ワーキングホリデーは特に女性を中心に人気で、働きながら英語も学べることで注目されています。
今回は、オーストラリアでワーホリにおすすめの都市・場所はどこでどのような仕事があるのか?
また、オーストラリアで冬の仕事にはどのようなものがあるか紹介します。
オーストラリアワーホリのおすすめ都市・場所や仕事は?
オーストラリアでワーホリをするためにおすすめの都市・場所はどこか?
それらの都市・場所でどのような仕事があるか見ていきましょう。
オーストラリアのワーホリ人気
オーストラリアはワーホリをするためには最適な国です。
数多くの都市や場所があり、自然、文化、ナイトスポットも充実しています。
そしてさまざまなジャンルの求人があり、なによりも時給が英語圏のワーホリができる国の中でも高いことが魅力です。
オーストラリアのワーホリ最低賃金は「WORKING HOLIDAY PAY RATES IN AUSTRALIA」によると
1時間あたりの最低賃金 | 1週間あたりの最低賃金 |
18.93ドル | 719.20ドル |
職種によって差がありますが、最低賃金が約1,300円程度というのは日本よりもかなり嬉しいところです。
職種は事務職や販売、農業や鉱山労働、バーテン、レストランなど様々です。
メルボルンの仕事や特徴:初心者向けで種類豊富
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ビクトリア州にあるメルボルンはオーストラリアでもシドニーに次いで2番目の大都市です。
大都市だけあって多くの仕事から選ぶことができることが魅力の一つです。
メルボルンの仕事は?
ワーホリ初体験や、オーストラリアでのワーホリが初めてという人はまずメルボルンでのワーホリを経験すると良いでしょう。
レストラン、カフェ、バーテンやショップの店員が挙げられます。
また、企業家たちがメルボルンでスタートアップしていることも多いです。
メルボルンの都市・場所の特徴は?
メルボルンは7年間にわたって「世界で最も住みやすい都市」に選ばれたことがあります。
オーストラリアの文化の中心地であり、食べ物だけでなく音楽や芸術などの流行の発信地でもあります。
スポーツも盛んで毎年オーストラリアのオープンテニストーナメントがメルボルンで開催されており、他にもラグビー、クリケット、サッカー、アメフトの試合も生で見られます。
ビーチも近いため、街の南にあるセントキルダビーチで海のアクティビティを楽しむことができます。
シドニーの仕事や特徴:ワーホリから就職も可能
シドニーはオーストラリアのビジネスの本拠地です。
遊びよりもとにかく仕事を求めている人にはもってこいの都市だと言えます。
シドニーの仕事は?
ワーホリでシドニーで仕事を探すことのメリットは、やはり仕事の見つけやすさが格段に高いことです。
オフィスでの事務職だけでなく建設作業、ホテルなどの接客業やお店の店員までさまざまあります。
そしてそのまま就職するチャンスをつかめる可能性が高いです。
ただし、シドニーはワーホリを斡旋する企業が多いため、仕事探しでライバルと競合してしまう可能性も高いと言えます。
もし、仕事探しで苦労している場合はシドニー郊外の都市(ボンダイ、マンリー、クージーなど)で探すと良いでしょう。
そうした郊外の都市で仕事を見つけつつ、シドニーでの生活を楽しむことも一つの選択肢です。
シドニーの都市・場所の特徴は?
シドニーには500万人以上の人々が生活し、有名なオペラハウスやボンダイビーチやマンリービーチのような美しいビーチ、遠くには絶景のブルーマウンテンが見られます。
シドニーの注意点は家賃が特に高額だという点です。
求職中の段階では現金の確保が不可欠です。
シドニーは大都市ということもあり、人が多く騒音が激しい部類に入ります。
もし静かでのどかなワーホリライフを送りたいのであれば、シドニーは選択肢から外すべきでしょう。
アデレードの仕事や特徴:観光やローカルな仕事
オーストラリアの南部に位置するアデレードは教会の街としても知られ、バックパッカーが少ないことが特徴です。
アデレードの仕事は?
シドニーやメルボルンに比べるとワーホリを斡旋する企業は少なくなります。
観光や地元のローカルな仕事など幅広い分野の仕事を見つけることができます。
アデレードの都市・場所の特徴は?
