし、受肉という言葉を自然に思いつくとは考えにくいため、受肉という言葉は知りつつ意味を理解していない人物が使い始めたと考えられます。
ただし、その人物が誰かを特定することは不可能で、ツイッター上に残されたツイートを検索した限りでは
知り合いの絵師さんたちが次々とバーチャル美少女受肉おじさんになっていってて、以前のじゃおじが言っていた「おじさんと百合しようやぁ」が現実味を帯びてきた
— 🗼茶器。@LINEスタンプ出たよ🗼 (@chakichakichaki) June 6, 2018
「バーチャル美少女受肉おじさん」という正式名称でツイートされているのが2018年6月6日。
さらに遡り、「バーチャル受肉」に関しては2018年2月2日に以下のツイートが存在します。
バーチャル受肉
— 座敷牢 (@mdk_otut) February 2, 2018
また、「バーチャルで受肉する」という表現では2017年12月21日にツイートされています。
じゃあバーチャルで受肉するか…
— りた (@rittano) December 21, 2017
もう少し広く「バーチャル 受肉」とすると、2012年8月14日に以下のツイートが存在します。
@uosumico しかし本来バーチャルアイドルであるはずのミクさんが受肉したことの証左でもあるのでちょっとワクワク・・・?
— めそ (@s_meso) August 14, 2012
初音ミクが受肉したという言及がされていることから、バーチャルアイドルについて話をする際に「受肉」という表現が当時からなされていたことが分かります。
あくまで
- 削除されていないツイート
- 非公開になっていないツイート
に限られているため、正確なことは分かりませんがツイッター上を遡る限りは、バ美肉・バ美肉おじさんの元となるツイートの語源・発祥は2012年にまで戻ることができると言えます。
その後、バ美肉・バ美肉おじさんという表現はイラストレーターが目をつけ、言葉を普及させる活動を始めて行き、今のように定着していくことになりました。
まとめ
・バ美肉おじさん一覧まとめ!
比較的YouTubeのチャンネル登録者が多い上位20組を紹介しました。
・バ美肉おじさん四天王は誰か:露出と影響力
- 名取さな
- 魔王マグロナ
- 竹花ノート
- 兎鞠まり
- リムコロ
- 巻羊
・バ美肉おじさんの人気:一部で大人気
バ美肉おじさんは言葉自体も知名度を増してきており、技術の進歩によりバーチャルYouTuberになることも、それほど敷居が高いことではなくなってきています。
・バ美肉おじさんの語源や発祥:2012年8月14日
「バ美肉」や「バ美肉おじさん」の語源や発祥を特定することは不可能です。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。他にも様々な情報がありましたら、またコメント欄に書いてくださるとうれしいです。