アデレードは都会すぎず、田舎すぎない点が特徴の一つです。
賑やかな都会の生活を求めているのであれば、シドニーやメルボルンほどではありませんが満足できる生活を送れます。
また、ビーチも充実しており、バロッサバレーという丘陵地では二百種以上のワインセラーがある世界最大のワイン生産地があります。
カンガルー島にはフェリーで45分ほどで旅行することができ、カンガルーはもちろん、コアラやあざらし、アシカにペンギンなどオーストラリア原産の動物を大自然の中で見つけることができます。
ブリスベンの仕事や特徴:バックパッカー向け
ブリスベンはシドニーやメルボルンに比べると小規模な都市です。
ブリスベンの仕事は?
バックパッカー向けの建設作業員やホテルなどのホスピタリティ業、観光や施設管理がほとんどです。
中央ビジネス地区やサウスバンクで仕事を見つけることができます。
ブリスベンの都市・場所の特徴は?
ブリスベンはクイーンズランド州にあり1年のうち300日以上が晴れの日であり、一年中温暖な気候に恵まれています。
オーストラリアで3番目に大きな都市で200万人以上が生活しています。
サンシャインコースと、ゴールドコーストやバイロンベイなどの観光地巡りをしたい場合はブリスベンを拠点とすると良いでしょう。
シドニーやメルボルンに比べると人口が3分の1程度なので交通量も少なくなり、家賃も少し落ち着きます。
ブリスベンはライブショーが有名で、バーやレストラン、クラブも充実しています。
ローンパインコアラ保護区という世界最大のコアラ保護区があり、130匹以上のコアラが保護されており、カンガルーの餌やりやオーストラリアの野生動物と出会うことができます。
ケアンズの仕事や特徴:インストラクターや農業
ケアンズは観光地として有名で、インストラクター業務やホテルのホスピタリティ業が盛んです。
観光地ということもありバーやレストラン、ホテル、お店やツアー会社で働く機会が多くなるでしょう。
農業のような地元のローカルな仕事に就きたいと思っている場合は、ケアンズは候補地として挙げられます。
ケアンズの都市・場所の特徴は?
ケアンズはオーストラリア北東部にあり、グレートバリアリーフも近いです。
人口は15万人とかなり少なくなりますが、北クイーンズランド州の最大の都市です。
沿岸部と熱帯気候の両方を楽しむことができます。
ケアンズは世界遺産に登録されているグレートバリアリーフとデインツリー熱帯雨林の2つにアクセスすることができます。
ケアンズを拠点とするならばグレートバリアリーフのサンゴ礁は欠かせないでしょう。
シュノーケリングやスキューバダイビングだけでなくヘリコプターやクルージング、ガラス張りの潜水艇などさまざまな方法でグレートバリアリーフを体験しましょう。
ダーウィンの仕事や特徴:建設工事やホテル業
ダーウィンはノーザンテリトリー州にある貿易と商業の中心地です。
ダーウィンの仕事は?
ワーホリを斡旋する企業では、ホスピタリティ業や農村部での農業や観光業、オフィスワークといった仕事があります。
建設工事も1年中行われており、特に4月〜10月に盛んです。
ダーウィンの都市・場所の特徴は?
12月と1月の雨季を除いて、ダーウィンの気候は暖かく涼しく過ごしやすいです。
市内中心部から徒歩30分のところにはミンディルビーチがあり、太陽が海に消えていく様を見ることができたり、金色の砂浜を楽しむことができます。
ただし、クラゲなどが生息しているため海で泳ぐことはあまりおすすめできません。
ミンディルビーチは毎週木・日曜日の夕方に4月〜10月まで開催されるサンセットマーケットで有名です。
オーストラリアだけでなくアジア、地中海や世界中の美味が集まります。
カカドゥ国立公園は6万5000年以上前からアボリジニが生活しており、地球上で最も古い生活文化が残されています。
カカドゥ国立公園はオーストラリアでも最大規模の国立公園で、世界遺産に登録されており、ワニの見学や釣り、ボートなどを楽しめます。
バースの仕事や特徴:接客業や鉱業
バースには約200万人の人々が生活しており、美しい太平洋の水平線を眺めることができます。
バースの仕事は?
バースには多くの新しいレストランやバーがオープンしています。
オフィスやバー、クラブ、レストランなどの接客業だけでなく、鉱業も盛んなため、鉱業の分野に興味があるならバースはオススメです。
バースの都市・場所の特徴は?
西オーストラリアにあるバースはオーストラリアの都市部からかなり隔絶した地域で、オーストラリアの東海岸に行くよりもインドネシアのバリ島に向かう方が早いほどです。
ビーチでは夕日やサーフィン、美しい砂浜を堪能でき、博物館やお祭りや市場も盛んです。
美味しい食べ物やワインもあり、気候も快適であるため「屋外映画館」がバースの市内中心部や郊外にあります。
屋外映画館は夏の暖かい時期に行われており、古い名作映画の再上映や最新作などを上映しており夏の夜を満喫することができるでしょう。
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オーストラリアのワーホリで仕事探ししやすい季節・時期は?
オーストラリアのワーホリで仕事探ししやすい季節・時期は何時頃なのか?
また冬の仕事としてどのような選択肢があるのでしょうか?
仕事探ししやすい季節・時期は?
オーストラリアは北部・中部・南部で3つの気候帯に属しており、
北部 | 熱帯性気候 |
中部(沿岸部を除く) | 砂漠性気候 |
南部 | 温帯性気候 |
冬のシーズンであっても北部や中部ではあまり雪を気にする必要はないと言えます。
スキーリゾート地で仕事を探したいのであれば、冬のシーズンの南部・温帯性気候の都市に行くと良いでしょう。
建設工事の仕事は都市部を中心に盛んで、ダーウィンでは4月〜10月に特に盛んに行われています。
この他の仕事の場合は、あまり時期や季節を気にせずにワーキングホリデーとしてオーストラリアに行ける好きな時期・季節に訪問しても問題ないでしょう。
できるだけ仕事選びに悩みたくないのであれば、メルボルンやシドニーのように求人が豊富な都市を選ぶと良いです。
オーストラリアのワーホリ冬の仕事はスキーリゾートも
南部の温帯性気候はいわば日本と同じく四季を持っているため、冬になると雪が降り、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州ではスキーリゾートの仕事があります。
スキー場のパトロールやリフトのオペレーター、スキーやスノーボードのインストラクター、ホテルのシェフやバーテンダーなどのスタッフが挙げられます。
基本的には6月〜10月ごろまで5ヶ月間で、ブラー山シーズンは6月から10月までの5か月間続き、最も人気のあるリゾートはマウント部ラー、スレドボ、フォールスクリークが有名です。
冬の仕事の求職や給料は?
オーストラリアのスノーリゾートでは、地元の人たちだけでなく私たち外国人も雇ってもらえます。
スノーリゾートのある山ではインターネットで応募をすることができますが、地元企業の場合は履歴書を送付・持参する必要があります。
スキーリゾートでの最低賃金は「Alpine Resorts Award」によって管理されており、仕事のレベルによって分けられています。
初心者レベルの業務では1時間あたり18.82ドルです。
スキーやスノーボードのインストラクターは、日本国内でのライセンスをオーストラリアでも変換して利用することができるかを、応募したいスノーリゾートに連絡して確認しましょう。
まとめ
・オーストラリアのワーホリ人気は?
オーストラリアはワーホリをするためには最適な国で、数多くの都市や場所があり、自然、文化、ナイトスポットも充実しています。
・メルボルンの仕事や特徴:初心者向けで種類豊富
ビクトリア州にあるメルボルンはオーストラリアでもシドニーに次いで2番目の大都市です。
・シドニーの仕事や特徴:ワーホリから就職も可能
遊びよりもとにかく仕事を求めている人にはもってこいの都市だと言えます。
・アデレードの仕事や特徴:観光やローカルな仕事
オーストラリアの南部に位置するアデレードは教会の街としても知られ、バックパッカーが少ないことが特徴です。
・ブリスベンの仕事や特徴:バックパッカー向け
ブリスベンはシドニーやメルボルンに比べると小規模な都市です。
・ケアンズの仕事や特徴:インストラクターや農業
ケアンズは観光地として有名で、インストラクター業務やホテルのホスピタリティ業が盛んです。
・ダーウィンの仕事や特徴:建設工事やホテル業
ダーウィンはノーザンテリトリー州にある貿易と商業の中心地です。
・バースの仕事や特徴:接客業や鉱業
バースには約200万人の人々が生活しており、美しい太平洋の水平線を眺めることができます。
・仕事探ししやすい季節・時期は?
スキーリゾートや建設工事などの仕事以外は、あまり時期や季節を気にせずにワーキングホリデーとしてオーストラリアに行ける好きな時期・季節に訪問しても問題ないでしょう。
・オーストラリアのワーホリ冬の仕事はスキーリゾートも
南部の温帯性気候はいわば日本と同じく四季を持っているため、冬になると雪が降り、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州ではスキーリゾートの仕事があります。
・冬の仕事の求職や給料は?
オーストラリアのスノーリゾートでは、地元の人たちだけでなく私たち外国人も雇ってもらえます。
初心者レベルの業務では1時間あたり18.82ドルです。
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